よく眠ること。それは体の健康だけでなく、心の健康を維持することにも効果絶大です。
よく眠るために、今日から実践できる三つのポイントをご紹介しますので、ぜひ試してみてください。
目次
よく眠れば心は健康になる!
最近、よく眠れていますか?睡眠が浅い人や寝つきの悪い人、朝までぐっすり眠れる人など、人それぞれ感じ方は違うでしょう。
しかし、良質な睡眠が取れない日が続くと、心にも体にも悪影響が現れます。
例えば、集中力の低下から小さなミスを連発したり、考え事がまとまりにくくなったり、言われたことを覚えていられなくなったり。そんな自分にイライラしては周りにもイライラを伝播させ、周りのイライラに再び自分がイライラする悪循環が簡単に作られますね。
人生に起きるであろう様々な問題・課題の中でも、ことさら対人関係の問題は心に負担がかかります。険悪な雰囲気になった相手が身近にいるだけで、活動量が低下し、不安が増大するでしょう。
もし、それが小さなイライラが発端だったとしたら?睡眠を改善することで、心も人との関係も良くなれる可能性があるのかもしれませんね。
ここでは、熟睡・快眠のためにできる三つのポイントをご紹介します。
よく眠ることでストレスは緩和され、心にかかるモヤモヤや不安も消し去ることができます。ぜひ、ゆっくり眠るための術を知って、実践してみてください。
1.朝日を浴びて体内時計をリセットする
人の体には24時間サイクルで体温や血圧を変化させる、サーカディアンリズムというサイクルがあります。これは朝に自然と目が覚めたり、夜に自然と眠気がやってきたりする無意識下の働きで、誰にでも備わっているものです。
このサイクルが正常に働く鍵は、メラトニンというホルモンにあります。
メラトニンは眠気をもよおすホルモンで、夜間に多く分泌され、昼間は減少します。強い光を浴びると分泌が抑制されるという特徴があるため、朝に太陽の光を浴びると覚醒を促せるのです。
体内時計は様々な要因でズレが生じますが、朝日を浴びることでリセットできれば、スッキリと目覚めて日中に活動することができ、夜にはぐっすりと眠れるサイクルができるでしょう。
2.触れるのが心地よい寝具を使う
ストレスを緩和されるものの一つに、人の温もりを感じることがあります。それを擬似的に行えるのが、寝具です。
柔らかい手触りの毛布を使えば、誰かに抱きしめてもらっているかのような優しさを感じられるでしょう。その包まれる優しさの中で眠れたら、ストレスでトゲトゲした心も、きっとほぐされますよ。
また、清潔であることも眠り心地を左右する大事な要素です。シーツやカバーは定期的に洗濯して、綺麗な状態で使いましょう。自分が眠るための大切な寝具です。手入れをして、一日の疲れを癒そうとする自分を迎え入れてください。
3.日中は頭・体を動かす
朝起きた時、寝る前にやると良いことをご紹介しましたが、日中にも快眠のポイントがあります。それは、適度に頭や体を動かすことです。
頭や体を動かさずにいることも、ストレスを溜める要因となります。睡眠や食事で回復したエネルギーは、ちゃんと使う時に使わないと、発散しきれないエネルギーで悶々とした時間を過ごすことになってしまうでしょう。それが夜間であれば、眠りにつくのも困難になる可能性もありますよ。
平日は仕事や学校で頭や体を動かす機会は多いでしょう。しかし、休みの日にはソファーでスマホを見続けるなど、メリハリのない生活リズムになりがちではありませんか?
日中には活動してエネルギーを使い、夜には回復する。このサイクルを意識して、頭や体を動かしてみましょう。
休日の過ごし方のおすすめは、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
ぜひ読んでみてください。
【心と体の疲れを癒す休日を過ごそう!『回復』するために必要なこととは?】
寝心地UPで心を健康にしよう
当たり前のように夜になれば眠りにつきますが、眠りの質によって心身の回復量は全く違います。何時間眠れるかという量よりも、質の方が圧倒的に重要なのです。
心の健康を保つために、笑顔でいることが辛くならないために。睡眠の質を見直してみませんか?
ほんの小さな変化から、睡眠の質を上げることができます。朝日を浴びるのも、寝具を綺麗に整えるのも、大きな変化ではありません。今日から実践しようとしても、そのハードルはとても低いです。
ぜひ、自分のために試してみてください。
SNSやってます!
ほぼ毎日更新のSNSアカウントです。心を軽くする情報などをお届けしていますので、よろしければフォローをお願いします!