心を穏やかに過ごす秘訣。日常の中に瞑想効果を取り入れる

瞑想と聞いてイメージするものは、座禅や目を閉じて思考を止めるなどではないでしょうか。それも確かに瞑想ですが、実はそれ以外にも瞑想効果のある日常動作があるんです。

目次

 

瞑想の効果とは?

畳の和室の写真

瞑想にはいくつかの効果があります。あなたが得たい効果はありますか?

副交感神経が優位になり、精神をリラックスさせることができる。
思考を停止させることで脳の疲労をリセットできる。
思考のリセットにより、集中力が増す。
心身の緊張が解ける。

主だった効果だけでも、こんなにも良いことがあります。特に、考えることが増えた現代社会では、思考を停止して脳の疲労をリセットすることは、非常にありがたい効果といえますね。
ですが、瞑想のやり方を調べ始めてみると、色々とやり方の違った方法が見つかります。その内のどれをやったら正解なのか?自分に合っていない方法なのか?を知るのは難しいですよね。

 

日常動作の瞑想効果

雨の中の竹の写真

呼吸に集中し、脳の疲労をリセットしたり、心身の緊張を解いたり、精神をリラックスさせる効果のある瞑想ですが、やり方が色々とあって何をしたらいいのかわからなくなってしまいますよね。
そんな人には、いつもやっている日常の動作で瞑想をすることをおすすめします。

いつもやっている日常動作の中にも瞑想と同じ効果を得られるものがあります。それは、連続して同じ動作を続けるものです。思い当たるものはありますか?
ここでは3つの代表的な日常動作をご紹介します。ストレスが溜まっているな?と感じたら、気晴らしにやってみてください。

 

1.野菜を刻む

千切りやみじん切りがいいですね。包丁を持って、できるだけ切りやすい野菜を準備したら、ひたすら無心になって野菜を刻みます。段々と手慣れてくると、一定のリズムで包丁は動き、野菜は自動的に包丁に吸い込まれて刻まれていくでしょう。
その様子を、ぼんやりと見ている自分に気が付くはずです。ぼんやりとはしているのに、目はしっかりと包丁と野菜を見つめています。けれど、頭の中は真っ白という状態に至ります。

 

2.磨く作業の掃除

同じ動作を繰り返すという点では、野菜を刻むよりも安全です。
カップや食器類、シンクや蛇口などをとにかく磨きます。磨く為の道具はひとつに絞ってください。あれこれ使おうとすると、脳が働き、瞑想効果は得られなくなってしまいます。

きゅっきゅっと磨いていくと、まるで自分の心まで磨かれていくかのような感覚を味わう瞬間もあります。ひと段落して磨き終わった物を見てみれば、さらに心はスッキリです。

 

3.歩く

ウォーキングとは違い、体の動かし方に意識を向けたり、どこまで行こうとは考えません。ただ無心で歩きます。ぼんやりと駅から自宅までの距離を歩くように、脳を使わずに歩きます。
ただ、外を歩く時には人や車に注意を払わなければならないので、そこだけは気を付けてください。できれば、歩道のある一本道を行き着くところまで歩くといったように、危険個所の少ない道を選ぶと安全です。

 

想像以上に脳は疲れている

ノートパソコンと周辺の物の写真

あなたが想像している以上に、脳は疲労しています。考えを止める時間が、普段どれくらいあるでしょうか?考え事を止めない限り、脳は働き続けている状態です。それでは、年中無休の24時間勤務をしているようなものですよね。

脳が疲労していると、ちょっとしたことでミスする可能性が高まります。ミスをすれば、それがさらにストレスとなって心も疲れてしまいます。
たまに行う瞑想は、そんな脳の疲労を解きほぐす時間です。はじめは緊張していた心身も、瞑想効果のある日常動作をすることで、ふんわりとほぐされていきます。少しの疲れだからと言わず、自分を労わる時間をぜひ作ってみてくださいね。

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