悪口や陰口を言ってくる人、嫌味でマウンティングをしかけてくる人って、どこにでもいるものです。
そんな人達の言葉の攻撃を、あなたはどう対処していますか?
方法を間違えると、その攻撃はますます威力を高めて何度でも襲い掛かってくるようになってしまいます。
目次
言葉の攻撃をしてくる人の心理

悪口や陰口、嫌味などの言葉での攻撃は、ふとした死角から浴びせられ、思わぬ傷を受けてしまうこともありますよね。言われたくない劣等感を刺激されたり、マウンティングをされたり。
どうして相手は、そんなひどい言葉をいくつも投げつけてくるんだと思いますか?
それには二つの目的が考えられます。ストレス発散と自尊心の維持・回復です。
自分の状況に対する不満や不安を自分自身で解消することができず、同じ不安や不満を誰かにぶつけて、同じ気持ちを気持ちを共有して自分のストレス負担を少しでも減らしたいと願った結果、悪口や陰口、嫌味をいうという行為に走ってしまいます。
もうひとつは、自尊心の維持や回復が目的です。
あえて人の欠点を指摘することで、自分の方が凄い存在なんだと思い知らせたかったり、恵まれている人を見て、その立場から引きずり下ろし、自分がその立場になり代わりたいという思いの結果の行動が、言葉による攻撃になります。
どちらも言葉による攻撃をしかけてくる人自身の中に問題があることがわかります。
問題を持っているのが誰か、それによってどう対処していくかが決まります。
言葉で攻撃してくる人に対して、どんな対処をするのが最適か。
あなたならどうしますか?
対処法は『何もしない』ことが一番

一番有効で最適な対処法は、何もしないこと、何の反応も返さないことです。
これは我慢とは違います。相手の言葉に反論しないように眉をひそめ、唇を噛んで我慢している姿を見せることも、反応のひとつです。
一切の表情もなく、傍観者のように何を言われても言葉でも態度でも、何の反応も示さないことが一番の対処法になるんです。
これが最適な対処法とわかる古いお話があります。お釈迦様のある逸話です。
みんなに尊敬されるお釈迦様に嫉妬していた人が、お釈迦様一行を待ち構えて、たくさんの人の前でお釈迦様に罵詈雑言をぶつけました。
口汚く罵れば、さすがのお釈迦様も言い返すに決まっている。そうしたら、お釈迦様の威光も地に落ちるとその人は考えていました。
お釈迦様の弟子たちは、お釈迦様への悪口に憤慨しています。
お釈迦様はただ黙ってその人の悪口を聞いていました。表情も変えず、ひと言も発せず、ただ黙っていました。
すると悪口を言い続けていた人は、お釈迦様が何ひとつ反応してくれないものだから、悪口を言い続けるのが虚しくなってしまい、悪口を言うのを止めました。
お釈迦様が何も言い返さなかったのは、その人の悪口を一切受け取らないという姿勢から出た対応です。お釈迦様への罵詈雑言は、お釈迦様が受け取らない姿勢を示したことで、言った本人にそのまま返され、その人の心に突き刺さったんです。
これ以上ひどいことを言われないように、相手に立場をわからせようとしたり、もっと大人な対応はできないのかと説得しようとしたりすることは、相手からの言葉による攻撃を受け取ってしまう行為に相当します。攻撃が成功したことで相手は味を占め、何度でも攻撃をしてくるようになるでしょう。
実際には、対応しようとするほど、攻撃を止めることはできなくなっていくんです。
受け取るも受け取らないも選べる

周りからの言葉や行動によって示されるもの全て、あなたには受け取るか受け取らないかを選ぶ権利があります。
人が何かを言ってきたり、態度で示してきたりしたからといって、あなたが必ずそれを受け取らなければならないということはありません。
無視すること=反応しないことという選択をしても、間違いでも問題でもないんです。
言葉の攻撃をしかけてくる人には、その人自身の内側に大きな問題を抱えています。それが解決できなくて苦しくて、だから周りに八つ当たりをしています。
人の八つ当たりに向き合う必要はありませんよね?
アドラーの心理学にもありますが、自分の問題と人の問題は分けて考えなければ、対人関係を円満にすることはできません。
当人の問題は、当人が対応するしか解決の道はないんです。周りがいくら何を言っても手出ししても、それは何の解決にもなりませんし、自分もその問題に巻き込まれてしまい、解決の糸口さえも掴めない状態に陥ってしまうだけ。
八つ当たりで攻撃してくる人の声を聞かないという選択肢があること、覚えておいてください。
あなたの心が攻撃されてしまわない為に、ひらりと回避するのも手段のひとつです。
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