ストレスを減らす為には、好きな人達とだけ過ごしたい。そう願っても、願いどおりにはいきませんよね。あなたの周囲にもあなたを嫌いと思い、態度に表す人はいませんか？そんな人達に対して、あなたはいつもどんな対応をしていますか？
あなたの対応が、もしかしたら関係の悪化を招いているかもしれません。
あなたを嫌う人への対処法を見直して、過ごしやすい環境をつくりましょう。
目次
心当たりがなければ対応を変えよう
人から嫌われるには、何かしらの理由があるのが普通です。突然そっけない態度をとられたら、まずはその理由を探してみましょう。日々のあなたの言動、何か相手の気に障るものに触れてしまったなどないでしょうか？
もし誤解やすれ違いがあったのなら、すぐに謝罪を。許されることならば、仲良くやっていきたいということを伝えて相手の反応を待ちましょう。
けれど、いくら考えても理由が思い当たらず、嫌いという感情を態度で表してくるのは一部の人だけという場合、あなたに非はない可能性が高いです。
そんな人達に対して、いくらあなたが考え続けても解決策は見つかりません。なぜなら、理由も解決策も相手の気分で決めていることだからです。
感情をあからさまに態度に表して「私は怒っています。嫌っています」と子供のように表現する人は、人と対等な関係を築くことができません。それは、自分が優位になりたい、目立ちたい、自分だけが楽でいられる環境をつくりたいという思いが行動の指針だから。
そういう人とは距離を置くのが最良の方法です。それなのに、そういう人ほど突っかかってきますよね。
そんな人にはどういう対応をするのが正解でしょうか？
あなたを嫌う人達に対して、あなたが無理をしてまで相手を宥めようとしても、それは暖簾に腕押し、もしくは火に油を注ぐ行為に他なりません。相手の目的があなたに嫌がらせをするだけであれば、そうやってあなたが相手に心身を砕く姿を見ることが相手にとっての愉悦だからです。
その為には、相手の興味の対象から外れることです。
１．無関心を貫く
あなたを嫌っているという事を、わざわざ態度や言葉に出して伝えてくる相手に対して、あなたがすることは無関心でいることです。
嫌な事をされたらイメージしてみてください。
あなたの心の中に大切なものを入れておくスペースがあります。そこにはあなたが好きな人や大切な仕事、心癒す趣味などが置かれています。
そのスペースに落ちているあなたを嫌う人を指でつまみ上げ、スペースの外へとポイっと投げ捨てましょう。
少しスッキリしませんか？
相手の対応に対して、あなたが無関心でいることが一番です。反応が無ければ、相手もやがては対応に苦慮し、あなたを構うことはなくなっていきます。
２．挨拶や連絡は淡々と行う
わざわざ自分を嫌いと態度に示す人に好意的な態度を取りたくありませんよね。けれど、そこは感情的にならず、他の人と同様の態度を取り続けましょう。
もし、あなたがその人に対してだけ挨拶をしなかったり、連絡事項をあえて伝えなかったりしたら、それを見た周りの人達から、あなたもその人と同じタイプの人間なんだというレッテルを貼られてしまいます。
そんな人の為に、あなたのイメージや評価を下げるなんてもったいないですよ。関わり合いになりたくなくても、関わらなければならない時こそ、節度ある対応をしましょう。
３．いつでも逃げ出せる準備をしておく
嫌いという感情を態度に出しているからには、いつか爆発して暴力や暴言をあなたにぶつけてくる可能性もあります。そんな時は、いつでも逃げ出せるように心の準備をしておきましょう。
爆弾が降り注いでいる時に無関心でいるのは、あなたの身が危険ですよね。危険と判断したら、信頼できる人に相談して対処してもらったり、その場から物理的に逃げ出したりしましょう。
怒りの感情にのまれた相手には何をしても無駄なんです。宥めようとしても、言い負かそうとしても、全てが感情の波に押し流されてしまい、まともに相手をすることはできません。逃げることこそ最善の時もあると覚えておきましょう。
あなたを嫌う人は必ずいる
人は誰しも、生理的に好きになれない人が存在します。言葉遣いであったり、態度の一部であったり。その原因となるものは様々ですが、本当に些細な何かであることがほとんどです。そして、それは好きに変わることはほとんどありません。
それでも受け入れ合って生きていくのが人としての理性であり、大人としての対応ですよね。それを破ってくる相手には、あなたの心身の安全を最優先させることが最良の方法です。
自分だけが我慢をすればいい、なんて考えてはいけません。我慢することで、相手がどんどん感情をぶつけてくる頻度も度合いも増やしていくだけ。それでは、あなた自身もそれを見せられている周りの人達も、穏やかではいられませんよね。
世の中には、どうしても好きになれない人、嫌いと感じてしまう人が一定数いるものだと割り切りましょう。嫌いなら、関わり合う回数を減らせばいいだけのこと。無理に好きになろうとしたり、相手の行為に我慢したりする必要はありません。
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