日々の疲れは、きちんと癒せていますか?
心身を回復させずに疲労を蓄積していると、気付いたら動けないなんて状態に陥ってしまうかもしれません。
体と心が訴える限界サインを見つけたら、何を置いてもすぐに休みましょう。
あなたの心身は、もう限界ギリギリまで頑張っています。
目次
体と心が訴える『限界サイン』
仕事も家事も、休めば休むほどに溜まっていく。そんなイメージを持っていませんか?
もしそうなら、あなたは今すぐにでも休みをとりましょう。
仕事も家事も、他の人がやっても問題はないはずです。代わりはいくらでもいるのが、この世の中です。
それなのに、「自分がやらなきゃいけない」や「無理してでも頑張らなきゃ」と考えてしまうのは、追い詰められた思考です。
頑張りすぎて、期待に応えようとしすぎて、周りに迷惑をかけまいとして、無理をしていませんか?
その無理は、いつか体の限界を越え、いつか心の限界を越え、いつか倒れてしまいます。
あなたが認識するよりも、体や心はあなたに気付いてほしいと訴える症状をいくつも出しています。次のような症状に当てはまったら、今すぐに休みをとって、心身ともに回復させる時期と心得てください。
1.慢性的な体調不良
寝ても食べても、丸一日休んでも体調が回復しない状態が続いていませんか?
慢性的な体調不良は、何らかの病気が原因でなければ、疲労が溜まりすぎて心身が回復できない状態にあります。
頭痛、腹痛、軽い吐き気、めまい、耳鳴り、胃腸のもたれなど。症状は様々で人によって、どこに現れるか、どの程度か異なります。
「人と比べてまだ大丈夫」と思っているのは危険です。体調は、人と比べるものではなく、普段の正常な自分と比べなければ、正常と異常の区別が付けられないことを覚えておいてください。
体調不良が慢性的に続くならば、もう体も心も限界です。今すぐに心身を休める時間を優先し、リフレッシュやリセットしましょう。
2.起きられない・眠れない
睡眠障害も、心身の訴える症状によくあります。
睡眠障害と聞くと、何だか大ごとのように聞こえますが、眠りにくい、起きにくいといった症状も含まれます。
睡眠は心身を回復させる重要な行為です。良質な睡眠、適度な睡眠時間が確保できないと、心身の疲労は回復せず、疲れたままの状態が続きます。
その状態は、慢性的な体調不良へとまっしぐらです。
寝る時間がまちまちだからと考えている人は、考えを改めましょう。
睡眠は、長期間ストレスに晒されることでも簡単に乱れ、不眠になりやすくなるのです。たかが眠れないくらいと思わず、正常な状態とは違うことを認識してください。
3.気分の落ち込み
気分の落ち込みは、誰にでもよくある症状ではありますが、うつ状態にもよく見られる症状です。
何事にもネガティブになり、気分が落ち込んだ状態から回復しない、または訳もなく落ち込んだままが続いているのは正常とは言えません。
そのような気分の落ち込みならば、うつの疑いが考えられます。2週間以上も同じ状態が続くならば、専門医を受診し、今の状態を正確に把握してみてください。
趣味や楽しいことを楽しいと感じられるならば、リフレッシュする時間を持ち、自分を癒してあげましょう。
疲れはこまめな回復が一番効く
体の疲れも心の疲れも、ドカンと頑張ってエネルギーがゼロになるまで疲れ果てるまで無理をしてしまうと、回復には想像以上の時間がかかります。
それよりも、疲れが溜まる前に回復する『こまめな回復』が、一番回復効率が良く、結果的にパフォーマンスも向上していることが科学的な実験で証明されています。
あなたは、無理を通しすぎていませんか?頑張りすぎることが美徳と考えていませんか?
意識を変えましょう。
疲労は溜め込んでも良いことはありません。「やり切った!」と強く感じることはあっても、それは一時的な快楽を求め、自分を痛めつけているのと同じです。
その時はそれで満足感を得られますが、次はどうなるか想像がつきますよね。
自分を労わることを覚えましょう。
自分で自分の状態の把握が難しければ、周囲の人に聞いてみたり、カウンセリングを受けてみたりすることをおすすめします。
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