あなたの自信の元を見つけよう。あなたの強みの探し方

2021/05/21

自信がない人ほど、「自分には何もできない」と思い込んでいることが多いです。本当はそんなことはないのに、強い無力感が蓋をして、上昇できなくなっています。

自信の元となるあなたの強みを探す方法をご紹介します。

自信が無くなる循環

突然ですが、あなたには自信がありますか？
自信は行動の結果によって徐々に大きく成長していきます。順調に育てば、どんな時にも自分自身を引っ張っていってくれる根拠の必要ない『自分を信じている』状態に至れるでしょう。

けれど、多くの人がそんな根拠のない自信を持てません。特に日本人は自信がないことで有名です。日本人の約半分が「自分はダメな人間」や「自信なんてない」と思っています。
自信が持てないサイクルは、こんな悪循環によってつくりだされています。

挫折や失敗によって、自分はダメだ・価値がないと思い込む。
小さな成功は偶然で、自分の実力だと思えない。
少しの失敗で自己評価をさらに落とす。
自己肯定感が低くなる。
１に戻る。

思い当たる節はあったでしょうか？自信がない人ほど、こんなサイクルの中に身を投じて、溺れかけている状態を続けています。
この状態は非常に苦しく、だんだんと何もする気が起きない無気力になっていってしまいやすい状態でもあります。

自信の元となる強み探し

人生を豊かに、彩りあるものにするならば、やっぱり行動しなければ変化は生み出せません。けれど、その行動をする為には自信がないとできないと思い込んでいます。
最初の一歩は、誰でも自信はありません。自信は、行動のあとからしか付いてきてはくれないんです。

とはいえ、自信のないまま突き進むのは怖いですよね。まずは、自信の元となる強みから探してみませんか？
自信の元となるものは、あなたの中にちゃんと存在しています。それは自分では意識を向けていない部分だから、強みとは思っていないだけなんです。まずは、それを探してみましょう。

１．人から褒められる部分

自信の元となる強みを探すには、人からよく褒められる部分に着目してみてください。人から褒められるということは、その部分が秀でているということです。つまりは、あなたが得意な部分ですね。

実は、自分が得意な部分は難なくできてしまうからこそ、得意だとは気が付いていないことが多いんです。自分では意識できていない得意な部分を知るには、客観的な外からの視点でどう見られているかに耳を傾けるとわかりやすいですよ。

なにより、得意な部分は成長させやすく、成長という結果が出たことで自信につながっていきます。

２．人よりも低ストレスでできる部分

１の得意な部分と似ていますが、人から褒められる部分ではないという点に違いがあります。
同じ作業をしてみても、人は「無理だ」や「辛い」とグチを吐いているのに比べ、自分ではそんなにグチを言うほどのストレスを感じずにできる部分。これも強みです。

これも意識してみないと気が付かないことが多いです。自分がしている事に意識を改めて向けてみると、「これは強みかも？」と感じるものが見つかります。

強みを活かすと自信になる

あなたが持っているその強みは、育てていくと自信になります。「これがあれば大丈夫」と強みにしがみつくのではなく、強みを活かし、行動に変えてみてください。行動は、必ず結果をつくりだします。
失敗なく成長できることはありません。けれど、何度も失敗しても、強みはあなたの中に変わらずにあります。そう考えると、自信はいつでも自分の中にあると思いませんか？

自信がない人は、まずは自分の中にある強みを探してみてください。それを育てることで自信となって、あなたを支えてくれるはずです。