『良いことを倍。悪いことは半分』人の言葉はそれくらいで聞くのがちょうど良い

人の言葉は真剣に聞かないといけない。ひと言も漏らさず、言われたことは真摯に受け止めないといけない。そんな風に思い込んでいると、あなたの心が壊れてしまいますよ?
人から言われた言葉は、自分で情報量を調整して受け止めてみませんか?

目次

 

人の話・言葉をなんでも真摯に受け止めるのは危険!

会話をする人形の写真

人の話は真剣に聞きなさい。
人の言葉をいい加減に聞くなんて失礼だ。
そんな風に教え込まれてきた人は、人からどんな話をされても、どんな言葉をかけられても、ひと言も取りこぼさずに聞いてしまう癖がついています。

確かに、人の話を聞くのに、別の作業をしながらなんて失礼ではありますが、ちゃんと聞いている姿勢は見せても、話や言葉を全て受け止める必要はどこにもありません。
自分にとって聞くたくない話や批判の言葉までも、真摯に聞いて受け止めていたら、壊れてしまうのはあなたの心です。そうなるくらいなら、そんな話しかしない人の言葉なんて聞く必要はないと、断言します。

けれど、「嫌なことしか言わないから話したくない」なんて面と向かって言えませんよね。言えるくらいなら、すでに関係を断ち切っているでしょう。

そこで、自分の中で相手の話や言葉の情報量を調節して聞いてみませんか?
それならば、相手には話を聞いてもらっている感覚があり、あなたは聞きたくない話を受け流すことができます。

 

1.悪い言葉は『半分』だけ聞く

人から自分の言動を評価されたり否定されたりした場合には、『話半分』に聞くのがちょうど良いです。
なぜなら、絶対の正解なんて存在しないからです。

誰かの成功体験も、そういう道があって、その人には合っていたというだけのことです。もしやり方を変えていたら、もっと早く成功したかもしれないし、ダメだったかもしれません。
けれど、結局のところそれは『その人だったから』という結論に行き着いてしまいます。

同じことをやっても、人が変われば同じ結果にはなりませんよね。人からの評価や批判は、その最たるものです。評価や批判をする人にとっては、自分が認めた常識や価値観こそが正解なのでしょうけれど、聞いているこちらにとっては全く役に立たない意見の可能性は非常に高いです。

そんな言葉を真に受けて、心を傷つけてしまうのは、傷つくだけ無駄だと思いませんか?
真摯に聞いたとしても、それは人の捉え方によって変わる不確かな答えの一つでしかないのに、それを絶対だと言われても口論になるだけなのですから。

 

2.良い言葉は喜びを『倍』にする

今度は逆に、自分にとって嬉しい言葉や感謝されたことは、『倍』にして受け止めてみましょう。人から褒めてもらったり感謝されたりしたら、「嬉しい」や「良かった」という感情を倍にして喜びを噛み締めてみてください。

嬉しいことをあえて抑えるなんて、もったいないです。せっかく人に喜んでもらえて、自分自身もそれで喜びを感じられるなんて、全力で「嬉しい!良かった!」と気持ちを噛み締めた方が心の栄養になります。

心がしっかりと気持ちを噛み締めることができると、勇気や心構えなんて考える暇もなく、行動できるようになります。誰かの助けになれたり喜びになれたりすることは、自分自身に何の実益はありませんが、確実に心はみたされます。
「自分は良いことをしたんだ」という実績となれば、それが自信を育てる土台となってくれるでしょう。

 

自分の気持ちが一番大事

桜の写真

人の言葉は、時に刃のように鋭く刺さることがあります。
しかし、その刃を受け止めるか身をかわすか、その選択肢はいつでも自分自身が持っていることを忘れないでください。

人の言葉をそのまま受け止めるか、自分に必要と判断した情報だけを受け止めるか。それだけでも心への負担は大きな差があります。
素直に聞き入れるだけでは、自分を守ることはできません。時には相手に失礼であっても、自分を守る行動を選んでも良いのです。

自分の心を大切にしてください。
心を守る行動を取れるようになりましょう。

WEBお問い合わせはこちら WEBお問い合わせはこちら
\この記事がよかったらシェアをお願いします!/

SNSやってます!

ほぼ毎日更新のSNSアカウントです。心を軽くする情報などをお届けしていますので、よろしければフォローをお願いします!