労働と休息の上手な切り替え方。自分を認める『自分』の視点

休もうにも休めない。
それは、タイミングの問題でしょうか?心の問題でしょうか?

休むべき時に休めるようになる為に、上手な切り替え方をご紹介します。

目次

 

休めない?休まない?あなたはどっち?

オフィス街の横断歩道の写真

休憩しない人の行動の裏には、主に2通りの思考があると考えられます。
休むタイミングがわからなくて、休むに休めないでいる人。
自分の働き程度で休むのは申し訳ないと罪悪感を覚え、休めないでいる人。
あなたは、どちらのタイプですか?

今回は、それぞれのタイプでの上手な休憩の取り方をご紹介します。
働くことも休むことも、どちらも心を満たす大切な行動です。どちらから疎かにすることのないよう、休む時には休めるようになりましょう。

 

1.タイミングがわからない=時間割を作ろう

休めないと感じている人の多くは、忙しいあまりにどのタイミングで休めばいいか、わからないということが多いようです。
それを解決するには、自分の時間割を作りましょう。

一日の出来事を時系列に書き出します。短い日記などを代用しても構いません。
そうすると、一日にどれくらい働き、どれくらい睡眠をとっているかがわかります。休憩しているタイミングやその時間も。

働いている時間に対して、休んでいる時間があまりにも短い・少ないと、心身に疲労が蓄積されます。
今現在のあなたの心身はどうでしょうか?疲れが溜まっていますか?もし、疲れが溜まっていると感じたら、休憩時間を伸ばす・増やさないと、その疲れはどんどん溜まっていき、やがて限界を迎えるでしょう。

学校の授業のように、9時〜10時までは働き、その後10分間の休憩を入れる。休憩時間にはお茶を用意して、ソファーでゆっくり体を伸ばすなど、一日の時間割と休憩時間の行動内容を決めておけば、あとはそれに沿って行動するだけです。

最初は組んだ時間割ではうまくいかない場合が多いでしょう。休憩するタイミングをずらしたり、時間を伸ばしたり短くしたりして、自分がちょうどリフレッシュできるタイミングと時間を調節していってください。

また、休むタイミングも時間も、その時々の状態によって変化するものです。休むことに慣れてきたら、自分の状態を客観的に把握し、タイミングや時間もそれに合わせて調整してみましょう。

 

2.休むのに罪悪感=『他人の自分』視点を作ろう

休むのに罪悪感を覚える人は、前回の記事でも書いたように、休むことに対して何らかのマイナスイメージを持っているのが原因です。
前回の記事はこちらからお読みいただけます。【疲れた。でも休めない」はナゼ?休めない・休まない人の心理

その原因は根深く、簡単にひっくり返せません。原因の分析と解決は別として、今のまま上手に休めるようにするには、自分を客観視する視点を身につけ、その視点から「休もう」と提案してもらいましょう。

休むことに罪悪感を覚える人は、自分には価値がない・低い、周りの人に迷惑をかけてしまうなど、自分を過小評価する癖があります。だから、自分自身の努力を認め、堂々と休もうとはしにくい心理が働いているのです。

そこで、自分自身を客観的に見る『他人の自分』から、働きぶりを観察してみてください。
もしそれが、『あなた自身』ではなく『他の人』だったら?と考えてみると、働いた分は休むべき、休んでもいいと思えるようになります。

客観的な視点で自分を見るのが難しいと感じる場合、鏡を置いて、その中の自分を見つめたり、自分の斜め上から見る視点を想像したりして、客観的な視点を獲得してみましょう。

 

あなたは十分に頑張っています

ニセアカシアの写真

頑張っていない。
まだ頑張らないと周りから認められない。
そう口にする人ほど、もう十分すぎるほど頑張ってきています。そして、これから先もそのまま頑張り続けようとして、無理を通してしまいます。

あなたは、もう十分に頑張ってきました。
あなたの働きをグラフにしたら、十分に努力が積み重なっているのではありませんか?
成果がどう出ているかは別の課題です。それはそれとして別に扱わないと、休む時に休めなくなりませんか?

休めば、脳も心も体もリフレッシュして、同じだけ働いても今よりも心身にかかる負担を減らせます。それだけ『休息』は必要不可欠ですよね。

あなたの頑張りを、あなたが無視してしまわないように。
いつか、自分の頑張りを認められるように。
今は、休むべき時に休んで、心身を労ってください。

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