やってはいけないストレス発散方法。ストレスをどこに向けて発散していますか?

我慢が続くと、ストレスは溜まりやすくなりますよね。
自分がこんなにも我慢しているのに、周りに我慢していない人を見かけると、ついイラっとしませんか?

そんな時ほど、ストレスをあらぬ方向に発散させようとしてしまいます。

目次

 

ストレスを人に向けてしまう時

たばこの吸い殻と灰皿の写真

ストレスを感じたら、どうやって発散していますか?激しい運動をしてみたり、カラオケなどで大声を出してみたり、人によって方法は様々ですが、どれも周りにいる誰かを傷つけてしまう方法ではありませんよね。
けれど、時に発散の方法や方向を間違えてしまい、周りにいる人達に溜め込んだストレスをぶつけてしまうことがあります。

ストレスを人に向ける時とは、どういう時だと思いますか?
それは、自分ばかりが我慢を強いられていると感じた時です。

「自分は我慢をしている。耐えている。それなのに、周りはお構いなしで自由気ままに行動している」この感情があると、我慢で溜め込んだストレスは周りの人達にぶつけやすくなってしまいます。
我慢できている自分は偉い。我慢もできない不出来な人達。という図式ができあがり、まるで説教をしてあげるかのような気持ちで、周りの人達にストレスをぶつけてしまいます。

 

ストレス発散が苦手な人ほど危険

威嚇する猫の写真

ストレスを人にぶつけてしまう人には、ある特徴があります。それは、普段からストレス発散が苦手だったり、意識してストレス発散ができていない人です。

ストレス発散が苦手や上手くできていない人は、ストレスを効率よく溜め込む方が得意です。我慢に我慢を重ねているのに、その我慢している状態が正常だと思い込んでしまっています。その為、ストレスが溜め込めないほど溜まってから、突然爆発させてしまうんです。
本人に八つ当たりのつもりはなくても、流れ出した感情を止めることができず、周りの人にぶつけてしまいます。

ストレスは、溜め込んではいけませんし、人にぶつけてもいけません。一人一人が、自分のストレスと上手く付き合えれば、八つ当たりなんてものは減っていきますよね。
ストレスを上手く発散させる為には、ストレスの種類、ストレスの程度、そして発散方法の3つのポイントを掴んでおきましょう。

 

1.どんなストレスに弱いか知っておく

ストレスは変化そのものです。良い変化も悪い変化も、変化したこと自体がストレスとなって感じられます。人によってその程度は様々。自分がどんなストレスに弱いのかを知っておくことは、ストレス発散の助けにもなります。

例えば、苦手意識を持っている行動をとることは、そのままストレスとして感じやすいですよね。「自分は人見知り」と思っている人が、人前で発言することは大きなストレスになります。
では、人付き合いは得意と思っている人はどうだと思いますか?

人付き合いが得意な人であっても、人前で発言する行為にはストレス感じている場合もあります。自分では気が付いていないだけで、心拍数が上昇していたり、呼吸が浅くなっていたりしたら、体はストレスを感じているという状態です。

気持ちの上だけではなく、体の変化にも意識を向けると、今までは認識できていなかったストレス源を見つけることができますよ。

 

2.ストレスをどれだけ受けたか早めのチェック

ストレスは溜め込んでも良い事は何ひとつありません。溜め込む前に発散させるのが最良です。
けれど、実際にはストレスメーターが付いているわけでもないので、目で見てわかるものではありませんよね。そうすると、どうなるか。限界がくるまでストレスを溜めに溜めて、爆発してから気が付くというパターンに陥ってしまいます。これは最悪のパターンです。

人はストレスを受けると、心身に何らかの変化が現れます。体温が上がったり下がったり、体がむくんだり、肩や首がこったり。
変化そのものは小さいですが、意識を向けてみるといつもと違うことがわかります。そうしたストレスによる変化をいち早く見つけることで、ストレス発散のタイミングを計ることができるようになります。

 

3.ストレスは小出しに発散

溜め込んだストレスの発散は、かなり大変ですよね。カラオケで6時間歌いっぱなしでも、フルマラソンを走っても、まだまだ発散しきれません。ストレスを溜め込んでしまうと、発散するのにもひと苦労です。

ストレスは毎日とまでは言いませんが、週末にはリセットできるように小出しに発散させるように心がけてみてください。
ストレスが小さい内なら、発散させることは大変ではありません。ちょっとした気分転換で簡単にリセットできてしまいます。

ストレス発散の方法も、いくつか用意しておくといいですね。ひとつの方法にこだわらず、新しいストレス発散方法があれば、まずは試してみることをおすすめします。
ストレス発散の方法は、慣れてしまうと効果が薄れてしまうことがあります。そうなった時に別の発散方法があると、ローテーションしながら発散できるので、ストレス発散できなかったという危険を回避できます。

 

ストレスと上手く付き合おう

ピンクのバラの写真

人が生きていく上で、ストレスから逃れることはできません。ストレスは悪いものだけではなく、自分にとっての良い変化もストレスになるからです。

例えば、会社で昇進することは良い変化ですよね。けれど、昇進によって周りから期待が膨らみすぎれば、昇進の喜びや仕事への意欲は、たちまちプレッシャーに変わってしまいます。その状態が長く続けば、心には負担となってしまいますよね。

ストレスを受けている期間が長引くほど、心身へ悪い影響を与えます。
ストレスは適度に受け、適度に発散させるサイクルをつくり上げ、自分の心の健康を保てるように意識してみてください。

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