人との関わり方を少し変えれば、生き辛さを減らすことができます。
対人関係を見直して、不安に悩まされない自分になりませんか?
目次
今いる環境は生き辛い?
あなたが今いる環境は、あなたにとって生き辛い場所ですか?
環境とは、人です。周りにどんな人がいるか、どんな人とどんな関係を築いているかが、あなたに大きな影響を与えています。その関係性には仕事や家庭、交友関係など様々な種類があるでしょう。
自分を置く場所が複数あることは、心の安定に繋がります。一つの場所でトラブルが起きても、心を落ち着けられる別の場所に移動すれば、不安から距離をとることができるからです。
しかし、どの場所でも『良い人』の仮面を付け続けているとしたら、どこにいても気が休まらないのではありませんか?
何気ない誰かの一言でも、心が弱っている時ほど強く刺さりますよね。
そこにいても心が休まらない、自分らしくいられない、周りの顔色を窺って行動してばかりいるならば、その環境を変えた方が良いです。そこは、あなたを生き辛くさせる環境です。
けれど、場所を変えただけでは同じことの繰り返しになってしまう不安もありますよね。
対人関係は、相手あってのものですが、『自分の言動』によって大きく変化するものでもあります。自分がどういう関係を築きたいと思っているか、それを相手に示すことが重要です。
人との関わり方の基準は、幼い頃からの経験の積み重ねで無意識に獲得しているでしょう。今一度、それを見直してみませんか?
生き辛さを和らげるために、生きやすくするために、自分らしく生きるために。
1.付き合う人を選ぶ
人を選ばずに、「近くにいるから」という理由だけで相手との関係を維持しようとすると、苦手な人に高確率で当たります。苦手な人からの言動には、お互いにイライラしやすいものです。
好きでもない人との関係を無理に続けるのは、不安を生み出す要因となります。
仕事や学校など、どうしても顔を合わせる場でも、事務的な付き合いに留めましょう。あえて親しく付き合う必要はないし、自分の心の内を話す必要もありません。
その場を取り繕えたとしても、それが毎日続けなければならいとしたら、辛くなるのも当然です。
相性が良い人、自分を攻撃(否定)しない人など、安全とわかる人とだけ付き合うのが生き辛さの緩和に繋がります。
2.干渉される範囲は自分で決める
詮索好きな人は、一定数います。相手の秘密を知って優位に立ちたい、秘密を暴きたいなど理由は様々ですが、質問されたからといって、全てに正直に答えなくても良いのですよ。
他者から干渉されても良いとする範囲は、自分で決めましょう。
答えたくない質問には、答えなくていいし、しつこい場合は適当に答えを濁しましょう。
心を閉ざした事務的な付き合いをしても、大丈夫です。
良くない言葉をぶつけられそうになったら、一切を無視して自分を守りましょう。
相手の言葉を、全て受け止める必要はないですよ。嫌な言葉をぶつけてくる人だとわかったら、その人との関係を断って、自分を守ることを優先してください。自分を傷つけようとする人にまで、良い人でいる必要はありません。
3.自分の気持ちを知る
生き辛さは、自分という軸がないことでも感じます。物事を判断する基準を持っていなかったら、周りの人がどう動くのか常に気にしていないといけませんよね。それは、『自分ではどうにもすることができない状態』です。そんな状態が続いたら、心は不安でいっぱいになってしまうのも当然ですね。
自分の軸を持つには、自分の本音を知らなくてはなりません。物事を判断する基準を突き詰めれば、好きか嫌いかだからです。
物事の判断基準は、自分の気持ちに従っていますか?「周りの人が〜を選ぶから自分もそれを選ぶ」では、不安は大きくなるばかりです。
目の前の物事に対して、自分はどう感じているか、現在だけでなく未来を見据えて考えた方が良いのか、自分の気持ちとじっくり向き合って考えてみてください。たとえ人と同じ選択でなくても、自分の気持ちに従った選択をしましょう。
自分らしく生きよう
世の中には不安を感じる情報はいくらでもあります。何の防御もなくては、不安に悩まされ続ける日々となってしまうのは簡単です。
自分の心を守り、自分らしく生きるために、人との関わり方や自分との向き合い方を見直してみましょう。
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