心が強い人と弱い人の違いとは?心を安定させるために出来ること

心が強い人と弱い人には、どんな違いがあると思いますか?
心を安定させるために、心の強い人が実践していることをご紹介します。

目次

 

心が強い人と弱い人の違いとは?

ハートと虫眼鏡の写真

心が強い人を想像すると、どんな人を思い浮かべますか?例えば、どんな障害も乗り越えていく勇気やどんな嫌味や悪意もものともしない、ストレスに圧倒的に強靭な心を持っている人ではないでしょうか。
しかし、どんなに心が強い人でも、ひどいことを言われたら心は傷つくし、嫌なことがあれば顔をしかめることもあります。

心が強い人とは、様々な出来事からのストレスを受けても、心を安定させる術を身につけている人だと思います。
では、心が弱い人とは?それは、外部からの刺激に逐一敏感に反応し、過去を嘆き、未来を不安に思ってストレスを溜め込んでいく人ではないでしょうか。

両者の差は、日常的な心のケアができているかだと思います。
心は体と同じように、一日頑張ったら疲れています。疲れていたら癒して回復させてあげないといけませんよね。

心が弱い人は、常に不安やイライラを抱えているので、心をケアする余裕がないのです。けれど、そのままでは辛い時間が長引くだけだということは、本人が一番よくわかっているのかもしれません。

心の強さとは、どんな攻撃も弾き返す強靭さではなく、受け流したり傷を最小限に抑えて回復を早めたりすることができることです。
それができるようになれば、心は穏やかな状態を維持しやすくなり、イライラや不安に悩まされることも少なくなります。

今日から、心を安定させるための三つのことを実践していきましょう。

 

1.感情を尊重している

心が強い人は、自分の中に生まれた感情を否定しません。どんな感情であっても、それを感じた自分を恥じたりはしないのです。だから、感情を後ろめたく思ったりしないし、「こんなことを思っちゃいけない」と否定したりしません。

例えば、不安を感じたのに「こんな程度のことで不安なんて感じていたら生きていけない」と、感情を否定すればどうなると思いますか?
不安は確かにあったのに、その不安がいけないことだと自分自身が否定してしまうと、心はより不安定になります。「こんなことでは生きていけない」と否定した言葉の通りに、「自分には生きる力もない」と思い込んでしまうようになるのです。

感情に良いも悪いもありません。ただ、感じるままに在っていいのです。
ただ、その感情を時と場所を考えずに吐き出すのは大人気ないですよね。だから、感情をよく読み取って対処する方法を考えましょう。

今日は心が疲れているな、と感じたら、早めに休めるように予定を調節したり、家で心をケアしたりすることができます。
自分がどんな感情を抱いているかを把握して、それに応じた適切な対処をすれば、心は穏やかな状態を保ちやすくなるのです。

 

2.『今』を生きることに集中している

マインドフルネスという言葉を耳にしたことはありますか?『今』という時間・自分自身に集中して、余計な雑念を手放す方法です。

人はよく過去の出来事を嘆き、未来に起きるかもしれない出来事を不安に思い、心を乱しています。その状態の時は、過去や未来にばかり思いを馳せていて、『今』という現状に全く目を向けていません。
生きている時間は『今』ですよね。過去は終わったこと、未来はまだ来ていない時間です。

現在の生きている時間を大切にして一生懸命に生きていれば、それはいずれ過去になり、誇らしい実績となるでしょう。同じように、今できることを必死にやっていけば、未来は良い形になっていくでしょう。
心が強い人と弱い人は、生きている時間が違うのです。

今を生きることに集中してみてください。変えられない過去にこだわっていても、どうすることもできないのは確かです。それならば、過去の後悔を糧にして、今できることをやった方が良い未来へと繋げられると思いませんか?

未来が不安なら、その不安な未来を現実にしないために、今できることを精一杯やっていったら、笑っていられる未来がつくられていくと思いませんか?

『今』自分にできることを、精一杯頑張ってみましょう。

 

3.体の調子を整えている

体の調子が悪いと、心にも不安やイライラが湧き立ちます。痛みがあると不安を感じ、病気になれば孤独を感じたことはありませんか?体と心は繋がっているのです。

しかし、体は常に一定の状態で落ち着いているわけではありません。体の調子は日々変化し、常に健康でいるのはなかなか難しいですよね。
だからこそ、日々変化する体調を把握して、その都度必要なケアを行うことが大切です。

お腹の調子が悪いのに、豪華なフルコースは食べませんよね。体が冷えているのに、冷房の効いた部屋に一日中いるのは体調をさらに悪化させるでしょう。
そうやって自分の体を把握して必要な対処を行い、回復を早められるように行動を変えていけば、体の調子は整えられ、心も安定しやすくなるのです。

 

いつからだって心は穏やかに出来る

白い花の写真

心の状態は、感情のみが波立たせるわけではありません。外部からの刺激や体の調子などによっても、心はバランスを崩します。
けれど、何の対処法もないわけではないことがわかっていれば、心が乱れた時でも「この場合はどうやって心をケアしようか?」と考える余裕ができます。

今日から、心を安定させる三つのことを実践してみましょう。

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