短所や欠点を無くそうとするほど苦しくなる!短所も欠点もあって良いと受け入れよう

「人は完璧にはなれない」とわかっているはずなのに、短所や欠点を克服しようとするのは矛盾していると思いませんか?

目次

 

完璧を目指すほど心は苦しくなる

椿の写真

あなたは、自分の短所や欠点を、どう捉えていますか?
そして、どうしたいと考えていますか?

人は、常に完璧であろうと無意識に意識的に行動しています。意識して「完璧になんてならなくても良い」と言いつつも、無意識の根深いところでは「完璧でありたい」と理想を追い求めることをやめられないのです。
だからこそ、向上する気持ちを湧き上がらせることができるとも言えますが、その気持ちがゆえに自分自身を追い詰めてしまうことにもなります。

幼い頃から、こんな風に言われ続けていませんでしたか?
「短所は克服するべき」
「欠点は無い方がいい」

完璧な人なんていないと言いつつも、やはり人は心の底では「完璧でありたい」と求めることをやめられないのでしょう。親から子へ、自分が達成できなかった希望を賭けるように、大人から子供へ、より良くなってほしいと願いを込めて。

けれど、そう言われても辛くなってしまうだけですよね。
短所や欠点を克服することは、不可能なのですから。

できないとわかっていることを、出来るまで頑張れと言われても、できないものはできないのです。しかし、周りの目を気にして、出来るようになるまでとにかく頑張らなくてはならないと思い込んで、自分を追い詰めてしまう人がたくさんいます。

無理をして生きるのは、楽しいでしょうか?
自分が望んだわけではない努力をし続けることは、辛いだけではないでしょうか?

 

1.短所も欠点もあって『自分』

自分がそのままの全てで『自分』として存在していることを、認めてみませんか?

短所や欠点が何一つない人間なんて、世界中どこを探しても存在していません。だからこそ、人は完璧でいたいと求めるのかもしれませんね。
けれど、その気持ちが自分自身を過酷な生き方へと追い詰めているとしたら、その思考を手放して楽になった方が、人生を楽しめると思いませんか?

例えば、あなたが憧れる人や好きな人を思い浮かべてみてください。その人達には様々な魅力があり、あなたの心が惹かれるだけの長所がありますよね。
けれど、そんな人達にも短所や欠点が必ずあります。

短所や欠点があっても、あなたがその人達に憧れる気持ちや好きという気持ちが失われるわけではありませんよね。
それは、あなたにも言えることです。

あなたの周りにいる人達は、あなたの長所も短所も含めて一緒にいることを選んでくれた人達です。その人達からすれば、短所なんてあって当たり前でしょう。
あなたの短所や欠点、あなた自身も認めて受け入れてみてください。きっと心の重荷を下ろせるから。

 

2.欠点を逆から捉えてみよう

短所や欠点は、ある意味では一つの面から見た特徴でしかありません。
例えば、優柔不断な人は慎重とも言えるし、短気な人は感情が豊かとも言えますね。

短所も長所もあって人間です。どちらもあるのが当たり前です。だから、あえて短所を克服しなくても、あなたの魅力が減るわけではないのです。

自分にマイナスのレッテルを貼り付けていないか、確認してみてください。
そして、マイナスのレッテルをプラスに貼り替えてみてください。きっと、あなたの新しい魅力に気がつけるでしょう。

マイナスのレッテルについては、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
自分に『マイナスのレッテル』を貼っていない?自分を縛る鎖の正体

 

克服なんてしなくても『らしく』生きられる

紫の花の写真

無理に短所や欠点を減らそう、無くそうとする必要はないと、現代では新たな認識が広まりつつあります。
確かに、ある程度のことは自分一人で出来た方が良い場合もありますね。しかし、なんでもかんでも周りと同じに出来るわけでもないはずです。

『自分と人は違う』
それをもっと意識してみてください。

あなたには、短所も欠点もあるけれど、それら全部で『あなた自身』なのです。
自分らしく生きるとは、そんな短所や欠点を受け入れて、楽に生きていくことではないでしょうか。

頑張りすぎず、肩肘を張らず、無理をせずに生きてみませんか?

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