自分を褒めるメリット。毎日できた事を褒めて、自分を伸ばそう

2021/08/20

あなたは、自分で自分を褒めていますか？
褒めるという行為は、実はとても良い影響を与えてくれます。

自分を褒めている？

褒めるって、良い事だと思いませんか？頑張った結果や頑張ったこと自体に対して、「よくやった」や「偉い」と褒められると嬉しくなりますよね。頑張った成果やその過程の奮闘を認めてもらえると、次の行動にもやる気が満ちていきます。

けれど、人から褒められることに慣れてしまうと、ちょっとした褒め言葉では満足できなくなったり、人から褒めてもらう為だけに行動を決めてしまうようになったりと、思わぬ弊害が現れますね。

褒められることは悪いことではありませんが、褒められようとして、人を行動の理由にしてしまうことだけは気を付けなければなりません。
なら、自分で自分を褒めてみませんか？

褒め言葉は、何も人に向けてだけのものではないんです。自分から自分に向けても良い影響を与える言葉になります。

自己肯定感と自己成長

自分で自分を褒めると、どんな良い影響があると思いますか？
それは、自己肯定感を高め、自己成長の促進です。

何かに挑戦したり、失敗から学んでさらに次に挑戦したり。その繰り返しは想像以上に気持ちとの戦いですよね。ふとした疲労や気持ちの萎えから、やる気を失ってしまい、挑戦を止めてしまう。そうなると、自分を成長させることはできなくなってしまいます。

いつまでも成長できないままを実感していると、「自分は頑張っても何もできない」という自己否定に繋がってしまいます。周りがどんどん成長していれば、その気持ちはより強まるでしょう。
それに焦り、無理に何かに挑戦しても、失敗を重ねてしまうだけ。その失敗が重みを持って圧し掛かってきます。

そんな時、自分で自分を褒めることができたら、どうなるでしょうか？
行動の結果が失敗であっても、行動したことを褒め、認められたら心は救われますよね。誰かの言葉でなくても、自分自身の言葉でもそれは同じ。それは、自己肯定感を高めることになります。

毎日の自分の行動を見つめ、その結果だけではなく、行動したこと自体、行動を起こそうとした気持ち自体に目を向け、自分の決断を認めることで、「受け入れられている。認められている」と強く感じることができるようになります。

自己肯定感が強ければ、多少の失敗があっても立ち直れないほど落ち込むことはありません。失敗に怯えることも、過度な反省や後悔をすることも減っていき、失敗という不安がなければ、人は何度でも成長に挑戦することができるようになるんです。

自分を褒めることで自己肯定感を高め、自己肯定感が高いからこそ何度失敗しても挑戦する心が芽生え、行動を続けていくことで、やがてそれが大きな自信となってあなたを支えます。
自分で自分を褒めるだけで、こんなに良い事があるなら、毎日ちょっとだけでも褒めてみませんか？

『褒めて伸ばす』自己成長法

自分で自分を褒めれば、自己肯定感を高め、自己成長を促すことができるとわかりました。では、具体的にどのように褒めていけばいいのでしょうか？
毎日その日にやった事を書き出し、その内容に褒め言葉を付け足すだけ。

例えば、こんな風に書いていきます。
面倒だけど料理をいちから作った。料理して偉い。
雨で水たまりができて、車に水をかけられた。でもイラっとしたのは一瞬。すぐに気持ちを落ち着かせられた。感情を抑えることができて、前より成長している。すごい。
困っている人を助けられた。人に優しくする心の余裕があって素敵。

出来事はなんでも構いません。褒める対象はどんな些細なことでも構いません。目的は、自分を褒めることですから、どんな小さいことでも褒め言葉を付け足してみてください。

最初は、どこを褒めたらいいのかわからないと思うでしょうけれど、自分の良い所を見つけようと意識を向けていくほど、褒め言葉は溢れてきます。

自分はよく頑張っている。成果になるかならないかじゃなくて、行動を起こしたということに目を向けられる。
そういう考えが自然と湧いてくると、物事を視点が変わります。その視点は、対人関係を良好にすることにも役立ちます。

自分のした事を、自分で毎日褒めてみてください。
たったそれだけで、あなたの何かが変わるかもしれません。