上昇よりも維持することが重要。今を続けた先にしか未来は開けない

今よりも良くなりたい。人の本能にはそう刷り込まれています。だから、小さな頃は親が止めるのも聞かずに、たくさんの事に挑戦しては失敗し、その失敗を糧に成功へと繋げ、自分を成長させていきましたよね。

大人になってもそれは変わりません。
けれど、大人になったら上昇を続けることよりも、維持することを意識してみませんか?

目次

 

停滞の壁は必ず待っている

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スキルを高めたり増やしたりする為に勉強をしたり、経験したりして、人は目標を立てて自分を成長させようとします。
けれど、その成長計画に必ずあるのが予期せぬ停滞期です。

立てた計画のまま、スムーズに進めていけたら簡単に成長できるものの、実際に行動してみるとそうはいかないことの方が多いですよね。特に停滞期が訪れると、やる気も削がれ、計画そのものが破綻してしまいかねません。
そんな成長の停滞期を、あなたはどう乗り越えていますか?

人によっては、さらに厳しいノルマを課して停滞期の壁を乗り越えようとしますが、そこまで自分に厳しくできる人は多くありませんよね。
停滞期が長引けば、「自分には不向きなのかな?」と自信を喪失してしまい、自分を成長させること自体を止めてしまいます。

けれど、停滞期は誰にでも必ず訪れるものです。やる気の有無や向き不向きは全く関係ありません。それを知っていれば、停滞期にぶつかっても乗り越えようとする気持ちが湧いてきませんか?
停滞期にぶつかったら、まずやるべき事は3つあります。

 

1.停滞期だと自覚しよう

それまで成長計画が順調だと、停滞期に入った瞬間にパニックになることもあります。今までが順調だったからこそ、どうして成長できなくなってしまったのかがわからないんですよね。
成長しなくなったり、成長の進み具合が遅くなったりすることの原因のほとんどが、停滞期です。停滞期に入ったんだということを自覚できれば、成長の進み具合が悪くても、必要以上に落ち込むことはありません。

自分のレベルを上げる為には、知識や経験値を集めている期間が必ず必要になります。その期間が停滞期です。
停滞期であっても、知識や経験がゼロになってしまうわけではありません。日々を積み重ねた結果が現れるのが、少しだけ先になってしまうだけと考えて、肩の力を抜きましょう。

 

2.変化をつけて楽しもう

成長が実感できている時期は、とても楽しいものです。昨日よりも今日が良くて、今日よりも明日はもっと良いはずと自信を持っていえますからね。
けれど、停滞期では成長の変化がまるで見えてきません。暗闇の道を歩いているかのような不安や、昨日と何ひとつ変わらない毎日を過ごす退屈と戦わなくてはなりません。

そんな時は、少しだけ変化を与えてみてください。
場所を変えたり、時間を変えたりは有効な方法です。今までと少しだけでも違うだけで、面白みや楽しさといった新鮮さを感じられます。

そのほかには、勉強方法を変えてみるのも有効です。ただし、停滞期だということを念頭においておかないと、無駄に厳しくなりすぎたり、甘くなりすぎたりしてしまい、良くない影響を与えてしまう場合もあります。勉強方法を変える時は、無理のない範囲で変えてみましょう。

 

3.一度止めるのもいい

停滞期とわかっていても、勉強方法に変化をつけてみても、それでもどうしてもやる気になれず、モヤモヤを抱えてしまう時は、期間を決めて止めてみてください。少しばかりの休息期間と思って、学ぶことを止め、休んでみましょう。

どうしても気持ちがついてこない時は、休んでしまった方がメリハリがついて、再びやる気を起こしやすくなります。
あまりにも辛くなってしまう前に、期間を区切って休息を。休息中は何もかも忘れて、頭も心もリラックスさせましょう。

休息する前には、必ず再開させる時期を決めてからにします。期間を決めないと、いつまでも休み続けてしまい、戻ってこれなくなることもあるからです。

 

上昇よりも維持することが鍵

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成長しよう、成長したいと思う気持ちはとても素敵ですよね。けれど、その気持ちが強すぎると、成長が目に見えない停滞期では、自信を喪失し、自己否定に陥ってしまいます。
大切なのは、常に上昇することよりも、日々の研鑽を維持することではありませんか?

そもそも、何のために成長しようとしているのかを思い出してください。
今より成長すれば、仕事で家庭で人生で、できる事が増えるからではないですか?そして、成長それ自体が喜びだからではないですか?
成長が目的ではなく、成長した先に手に入れるものが目的のはずです。成長することは、ただの手段でしかありませんよね。

成長すること自体が目的となってしまえば、ひとつ成長した時点で何もする気が起きなくなってしまいます。次々に成長し続けるには、何のために成長しようとしているかという目的をはっきりさせ、成長しない停滞期さえも楽しんで乗り切ることが鍵です。
今日という今を積み重ねた先に、成長した未来が待っています。

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