生き辛さを引き起こす要因には、『自分』を知らないことが挙げられます。あなたは『自分の本心』をどこまで理解して受け入れていますか?
目次
自分を知るメリットとは?
生きていると、「こんな時どうしたら良いんだろう…」と悩むことがたくさんありますよね。答えを見つけるには、『自分』をどこまで深く理解しているかが重要です。
『自分』を知らないで物事の判断をしようとすると、本当の気持ちに気付かず真逆の選択をしてしまったり、周りの反応を正解だと思い込んだりしてしまいます。
これでは、自分の人生なのに他人任せで、自分らしい生き方ができません。
では、『自分』を深く知り、理解し、受け入れていた場合にはどうなると思いますか?
自分の本当の気持ちがわかっていれば、周りがどんなに否定しようとも自分らしい道を踏み外すことはないでしょう。他者を顔色を気にせず、自分の本当の気持ちと向き合い、自分が何を求めているか・何をやりたがっているかで決断します。
その生き方は、周りの人達や時代と合わないこともあるでしょう。周りからは「浮いている」と捉えられることもあるでしょう。
けれど、それが自分の人生には何の影響もありません。周りは傍観者で、自分は人生の主役です。主役が思うままに動けば、最高の舞台になるのは間違いないからです。
ただし、多くの人が『自分』をあまり知らずに生きています。
心にある気持ちなど、考えればすぐにわかると思っているでしょう。違うのです。心は隠し事が上手なのです。
周りを気にして、嫌われたくない人の顔色を伺い、世間の常識や平均値を下回らないよう、時には上回らないように気をつけて生きていませんか?
そうした生き方は、一度身に付くと無意識に行動に移してしまいます。無意識に思考にインプットされます。
本当の気持ちは、いつも知覚するところよりも、もう少し奥まで意識を伸ばさなくては届きません。
『自分』を知り、理解するということは、いつもよりも深く『自分』を認識し、そこにある思いを受け入れることを言います。
今まで見えていた部分が全てではありません。
いつもより深くにいる『本当の自分の気持ち』を、見つけてみませんか?
1.瞑想をする
隠し事が上手な心は、自分自身にでさえも奥底に隠した気持ちを簡単に見つけさせてはくれません。無意識の自分が「この気持ちは見つけられてはいけない」と、あえて心の奥底に隠したからです。
そんな深いところにある気持ちを、どうやって見つければ良いのか。
まずは瞑想を試してみましょう。
瞑想を行う効果は、思考や感情のリセットや目の前の物事に集中力の向上などがあります。心の奥底に隠した気持ちを見つけるのと、どう関わりがあるのかというと、リセット効果が役に立つからです。
人は常に様々な気持ちを抱いています。何かを思い出した瞬間や出来事を目にした瞬間に、心の中にはたくさんの気持ちが渦巻いていますよね。それらは表面的な気持ちです。
表面的な気持ちを落ち着かせて、深部に潜む自分の気持ちや思考に意識を向けるのに、瞑想が役に立ちます。
ゆっくりと深い呼吸を繰り返し、思考を止めて、荒れ狂う感情を止めて、その後で自分の心の中にある気持ちと向き合います。
心の奥にある気持ちに触れるには、心を落ち着けなくては叶いません。
2.一人で出かける
一人で自由気ままに出かけてみてください。遠出をしても近所でも構いませんが、できるだけ『いつも立ち寄らないエリア』に行ってみましょう。
いつも行くエリアでは、行動がパターン化されていて、ほとんどが無意識に行動できてしまいます。また、誰かと一緒にいると自分よりも周りにいる誰かに意識が集中してしまいます。
『自分』を知るには、「自分はどうしたい?」を考える場所にいるのが良いのです。
どこへ行くか、何を食べるか、何がしたいか。何をするにも一つ一つ考えて答えを出さなくてはなりません。この過程が、『自分』をより深く知るきっかけとなります。
3.日記を書く
『自分』を深く知るには、日記は最適の方法です。
けれど、日記を毎日書くのは億劫だとも感じますよね。それは長々と自分の思いを書き連ねなければならないと考えているからではありませんか?
日記は、長く書く必要はありません。2〜3行くらいの短い日記で十分に自分を知ることはできるのです。
毎日、寝る前に1日を振り返って、何が嬉しかったか・何が悲しかったかを書き出してみましょう。書くことはその二つだけで大丈夫です。
そうして毎日書いていると、だんだんと自分がどんなことに喜びを感じ、逆に何を嫌だと思うかの傾向がありありとわかります。
日記を書いていて気になることがあれば、少しだけ時間をかけてその時の気持ちを深掘りし、自分は本当はどう思っていたのかを知っていけるでしょう。
頭の中で考えるより、文字に書き出してしまった方が捉えやすくなる利点もあります。
自分を知ると生きるのはもっと楽しくなる
周りに忖度せず、仮面で覆った自分ではなく、本心からの『自分』を知ってみませんか?
周りとの衝突を避けようとするあまり、無意識に仮面を被っていることがあります。その仮面は、いつ付けたかさえ覚えていないでしょう。
けれど、確実に自分を周囲から隠し、本音を言わせないためのものです。
付け続けていれば、周りとの衝突は減少します。
その分、不満や不安は心に溜まり続けます。
それでは、生き辛くなってしまうのではないでしょうか?
自分らしく生きましょう。そのためには、『自分』を知らなくてはできません。
今より少し深く『自分』を知って・理解して・受け入れてみませんか?
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