「自信がないから」という理由で、何かを諦めたことはありますか?
自信がないと、いつまでも前に進む勇気が出ませんよね。
けれど、『自信』は待っていても得られません。
目次
「自信が無い」はただの言い訳
「自信が無い」そう言って、挑戦することや前に進むことを諦めたことはありますか?
多くの人が「自信さえあれば」と嘆いていますが、残念ながらそれは行動しない為の言い訳です。
そもそも自信があるないとは、どうやって判断されるものか考えたことはありますか?
形があるというわけではなく、感情的なものでもありません。各々が心の中に自信があるかないかを主観的に判断しているだけのものです。
自信が無いと言い訳して行動しないでいる人は、失敗を強く恐れています。失敗は恥ずかしいことだ、人に笑われるのは恥ずかしいことだという強い思い込みがあるから、自信が無いと言い訳して行動しないでいられる選択をしています。
言い訳をするのは、そんな本当の自分を隠したいからなのです。
実力以上を発揮して、周りに尊敬されたかったり、自己評価を高く見積もりすぎて、失敗を恐れたり、そういう歪んだ認知が自信から遠ざかってしまう一因となります。
あなたは、自信を言い訳にしていませんか?
『自信』は『経験』からつくられる
言い訳として使われている『自信』も、本当にそれがあれば勇気が出せるのにと思い悩んでいる人もたくさんいますよね。
「自信さえあれば上手くいくのに」と。
けれど、自信は待っていても得られませんし、いつの間にか自然と湧いてくるものでもありません。
『自信』とは、自分の『経験』によってつくり上げられるものなのです。
例えば、一流のプロスポーツ選手よく観察してみてください。
一流のプロスポーツ選手は、技術が高く、体格や体力に優れていて、その発言は自信に満ち溢れていますね。インタビューに答えている回答も、謙虚ではありますが、自分への確固たる自信があることがわかります。
それはどうしてだと思いますか?
生まれついての体格に恵まれていたから?
一流の環境にいられるから?
高い技術を持っているから?
それら全て、最初から持っていたものでしょうか?
体格の差は生まれついてのものもありますが、トレーニングしなければ筋肉は衰えます。
一流の環境は、その環境に入る為の狭き門を潜り抜けてきたからです。
高い技術は、日々の研鑽によって身に着けてきた技術です。
一流のプロスポーツ選手は、最初から自信があったわけではありませんよね。
一流と呼ばれるほどの技術を身に着けるには、相応の厳しいトレーニングが必要です。時には怠けたくなる気持ちを鼓舞し、人とは違うトレーニングを「自分の為になる」と信じて愚直にやり続ける精神力も必要です。ケガをすれば、焦る気持ちを抑えて療養に励み、その間もできることを探しているでしょう。
そうやって築き上げてきた今があるからこそ、一流のプロスポーツ選手は自信に満ち溢れています。
プロスポーツ選手でなくても、一般人であっても、自信をつくり上げるやり方は同じです。
自信は、自分が積み重ねてきた経験によってしか、つくり上げることはできないものです。
あなたの今日の一歩が自信に成る
『自信』という漢字をよく観察してみてください。
漢字は、複数の意味を持った言葉の集合体です。例えば、忙しいという漢字は、心を亡くすという言葉が含まれています。心を亡くすほどに大変な状況を表していますよね。
では、『自信』はどういう漢字でしょうか。
『自』は、自分自身のことです。
『信』は、はっきり言う、言葉にする、約束する、誓いを立てる様子が漢字となっています。
そのふたつの感じを合わせた『自信』は、『自分を信じる』という意味、『自分に誓いを立てる』という意味があるのではないでしょうか。
自分がどうなりたいか、誓いを立てるから自信。
自分を信じるから、自信。
誰でも最初から自信を持っている人はいません。様々な経験をして、自分を深く知って、自分を信じてみようという気持ちがあって初めて、人は小さな自信を持てるようになるのではないでしょうか。
そして、その自信を大きく育てていくのは、あなたが起こす行動による経験だけ。積み重ねた実績だけが、自信をつくり上げていくのではないでしょうか。
実績は結果ではありません。挑戦した、一歩を踏み出したという過程こそが大切なのです。その積み重ねがあるからこそ、人は自信を持って次の一歩を踏み出していく勇気が持てます。
あなたの今日の一歩、わずかな一歩が、明日のあなたの自信になります。
どうか、一歩を怖くても踏み出してみてください。一歩が無理なら半歩でもいい。
結果にこだわらず、踏み出すことを重視してください。
踏み出せたという経験が、あなたを支える自信になるはずです。
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