本格的に仕事始めとなっても、なんだかまだ休み疲れが残っていませんか？
その疲労感、放っておいても長引くだけです。サクっとリセットして、体と心の元気を取り戻しましょう。
目次
長期休みが明けると体も心も疲れている？
年末からお正月までの長いお休みは嬉しいですよね。いつもはできないことも、長期の休みだからこそ思い切ってやろうという気持ちにさせてくれます。しかし、平日とは違う休みのサイクルが体に馴染んだ状態では、休み明けは辛いですよね。
その辛さ、リセットしませんか？
なんとなくいつも通りの生活を送っていれば、いつの間にか体のサイクルは元に戻ります。けれど、心だけどこか置き去りになっていたり気力が満ちてこなかったりして、いつも通りの生活サイクルでもいつも以上の疲労を感じるでしょう。
そんなサイクルの乱れをリセットするには、次の三つを意識してみることをおすすめします。
就寝時間、食事メニュー、運動です。
１．就寝時間を決める
長い休みだと、「明日もどうせ休みだし」とついつい夜更かししていませんでしたか？
一日くらいの夜更かしなら、体にも心にも負担は大きくありませんが、徐々に睡眠サイクルがずれてしまい、気づけば昼夜逆転ということもあるでしょう。
逆転してしまった睡眠サイクルを元に戻すには、夜にしっかりと眠れるようにしなければなりません。
就寝時間を決め、その時間に合わせて寝る準備を整えましょう。
入浴は、就寝時間の90分前がおすすめです。体の芯が温まり、その熱を下げようとすることで眠気を自然に引き起こすことができます。
夕食は消化に良い軽いメニューが良いでしょう。未消化の状態では胃腸に負担がかかるので、睡眠の質を低下させてしまいます。消化に良いメニューにして、寝やすい状態を作ります。
最後は、寝る直前にスマホやテレビを見ないことです。SNSを流し見しているだけでも、脳は情報取得のために働いています。その疲労は気付きにくいものですが、しっかりと体に蓄積されます。寝る直前だけでも、スマホやテレビを消して過ごしましょう。
２．体に合った食事を摂る
クリスマスから始まり、年末年始はパーティーメニューのような豪華な食事を摂る機会が多かったのではないでしょうか。
お祝いが続く時期なので、どうしても胃腸に負担のかかる食事が増えてしまいがちですが、それをリセットするには自分の体の状態を把握することが重要です。
胃が重いと感じていたら、肉などの消化に時間のかかるメニューは避けたほうが良いですよね。それと同じように、自分の体がどのような状態にあるかを意識して、食事のメニューや量を調節します。
消化機能が弱っている、体温がいつもよりも低いと感じたら、消化しやすいお粥やおじやなど。
体がなんとなく疲れていると感じたら、疲労回復効果のあるビタミン類を含むナッツやほうれん草など。
また、一日3食をきちんと食べることを良しとする文化が日本にはありますが、体の調子が整っていない時に無理に3食を食べ切る必要はありません。
自分の体が無理だと言っているならば、昼食スープだけにしたり栄養補助食品を食べたりして、自分の体に合った食事で体を整えていきましょう。
冬は特に水分不足に気をつけなければ、いつの間にか脱水症状を起こしていることもあります。けれど、体を冷やす水は飲みにくいという場合もありますよね。
そんな時は、白湯がおすすめです。お湯を沸かして、同量の水で割るとちょうど良い温度の白湯になります。体を冷やさずに水分補給ができるので、冷たい水が飲みにくい人や便秘気味の人におすすめですよ。
３．適度に体を動かす
寒いと暖かい部屋から出るのが億劫ですよね。神社への参拝やイルミネーションを見に行くなど、出歩く機会もありますが、それ以外はほとんど部屋から出ないのでは、運動不足です。
体を動かさないと関節や筋肉が固まってしまい、余計に体を動かしにくくなっていきます。また、豪華な食事が続くこととの相乗効果で血流も悪化しやすくなるため、不快感や軽い具合の悪さを感じることもあります。
そんな年末年始の不調をリセットするには、血流を促すために軽く体を動かしていきましょう。
フルマラソンなどの高負荷の運動は、体にも心にも負担が大きすぎるのでやめておいた方が賢明です。それよりも、散歩する気持ちでご近所を一周したり公園を散策したりするなど、軽く体を動かすことから始めていくのが負担がかからず、おすすめです。
無理をすれば、そのストレスは確実に心に溜まります。そんなストレスを溜めてしまっては、疲れをリセットする意味がありません。
体にも心にも無理のない程度、楽しいと感じられる程度に体を動かすことを意識してみてください。
心と体のサイクルをリセットしよう
疲れていると、寝る・体を動かさないなどで回復させようと思いつきますが、長期休暇が明けた際の疲労には、逆効果の場合も多いです。
日常のサイクルが乱れて起きた疲労には、日常へ戻すためのリセット行動を意識しましょう。
いつものサイクルに体と心が落ち着けば、長期休暇の怠さや疲労感はスッキリ消し飛んでいますよ。
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