自分で出来る『悩みを軽くする方法』気負わずに試してみよう！

2022/07/20

悩みの解決は一朝一夕ではいかなくても、悩み続けて辛い状態を軽減させることはできます。
悩み過ぎて疲れてしまった時には、三つの方法で心を軽くしてみませんか？

答えの出ない悩みから心を軽くしよう

人とうまく接することができない、仕事上の対人関係が競争関係にしかならないなど、対人関係上の悩み。
自分が何をしたいのか、生き辛さを和らげるにはどうしたらいいのかなどの生き方の悩み。
人それぞれ悩みがあり、その答えは簡単には見つかりませんね。考えなければ答えは見つからないものですが、考えすぎても答えから遠ざかってしまうことも多々あります。

悩みは、人が成長する為の伸び代でもあります。不足があるから埋めたくなるし、今より良くありたいと思えばこそ成長しようという気持ちに火がつきます。

しかし、悩みすぎ・考えすぎて気分が沈めば、いつもは上手くいく日常も困難に感じることが増えていくでしょう。そうなれば、さらなる悩みを増やし、成長しようとする気持ちさえも萎んでしまうかもしれません。

悩むことに、疲れすぎていませんか？
その重苦しい気持ちを、少しだけ軽くしてみませんか？

常に悩み、考え続けている状態は心身に計り知れないストレスとなります。考える時には考えて、考えを一時中断して、脳や心を休める時間も作ってみてください。
少し休憩したら、きっと良い考えも浮かびやすくなりますよ。

今回は、悩みすぎてしまった時に、その気持ちを軽くする三つの方法をご紹介します。
どれか一つでも、三つ全部でも試して心を軽くしてみてください。

１．悩みを書き出して気持ちを吐き出す

悩みの堂々巡りに突入してしまったら、不安や不満・怒りなどの気持ちがどんどん心に溜め込まれていきます。その状態が長く続けば、ストレス過多で心が病んでしまう可能性もゼロではありません。

悩み過ぎてしまっている時には、その悩みを紙に書き出し、気持ちを吐き出してみましょう。

スマホやパソコンに入力するよりも、ノートやメモ帳などの紙に書き出す方が効果的です。
あなたが抱えている悩みを言語化し、その悩みの根本はどこか、悩んでいることで感じている気持ちは何かを全て余さず書き出します。
すると、驚くことに少しだけスッキリします。

目に見える形にして、手を動かして『外へと表現する』ことは、溜め込んだ気持ちを口に出すのと同じ効果があるのです。それは人に相談している時のようなもの。
解決になるかどうかではなく、まずはストレスとなってしまう重く重なった気持ちを吐き出して楽になりましょう。

２．悩みを分析して自分に出来ることを探す

悩みの多くは、『どうしたら良いかわからなくなる』ことで堂々巡りとなっています。
例えば、将来安定して暮らしていくことができるのか不安。という悩みを抱えていた場合、住んでいる国や世界情勢、環境問題から住んでいる地域の治安、身近な対人関係や仕事など、様々な問題と課題が浮かび、どれから手をつけていいのか、また何が問題に直結する原因なのかわからずに悩んでしまっています。

連鎖的に悩みを抱えてしまう場合、効果的なのは『今の自分に出来ること』を探すことです。

問題がいくつもあり、その解決が容易ではない場合、自分に出来ることは限られています。
地球の環境問題に不安があっても、自分に出来ることは何か？を考えた場合、大きな問題ほど自分に出来ることはほとんどありません。そうした場合、悩んでいること自体が時間の無駄かもしれませんよね。

自分に出来ることがなければ、悩むことをやめるのも一つの手段です。問題は無くなっていませんが、今の自分にどうにも出来ないことで悩んでいても解決には至りません。どうしようもないからこそ、悩む必要もないと割り切ってみてください。

逆に、自分に出来ることを見つけられた場合、それを実行してみましょう。
出来ること一つで悩みが解決するわけではないかもしれません。それでも行動したことで、ある程度の不安感情は昇華され、心を軽くすることができるでしょう。