「ありがとう」と言うと、心がほっこり温まりませんか?
「ありがとう」と周りが言っていると、優しい世界にいるように感じませんか?
ありがとうは、言葉を言っても聞いても心を優しさで満たしてくれる魔法の言葉です。
目次
「ありがとう」が心をケアする
「ありがとう」という言葉、一日で何回くらい口にしていますか?
ちょっとした小さな助けに、誰かの優しさに、人は感謝の気持ちを言葉にします。その時の言葉が「ありがとう」です。
けれど、人によっては感謝よりも謝罪を口にする人もいます。それが「すみません」や「ごめんなさい」ですね。
ありがとうもすみませんも、似たような意味を含んでいるように見えても、言っている方も言われた方も、全く違う影響を受けます。
ありがとうは、『助けてもらえて嬉しい、助けられて嬉しい』という風に、言った方も言われた方も嬉しくなります。その状態は、心がプラスの感情で満たされている心地良い状態です。
一方、すみませんやごめんなさいでは、言った方や申し訳なさでいっぱいになり、言われた方は余計なことをしてしまったと心にモヤモヤを生じさせてしまいます。この状態はまさに小さなストレスを受けている状態です。
感謝と謝罪。どちらが心に良い影響を与えるかといえば、感謝であることは明白です。
けれど、謝罪の言葉を口にする方が多くありませんか?
感謝ではなく謝罪を口にし続けるだけで、心は不安定になってしまうんです。
本当に悪いことをした場合を除いて、謝罪の言葉を多く口にしていると、心は徐々に荒んでいきます。そのストレスは正常な心を蝕んでいき、日常的に自己否定する癖が身に着いてしまいます。
では、ありがとうと感謝を口にするようにすると、どうなると思いますか?
感謝の言葉は、言った方も言われた方も幸せな気持ちにしてくれる魔法の言葉です。何かをしてもらったら「ありがとう」と伝えれば、その時の嬉しいや感謝や喜びの気持ちが、ありがとうという言葉を伝って周りに広がっていきます。
どうせ口にするなら、優しさに包まれた方が幸せですよね。
対人関係が円満な人の口癖
ありがとうを口癖にしている人は、対人関係が円満にもなれると知っていますか?
人の行動に対して、ありがとう以外にも向けられる言葉はたくさんありますよね。上司と部下の関係であれば、労いだったり、親と子の関係であれば、褒めたり。
労いや称賛では、言われた方は一番最初は喜びますが、その後何度も同じ言葉で労われたり称賛されたりしていると嬉しいとは思わなくなります。それどころか、鬱陶しいと感じたり、イライラを感じたりすることもあるんです。
それは、自分の行動が評価されている、査定されているという意識が芽生えるので、「どうして自分がやらなきゃいけないのか」と思ったり、「悪い評価されるくらいなら行動したくない」と考えるようになるからです。
対人関係が円満な人ほど、どんな関係性の相手であっても「ありがとう」を選んでいます。
ありがとうと口にする方が、お互いが対等であり、相手の行動そのものに感謝していることが伝えられると知っているからです。
定型的なお疲れ様やご苦労様ではなく、あえて「ありがとう」と口にしてみませんか?
言葉を変えるだけで、あなたの周りの人達の対応は今までとは全く違うものになるかもしれません。
小さな「ありがとう」を探してみよう
さて、「ありがとう」の言葉ひとつで心がケアできるとわかって、あなたは毎日の中で「ありがとう」をいくつ見つけられるでしょうか。
意識していないだけで、あなたの周りには「ありがとう」と伝える行動がたくさん溢れています。
道を譲ってもらったり、落とし物を拾ってもらったり、物を丁寧に渡してもらったり。普段はありがとうと伝えていなかった場面でも、もしかしたらそれは感謝を口にしてもいい場面ではないですか?
小さなことに対して「ありがとう」なんて言うと恥ずかしいなんて考えていたら、その方が恥ずべき考えです。誰かの小さな優しさに「ありがとう」と思えない方が、大人として恥ずかしいと思いませんか?その恥じらいは、普段は口にしていなくて慣れていないだけじゃありませんか?
謝罪より感謝を、言葉にして伝えてみてください。
「ありがとう」と言うだけで、あなたの周りにいる人達に、小さな幸せを分けられます。そして、あなたの心にも小さな幸せが生まれます。幸せの連鎖を繋いでいきませんか?
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