ストレスに強くなりたい?気遣いスイッチをオフにすれば、心は楽になる

ストレスにどう対応するか、どう受け止めるか。それは人それぞれですよね。だから、ストレスに強い・弱いという区別をしてしまいますが、それは生まれつきの性質というわけではありません。

ストレスで心が折れてしまわないように、ストレスへの対応や受け止め方を変えてみませんか?

目次

 

ストレスに弱い人の対応

地面に落ちた赤い椿の写真

ストレスに弱い人は、外部刺激を何でも受け止めすぎています。
真面目な性格がゆえに、人の言うことを真に受け、冗談を本気にしてしまったり、手を抜いてもいい場面でも手を抜けなかったりします。そこで発生した不満を外で発散することが苦手だと、自分の内側に不満や怒りを溜め込み、ストレスを解消するどころか、受け止め続けるしか方法がないかの錯覚を起こしてしまうんです。

また、周りにいる人達の気持ちを察する能力が高いせいか、何も言われていないのに、ちょっとした変化に気づき、相手がしてほしいだろうことを考えすぎてしまうこともありますね。

自分がやらなければ。
頼れる人はいない。
責任を持たなくては。
人から言われる前に察しなくては。
こうした思い込みの強さが、ストレスに対応する柔軟性を失わせてしまいます。責任感が強く、周りから信頼される人であることに間違いはないのですが、長所は時と場合によっては短所にもなるもの。
ストレスに弱い人は、こうした性格がもとで、自分からストレスの中に飛び込んで溜め込みやすいといえます。

 

ストレスに強い人の対応

白梅にとまるメジロの写真

では、ストレスに強い人はどんな風にストレスに対応しているのでしょうか?
それは、ストレス源に気が付かないんです。

そもそもストレスは、自分と周りの人との間を察しようとすることに起因していると思いませんか?
冗談を言われたら、ただの冗談だと気にもかけなければストレスにはなりませんよね。手を抜ける場面では率先して手を抜き、周りの人の気持ちを察するよりも自分がいかに楽できるかを優先すれば、ストレスは発生しにくくなります。

自分じゃなくても、できる人はたくさんいる。
いざとなったら、周りに頼ろう。
自分にできる事しかできない・やらない。
してほしい事がある人は言ってくれる。
一見すれば自己中心的でワガママにも思える対応が、実はストレスを作り出さない環境になっているんです。時と場合によっては、周りに嫌われかねない行動も、自分をストレスから守るには最適な行動になります。

 

気遣いスイッチをオフにしよう

山と池の写真

気遣いというアンテナを高々と伸ばしていると、いろんな情報が周りから常に入り込みます。ひとつの作業に集中しようとしても、情報をキャッチすれば気を取られ、やらなければならないと思い込む出来事が山積みになっていくでしょう。
それでは、ストレスを抱えやすい環境に自分を置いているのと同じですよね。ストレスに弱い人は、そもそも自分よりも周りの人を優先してしまい、それが一番のストレスだということに、気が付いていません。

世界中で誰よりも一番大切な人は、自分自身です。自分が自分を大切にしなければ、他の誰が大切にしてくれるんでしょうか?

周りとの協調性を大切にしたい気持ちもわかります。周りと助け合える関係は心地いいですもんね。けれど、その為に自分を犠牲にしてしまっては、周りの人達にとって心地いい関係とはいえません。
まずは、自分自身を一番に優先してみてください。周りへの気遣いはそれからでも遅くはありません。

イライラを感じたら、気遣いスイッチをオフにして。自分を優先しましょう。

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