どこへ行く予定もないと、つい家でばかり過ごしてしまいますよね。独りでリラックスしたいなら良いのですが、そうでないと心身の調子を狂わせてしまうかもしれません。
目次
回復させたいのは心?体?
休日には、いつもどんな過ごし方をしていますか?
過ごし方が変わるだけで、疲れを溜め込んだままとなったり、疲労感や倦怠感をスッキリ解消する爽快な休み明けとなったり、結果は大きく分かれます。
特に大型連休となると、新生活の緊張感の反動で、つい自堕落な過ごし方をしたくなってしまいますが、自堕落の代償は休み明けの重い怠さです。
予定入れて出かけた方が良いのかというと、そうではありません。
自分の状態を把握して、どこが疲れを感じているのか、何をしたらその疲れが解消されて気力体力を満たすことができるのか、それを知ることが重要です。
休日の過ごし方には、主に2種類あります。
体を動かして疲労感やストレスを排出するアクティブレスト(積極的休養)。もう一つは、心身を安静な状態に落ち着かせ、ゆっくりと休ませるパッシブレスト(消極的休養)です。
どちらも疲労回復、ストレス解消、リラックス、リフレッシュなどの効果がありますが、行う内容は全くの逆です。
今の自分は何を与えると回復に繋がるのか、客観的に自分を観察して選んでみましょう。
1.血流を促すアクティブな休日
アクティブレストは、体を動かすことで血流を促し、体内に留まっているストレスや疲労物質を体外へ排出し、ストレス解消や疲労回復などの効果を得ます。
アクティブレストは、次のようなものが代表的な過ごし方です。
- ストレッチ
- 散歩
- ジョギング
- サイクリング
- 筋トレ
- ハイキング・登山
- サウナ
どれくらいの負荷が必要なのか、それはその人の状態にもよります。それを行って、心地よいと感じられる程度の負荷を目安に行ってみると良いですよ。
やりすぎない程度に、まだ体力に余裕があるくらいを目安にして楽しんでください。
2.心を刺激から遠ざける穏やかな休日
パッシブレストは消極的というだけあって、日々の刺激から遠ざかって心身をリラックスさせることを目的とする過ごし方です。
毎日、学校や仕事で数多くの刺激と触れ合っているので、休日にはそれらの刺激から離れて、心身の緊張をほぐし、心からリラックスすると、精神的な疲労感を解消することに繋がります。
パッシブレストは、次のようなものが代表的な過ごし方です。
- 睡眠
- 横になった姿勢で安静にする
- 感情を書き出す
- 瞑想
- 涙活
あまりにも疲労が大きい場合には、体が求めるだけゆっくり眠ることが回復に繋がります。しかし、二度寝三度寝という風に、体が起きようとしているにも関わらず寝続けてしまうと、疲労感が取れないので注意しましょう。
刺激から遠ざかるほど回復に繋がるので、休日の間だけでもSNSを見るのをやめると、より効果的です。
SNSは見たい情報以外のものが視界に入るように設計されています。次々とやってくる情報の嵐の中にいては、休まるものも休まりません。連絡が付くように電源は落とさないままでも、別の部屋に置いたり机の引き出しに置いたりして、見るのをやめておきましょう。
癒したいものに合った休日を過ごそう
今、疲れを感じているのは心ですか?体ですか?どこが疲れているか、どういう風に疲れたかによって、回復に繋がる行動は異なります。
自分の疲れを癒せる休日を過ごせたら、「楽しい休日だった!」と心から思えて、元気を取り戻しているでしょう。
あなたが、素敵な休日を過ごせますように。
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