寝ても寝ても疲れが取れない。それは『気の遣いすぎ』かも?

寝ても寝ても取れない疲れ。それは『気の遣いすぎ』が原因かもしれません。
周りの人の状況が気になって仕方がない。困っている人がいたら無視できない。そんな性格の人ほど、自分を後回しにして人を優先させています。その結果、無意識に疲れ果てています。
その『気の遣いすぎ』やめませんか?

目次

 

『気の遣いすぎ』が疲労を積み重ねる理由

人形の写真

寝ても寝ても疲れが取れないでいませんか?
その疲れ、もしかしたら『気の遣いすぎ』が原因かもしれません。

特に病気でもなく、体はそこそこ健康なのに、疲労感だけがどうしても抜け切らない場合、考えられるのは周囲の人に対する気遣いの多さです。
気遣いは、意識的に行なっている人も多いですが、意識して行えるということは調整が自分で出来るということでもあります。問題の抜けない疲労感を持つ人に多いのは、無意識で常に人を気遣っているケースです。

例えば、飲食店で店員さんを呼ぼうとしているのに店員さんに気付かれていないお客様を見た時、自分のことではないのに心はハラハラして、「助けてあげなきゃ」と考えて行動をいつ起こすかアンテナを張っていたり。人が困っているような場面、困りそうな場面で常に周りを無意識に気にしてしまっています。

このように『無意識に人を気遣う』ことが出来ると、自分で調整する暇もなく、常に周りへの気遣いに気を張り詰めてしまい、自分のことをする余裕を失ったり、疲労がどんどん積み重なったりします。
疲労感だけで済めばマシな方で、心の余裕を失うほど疲弊してしまうと問題です。

疲れは集中力や注意力を散漫にし、いつも出来ることを簡単に出来なくさせてしまいます。
ミスや失敗が続くと、気分も落ち込みますよね。それがどんどん続いていったとしたら、心は回復するのも容易ではありません。

気遣いも、やりすぎれば自分を壊してしまう可能性があります。
そうなる前に、まずは自分を癒し、自分を優先する行動が選べるようになりましょう。

 

1.独りになってリラックス

人に気を遣いすぎるのを自分にやめさせるには、まずは思考する余裕を取り戻すことから始めましょう。思考する余裕がなければ、無意識に染みついた行動しか取ることができなくなります。
つまり、普段から無意識に人に気を遣っている人ならば、思考停止状態でも人に気を遣ってしまいますよね。まずは自分を律することのできる状態まで、自分をリセットします。

人といる、人が周りにいる状態では、気遣いする人は気が抜けません。常に緊張状態で、それを無意識に行なってしまっています。
だから、独りになれる場所で、ゆっくりと心をほぐしてあげましょう。

自分の部屋でもいいし、人が来なければ森や海など自然のある場所でも構いません。
自分が『気を遣わなくてもいい場所』に行くことが重要です。

そこで思いっきり羽を伸ばして、自分にだけ気を遣ってあげてください。
疲れたら眠っていいし、お腹が空いたら食べたいと思ったものを食べます。読みたい本を読んで、見たい映画を見てもいいのですが、スマホとパソコンだけはいけません。SNSなどで人と繋がってしまい、遠くにいるSNS上の人に気を遣ってしまいます。

 

2.『気になる』を意識して無視する

次は、気遣いをしすぎない練習です。
人といる時、何かと人を気遣う癖がついていますが、意識してそれを無視してみください。

よく周りの状況を察する人ほど、本人が助けを求める前に手を差し伸べています。
本当に困っている人からすると有難いですが、場合によって小さな親切大きなお世話ということもありますよね。
そして大体の場合、迷惑ではないものの、「助けが必要なほどではなかった」や「自分でどうにかしようとしていた」なんてケースです。

誰かが困っていると無視できないと、自分に言い聞かせて行動を駆り立てていませんか?
あなたが何かをしなくても、相手も同じ人です。自分で解決する力も術も持っています。
それならば、少しだけあなたの『気になる』を無視しても、誰も困らないかもしれませんよ。

 

自分と人は『対等』が良い

ひまわり畑の写真

人に気を遣えること。それはあなたの優しさが現れる行為です。それは、あなたの持つ特技であり、特徴であり、強みです。
時に強みは、マイナス方向に飛んでいってしまうことがありますが、使い方を間違えなければ決して悪いものではありませんよ。

きっとあなたは、よく周りのことに気が付くのでしょう。
それは、他の人が気付けない小さな変化に気が付けるということです。
小さな変化、ささやかな幸せにも、きっとあなたなら気が付けるはずです。

けれど、我慢の限界を超えてまで、人に尽くす必要はありませんよね。
自分と人は、『対等』だから良い関係が築けるのです。

持てる力や技術には個人差があります。それでも、お互いが「同じくらいだね」と思えるように、かかる負担をお互いが持ち合えば、きっと良い関係を続けていくことができるでしょう。

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