辛い時、苦しい時こそついやってしまう行為。その行為が、ますます自分を追い詰めていることを知っていますか?
特にやってはいけない行為2つをご紹介します。
目次
辛い苦しい時についやってしまう2つの行為
辛い時や苦しい時、その苦しさから逃れるために解決を急ぐあまりに、つい自分をもっと追い詰めるようなことをしていませんか?
自ら辛いことをしていると気がつかなくても、そういった行為はストレスとなって積み重なり、確実に心を蝕んでいきます。
ついやってしまう行為の本来の目的は、辛さや苦しさを回避することにあります。その為には、原因の解消や逃避を選択しますよね。
しかし、急いで目的を達成しようとするあまり、極端な道を選んだり「〜しなければ解決しない」と思い込みを発動させたりして、辛さや苦しさを倍増させてしまう結果を生み出します。
辛い時、苦しい時、ついやってしまういけない行為ってありますか?
人が無意識にやってしまう行為の中でも、これだけは避けた方が良い二つをご紹介します。
1.正論で考えること
正論は、時に人を深く傷つけますよね。あなたにも誰かから正論を突きつけられて、「なんて冷たい人なんだろう」と感じたことはありませんか?
正論は確かに正しいでしょう。筋が通っていて、常識的で、誰から見ても間違いのないように見える論理です。
しかし、そこには『人の感情』や『状況による違い』は一切考慮されません。だからこそ、人が正論をどう扱うかが大きな課題なのです。
傷つき、辛く苦しいと感じている時に正論をぶつけられると、立ち直れない傷となることがあります。正しいからこそ、受け止められないこともあるのです。
けれど、正しいからこそ「受け止められない自分がおかしい」と結論付けてしまい、より自分を追い詰めてしまうケースはいくつもあります。
2.自分を傷めつけるストレス解消をすること
ストレスからの暴飲暴食は、決してやってはいけないストレス解消法です。食事を摂ることでドーパミンが分泌され、一時的に快楽を得た状態になります。
しかし、この状態は長続きはしないので、さらにドーパミンを分泌させるための行動に拍車がかかり、必要以上に飲み食いしてしまいます。
暴飲暴食は、食べ終わった直後や翌朝、ふと我に返った瞬間に血の気が引きますよね。こんなに食べるべきではなかった、こんなに食べて太ってしまうなど、精神的なストレスは解消したストレス以上のものとなります。
また、身体的にも負担が大きく、内臓を壊しやすくなったり、太りやすくなったり、良いことは一つもありません。
辛い時はリフレッシュから
辛い、苦しいと感じている時は、まずはその気持ちを受け止められるように、自分をリフレッシュすることをおすすめします。
疲れた心では、状況を整理して解決策を導き出すことも容易ではありません。感情に飲み込まれ、極端な道しか見えなくなってしまっていることを自覚しましょう。
まずは、ひと息ついてみてください。
深呼吸をしたり、お茶を飲んだり、ふぅと息を吐いてゆっくりと吸って。
忙しなく慌てていた時間を、緩やかにします。
そうすると、今まで視界にも入らなかった情報を見つけられたり、良い解決策を思いつけたりします。
辛い時、苦しい時こそ慌てないでください。
自分を傷つけて突き進む前に、自分を休める選択肢があることを覚えておいてください。
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