頑張るべき時に頑張らないと、人生はどんどん悪くなる。そんな不安や心配にかられて、頑張ることを止められずに、どこまでも走り続けていませんか?
休まずに走り続ければ、人は簡単に壊れてしまいます。
今回は、休んでも悪い事なんて起きない、頑張りすぎる方が悪い結果になってしまうことをお伝えしたいと思います。
目次
頑張りすぎがわからない
あなたは夢や目標に向かって、努力することを惜しまないタイプでしょうか?もしそうなら、頑張りすぎで心身ともに疲労していることに気が付かない時があるかもしれません。
もし、疲れていても頑張りすぎてしまったら、その疲労の回復にはとんでもない時間がかかってしまいます。最悪の場合は、何か月や何年もかかることも。
頑張りすぎてしまう人は、どこまで頑張ればいいのかわかりません。元々、我慢することが得意なので、自分の限界を超えて頑張ることに慣れてしまっているんです。
また、一時的にでも休むことに罪悪感や不安を感じてしまい、休むことを拒否してしまうこともあります。
そう考えている人ほど、休むことは心身の調子を整える為に必要な時間と頭ではわかっているのに、実際に行動に移せずに、頑張りすぎて体や心を壊してから、やっと休まざるを得なくなります。
自分の限界を知りたい。どこまで頑張り続けられるかやってみたい。という場合でもなければ、休まなければ大変なことになるのは明白です。それでも頑張り続けてしまう人は、こんな症状が現れたら、休むタイミングが来たと思ってください。
1.眠れない・眠りすぎる
疲れていると、睡眠に異常をきたす人は多いです。
睡眠は体を再生させる為に必須です。長期間にわたって睡眠時間を削る行為は、自殺行為といっても過言ではありません。
よく聞くのは、眠れないという症状。緊張状態が続いていると、脳が「寝ている場合じゃない」と判断して、寝付きづらくなったり、眠りが浅くなったりします。
けれど逆の場合もあります。眠りすぎるという症状です。こちらも異常な疲れを回復させる為に、脳が「たくさん眠らなきゃいけない」と判断しています。
いつもよりも眠れない、もしくは眠りすぎて朝起きれないという症状に気が付いたら、もう体も心も疲れ切っている証拠です。
2.食欲異常
食べる量が極端に減った、または増えたという時、あなたは疲れ切っています。
食事は心身を支える大切なエネルギー補給です。それが極端に増えたり減ったりするということは、体の中にエネルギーが足りていないか、エネルギーを補給することさえもできなくなっている証拠です。
食べる量が減るよりも増えているなら大丈夫と思うかもしれませんが、食べても食べても満足できない時は、精神的に不安定になっている時です。現実的に満たされないから、それを食事で代替えしようとしているだけ。そんな状態が長続きしてしまうと、やがて食べて回復させることもできなくなってしまいます。
3.胃や喉に違和感
喉の奥がきゅっと掴まれる感じや、異物がある感じ、または胃に違和感を感じたら、大きなストレスを感じ続けているという証拠です。
胃や喉は、精神的な影響を受けやすい部位です。多少のストレスならば違和感とならなくても、それが長く続いたり、抱えきれないほど大きなストレスになったりすると、喉の奥や胃に違和感や閉塞感という症状になって表れます。
痛みではないので、放置しやすい症状なんですが、放置してもストレス源が消えていなければ、もっと大きな症状となっていくだけです。
4.手で顔や体を抱える
行動というものは、現在の精神状態を表している場合があります。特に、頑張りすぎている時の自分の行動には。
手で顔を覆ったり、体を抱きしめるようにしていたり。そんな行動が現れている時は、心が「助けてほしい」と伝えています。
抱きしめる、抱えるという行為はハグですよね。ハグには、不安を低減させ、安心感や幸福感を増す効果があるとされています。
それを自分自身にしているということは、現在の自分自身には不安がいっぱい溜まっているということです。
休んでも悪い事は起きない
休まずに頑張り続けてしまい人の中には、休んでしまうと頑張ることを止めてしまうと、現状が悪化するんじゃないか?もしかしたら全てがダメになってしまうかもしれないんじゃないか?という恐怖を想像してしまい、休むことを選べずに頑張り続けるしかないと思い込んでいます。
一度想像してしまった恐怖を乗り越えるのは、なかなか難しいですよね。
けれど、たった数分、数十分、たった一日を休んだことで、今まで頑張ってきた現状にどれほどの影響があるか、休まずに頑張り続けたら、どうなるかを考えてみてください。
疲れた頭で考えた行動は、上手くいきますか?
ケアレスミスが増えていませんか?
イライラして八つ当たりしていませんか?
自分を否定して、未来に絶望しながら行動していませんか?
イライラして、未来に絶望して、ミスに頭を抱える時間が増えるよりも、心と体を休ませてから、再び頑張り出した方が、効率よく物事を進められますよね。少しのミスでイライラしないし、心身に異常を訴えるほどのストレスも消化できます。
あなたの頑張りは、少し休んだくらいで消え失せてしまうものではありません。その頑張りを結果に繋げるには、休む時にちゃんと休みましょう。休まず頑張り続ける方が、今までの頑張りを無にしてしまう可能性が高くなります。
休んだことで、悪いことは起きません。しっかり休んで、再び頑張るのはそれから。
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