食事のペースでわかるストレス度。10分以内の食事時間は要注意

普段から、食事時間にはどれくらい時間をかけていますか?
短い時間で早食いしてしまっている人は、心に相当なストレスを抱えている可能性が高いといえます。
あなたの食事時間を見直してみませんか?

目次

 

食事時間とストレス度

朝食の写真

人によって、食事という行為の捉え方は様々です。あえて質問することがないだけに、人が食事に対してどう思っているかを知ることはありませんよね。
食事には、その人の性格を垣間見ることができます。そして、ストレス度も表れているのです。

三食をきちんと食べた方が体にいいとされたのは昔の考え。今は、自分の体に必要なタイミングで体に負担をかけない程度の量を摂ることが健康的だとされています。
人によっては、一日二食や一食という人もいるでしょう。自分自身の体を観察し、その方が健康的だと判断できたなら、問題なんてありません。

問題なのは、自分の体を酷使していることに気がつかず、もしくは気がついても改善せずに食事をしている場合です。
食事は疲労した体にエネルギーを補給する行為。決して疎かにはできないものです。しかし、食事を空腹を満たす為や栄養を摂取するだけと考えている人は、特に早食いの傾向が強く表れています。
以前はそうではなかったのに、最近はそういう考えの元で食事を摂っているという人ほど、強いストレスを抱えていることが多いです。

あなたは、食事をどう捉えていますか?

食事は体を回復させるエネルギーや栄養を補給するのみならず、ストレスを解消する助けにもなります。
食事の時間で、次の三つを気にかけてみませんか?ただのカロリーや栄養摂取という早食いの食事から、食事という行為を楽しむ時間へと変わるはずです。

 

1.味わう

早食いの人ほど、食事を味わって食べることがほとんどないのではありませんか?
食事全体の味付けが、不味くなければ気にかけず、「お腹に入ればいい」や「カロリー、栄養摂取ができればいい」などと考えている人が多いです。

けれど、食事にはたくさんの楽しみが詰まっています。
まずは食材を味わうこと、季節感を味わうことです。

食材も、切り方ひとつで食感に大きな違いが現れます。コンビニで買ってきたご飯であっても、メーカーによる違いがあれば、味にも違いがあるはずです。
食感や染み込まれた味を解析するように、しっかりと味わって、「この味は何だろう?」や「この味付けは好きだな」という考える時間を楽しんでみてください。

しっかりと味わって食べていると、食事時間は自然と長くなります。そして、味わっている間は嫌なこともストレスを受けていることさえも忘れているはずです。

 

2.時間を楽しむ

一人であっても誰かと一緒の食事であっても、食事の時間そのものを楽しんでみてください。
食べることに集中するのもいいですが、食事を楽しいと感じて、その時間に身も心も委ねて、じっくりと味わい尽くすのです。

外食ならば、お店の雰囲気や店員さんとの会話にも、楽しみはありますね。その日のおすすめメニューを聞いてみたり、自分の好みに合うものを選んでもらったり。

自分で料理するならば、料理する段階から楽しめますね。旬の食材を使ってみたり、作ってみたかったメニューに挑戦したり。盛り付けにもこだわってみるといいでしょう。

何を食べるかを探し、選ぶ。場の雰囲気や食事をするまでの時間をも楽しむ。そうやって一時でもストレスから離れていきましょう。

 

3.会話を楽しむ

複数人での食事なら、その場でしかできない会話を楽しんでみてください。
仕事の仲間で食事をすることもあるでしょう。けれど、食事の時だけは仕事の話はやめましょう。それよりも、お互いに興味のある話題や、ワクワクする話題を選んでください。

食事というストレス解消であり、エネルギー補給の場で、ストレスの溜まる話題はいけません。食事が嫌になってしまいます。

食事をしながらの会話は、自然とゆっくりとしたペースになります。口に食べ物を入れたまま話すことはできませんからね。
そのゆっくりとしたペースが、考えながら話すにはちょうどいいのです。

 

食事はストレス解消の一助になる

旅館の食事風景の写真

ひとつの事に集中する。食事という行為に集中し、没頭する。それはまるでマインドフルネスの考え方ですよね。マインドフルネスには瞑想や呼吸法がありますが、食事もマインドフルネスのひとつといえるでしょう。

食事という行為に没頭し、食材を味わうこと、場の雰囲気を楽しむこと、一緒にいる人との会話に熱中している状態は、食事に集中している状態です。
集中することは、他の全てから切り離された状態。それは、ストレスケア法として正しいものです。

食事をただのカロリーや栄養補給と考えていれば、食事という行為を楽しむこともできず、ストレス解消にもなりません。そんな食事を続けていれば、一日の中でうまくストレスから距離をとる時間が減ってしまいます。

時間に追われている人ほど、ゆっくりと食事に集中する時間を持ってみてください。
食事に集中している間は、ストレス源から離れ、モヤモヤとした気持ちの堂々巡りを考えることもありません。そんな食事時間があるから、その後の時間に活動的になれるのです。

食事を楽しんでみてください。
ゆっくりと味わい、雰囲気も会話も楽しみ尽くして、自分自身を癒す時間にしてあげましょう。

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