『出来ることがある』を知る喜びに触れよう

自分は不幸だと強く感じてしまう要因に、「自分には出来ないことばかりだ」という思い込みがあります。
あなたは、何か出来ないことがあると、この世の終わりのように嘆いていませんか?

目次

 

人には出来ないことが必ずある

曇り空と電柱の写真

人は、自分には何が出来て、何が出来ないかを知っています。出来ないことは数えても数えても尽きないほど多く、つい人と比べてみてしまって、自分の無能さに悲しくなってしまいますよね。
けれど、どんな人でも、出来ないことは必ずあると理解していますか?

例えば、会社一番の営業成績の人でも、家事は不得意だったり。人の気持ちを察して癒すことのできる人でも、自分の気持ちには疎く、自分自身を蔑ろにしてしまったり。
人それぞれ、出来ることと出来ないことがあるものです。それは、欠点ではなく、得手不得手ではないでしょうか。

出来ないことが、間違いですか?
そんなことはありませんよね。赤ちゃんは、泣いて体をじたばたさせることしかできませんが、生きているのが間違いではありませんよね。体を動かしながら筋力を鍛え、少しずつ動ける範囲を広げています。大人たちの声を聞いて、言葉を覚えていきます。そうやって、自分が出来る範囲を少しずつ広げていくのです。

大人も同じです。今、出来ないことがあっても、それは今まで出来なかっただけのものです。繰り返し練習していけば、出来るようになるかもしれません。もし、それでも出来るようにならなければ、それは不得手だったというだけ。

無理に不得手なものを出来るようになろうとしても、ただただ苦しいだけです。
出来ないことは必ずある。だから、出来ないことにばかり意識を向けていることは、「自分には何もできない」と無気力になる暗示を自らにかけているようなものです。

出来ないことを数えて、その数が減っていかないことに嘆いて、そうやって生きることが苦しく辛く感じていませんか?
その苦しさ辛さは、喜びや楽しさに変えられます。

 

『出来ること』を喜ぼう

ノートとペンの写真

人は最初から、何でも出来るわけではありませんでしたね。赤ちゃんのように何も出来ない状態で生まれ、体を動かし、頭を働かせて、出来ることを少しずつ増やしてきました。
それは、出来ない状態が当たり前だということではないでしょうか。

出来ることを増やしていけば、自信にもなるし、成長もしていけます。だからといって、無理をして周りに合わせるように、同じことが出来るようにならなければならないというわけではありません。そして、出来ないことは決して無くなりはしませんね。

出来ない事を数えて、「自分には、なんで出来ないんだ」と悲しんだり怒ったりしても、自分を傷つけるだけ。何もできないと悲観して、どうせ出来ないと決めつけて、思い込んでしまえば、本当に何もできない人になってしまい、何の喜びも楽しみもない人生になってしまいます。

それよりも、出来るものに目を向けてみませんか?
あなたには、出来ることがあると知ってほしい。
あなたに出来る何かで、誰かを喜ばせてあげられたら、あなたにとっても喜びを感じられるのではないでしょうか。

誰にだって出来ないことは必ずあります。大切なのは、出来ないことが少ないことではありません。出来ることで何をするか、自分に出来ることがあると気が付くことです。

 

成長してきた自分を褒めよう

ネモフィラの写真

今のあなたには、出来ないことがたくさんあるように見えるでしょう。けれど、出来ることもたくさんあるのを忘れていますよ。

大人になると、出来ることは当たり前になってしまいます。周りからもそう見られるし、自分自身もそう思い込んでいます。
出来ないことがたくさんある。そればかりに意識を向けて、自分を否定してしまわないでください。当たり前と思い込んでいる中に、あなたが出来ていることはたくさんあります。そして、これから出来る範囲を増やしていくことも選べます。

あなたに出来ることを探してみませんか?
ひとつ、出来ることを見つけたら、自分を誇りに思ってあげてください。
出来ないことを出来るようにしようと努力したら、自分を褒めてあげてください。
あなたには、たくさんの出来ることがあることを、思い出してください。今は出来て当たり前になっていることも、最初は出来なくて、たくさん練習を繰り返して出来るようになったのだと。

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