イライラをぶつけてくる人は、どうしてそんな酷いことをしてくるのかと、頭にきますよね。
しかし、その理由と対処法を知れば、イライラをぶつけられて自分までイライラしてしまうのを予防できます。
目次
イライラをぶつけてくる人の心理とは?
自分のイライラを人にぶつけてくる人は、何を考えているのかと思ったことはありませんか?
実は意外と単純な気持ちが根底にあり、『自分を守りたい!』という強い気持ちが隠れています。
まずは、人がイライラする時とはどういう時なのか考えてみましょう。
自分の思い通りにいかなかった、図星をつかれた、何か強い不安を抱えているなどが挙げられますね。
それらの根本にある気持ちとは、自信のない自分を大きく見せたかったり、不安を隠すために声を張り上げていたり、自分の方が優位だと知らしめたかったりなどがあるでしょう。
その全てが、相手が抱える問題であって、イライラをぶつけられた側がどうすることもできないものばかりです。
つまりは、イライラをぶつけてくる人に対して、できることは『関わらない』の一択なのです。
けれど、それが自然とできれば問題なんて最初から起きていませんよね。神や仏でもない一人の人間ですから、イライラをぶつけられたらイライラもします。
そんな時、無理に相手を無視しようとしても、相手はさらに追いかけて感情をぶつけてくることもあるでしょう。うまく回避するには、次の三つの対処法を実践してみてください。
1.言葉をそのまま受け取らない
まずは、自分自身がイライラして冷静さを欠いてしまわないために、相手の言葉をそのまま受け取らないと決めましょう。心でそう思うだけでも大丈夫です。
まずは、相手の感情に飲み込まれないよう、一歩引いてみることが大切です。実際に一歩後ろに下がってもいいですよ。
心の中でも実際の状態でも距離をとることで、相手の感情を客観的に捉えられるようにしてみてください。
冷静に相手の言葉を聞くことができたら、次のステップへ行きましょう。
2.相手は自己防衛をしていると認識する
次は、相手の状態を客観視するために、「相手の言動は自分への攻撃ではなく、自己防衛をしているだけなんだ」と認識します。
攻撃は最大の防御という言葉もありますが、ここではあえて忘れてください。相手はただ、弱い自分を守るため、傷ついた自分を守るための行動をとっているだけだと思えば、相手が何を言ってきても自分の心に刺さることはありません。
ただ盾を振り回している人と剣を振り回している人とでは、前者の方が危険度は低いですよね。そのイメージを持って、冷静な自分自身で相手が何を言いたいのかを考えてみてください。
もしかしたら、相手にとって不快なことをしてしまい、それに対して怒っているのかもしれません。感情的な言葉を省き、冷静に事実を確認できれば、相手が本当は何を言いたいのかに気付けます。
3.自分にできることがなければ関わらない
最後のステップでは、相手の求めていること言っていることに対して、自分ができることを考えてみましょう。
もし、相手にとって不快なことを無意識にしてしまったのであれば、謝罪する必要がありますね。
人にとっての快不快は、人それぞれ違うものです。思わぬところで相手を不快にしてしまうこともあるでしょう。そんな時、言い訳をするのではなく、素直に謝った方が相手も怒りを納めやすくなります。
しかし、相手が自己防衛のためだけにイライラをぶつけてきているのなら、自分にできることは何一つありません。すぐにその場を離れてもいいし、無理に話に付き合う必要もありません。
相手の問題に関わりすぎると、相手から依存されてしまったり、何か起きるたびに責任を負わされてしまったりするので、人への過干渉はしない方が良いでしょう。
人のイライラを受け取る必要はない
人の感情は、その人自身のものです。その人が対処すべきもので、周りが必ずしも受け止めなければならないものでもないし、コントロールしてあげようとする必要もありません。
イライラをぶつけてくる人は、まだメンタルが幼いのだと考えてみてください。
まだ小さな子供だから、自分の中で感情を処理することが下手で、周りに当たり散らすしかできないのです。
そう考えると、イライラを受け流しやすくなると思いませんか?
人のイライラで、自分の心まで乱されてしまわないよう、対処法を心得ておきましょう。
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