「死にたい」と思った時は『生きる』ことを考えなくていい。時間を味方にしよう

「死にたい」そう望む時、生きることなんて考えられませんよね。
けれど、命を絶つ前に、最後に少しだけ自分の為だけに時間を与えてあげませんか?

目次

 

もう死ぬしか道が見えない時

雪が降る山中の写真

死にたいと思った時、心は疲れ果て、選べる選択肢など見えなくなっているでしょう。そんな時に、「生きろ」と言われても、「まだやっていないことがあるでしょう」と叫ばれても、何一つ心には響きませんよね。
生きろと言われる分だけ、それに応えることのできない自分自身の不甲斐なさに、より希死念慮は強くなり、死が救いのように映るでしょう。

死にたいと思っている人は、決して少なくありません。そして、多くの人が誰に相談もできず、心に抱え込んだまま辛い思いを背負い続けています。
助けてあげたいと周りが差し伸べる手は、「生きろ」という言葉とセットで、時には「甘えすぎるな」と檄を飛ばされることもあって、生きることの辛さや苦しさしか目に写りません。

だからこそ、生きることに希望が見出せない。
だからこそ、今よりきっと楽になれるだろう死に憧れる。
それは当然の気持ちです。

人に相談しても、「死にたいと言う人は構ってほしいだけで、本当には死なない」と考えている人に気持ちを話せば、とんでもないアドバイスか檄を飛ばされて、残り少ない気力を消耗してしまうかもしれませんよね。
けれど、自分一人ではもうどうすればいいかわからなくて、誰かの言葉や意見、優しさに触れたくて、生きていていいのか、死んだ方がいいのかを決断する何かを欲していませんか?

「死にたい」
そう思った時、次の二つを試してみてほしいです。
もう生きているのが辛すぎる、これ以上の苦しみを感じたくないと思ったら、それでも死を迷っていたら、試してみてください。

 

1.独りになろう

死を望む人には、人それぞれ理由があります。
自分の無力さに絶望していたり、人に迷惑ばかりかけていることに耐えきれなくなったり。どんな人にも共通しているのが、『自分なりに最大限努力してきた』ことです。

頑張って頑張り続けて、もう頑張ることに疲れてしまったのではないですか?
もう頑張れない。けれど、周りからは「頑張って」と言われるその言葉に、自分の努力が無駄だったと感じたのではありませんか?

あなたは頑張ってきた。誰よりもそれをあなた自身がわかっていれば、人の評価はいりません。あなたの努力の過程や成果を評価されないよう、独りになってください。

「もっと頑張れ」と言われなくていい環境に身を置いてください。
人に評価されない環境に身を置いてください。
その中で、何も考えずに過ごしてみてください。

周りからの声が消えると、心の平穏を取り戻しやすくなります。周囲に気を遣いすぎている人は、周りに誰かがいると、つい気を遣ってしまうので独りになれる環境に身を置くと、気疲れせずに心を落ち着けられます。

その中で、ただぼんやりと過ごしましょう。
体の中に詰まった息を吐き出して、自分のためだけに呼吸しましょう。

 

2.『期限』を決めてみよう

いつ死ぬか。言い換えれば、いつまで生きてみるか。その期限を決めてみましょう。

もう「今日を生きるのも無理だ」と思うからこそ、葛藤しながらも死を望んでいるからこそ、選べるならば「今すぐにでも」と考えているかもしれませんが、あと少しだけ自分自身に時間を与えてあげませんか?

今まであなたは頑張って頑張りすぎてきました。その頑張った時間の中で、自分の為に費やした時間はどれくらいあったでしょうか?
いつも誰かの為、人の為、自分以外の為に行動してきたのではありませんか?

あと一年、次の誕生日、次の春まで。
期限を区切ってみてください。
そして、その期限までは自分の為に生きてみませんか?

行きたい場所に好きに行っていい。
食べたいものを遠慮なく食べていい。
やってみたかった事をやってみていい。
ぼんやり過ごしていていい。
あと少しだけ、生きる時間を自分自身に与えてあげてください。

全てのことは、時間と共に変化していきます。生きている間に、あなたに別の救いが見つかるかもしれません。悩みが解決していくかもしれません。
あと少しだけ生きていたら、それを見つけられるかもしれないから。
期限を決めて、その期限まで生きてみてください。

 

選択に迷ったら話にきて

海の写真

「死にたい」と思うことが、悪い思想だと思い込まなくていいです。
生きていれば、死んだ方がマシだと思うような出来事に遭遇する時もあります。人によって感じ方は違うのです。他の誰も「死ぬなんて考えない」と言っても、あなたがそう感じるなら死を望んだっていいのです。

ただ、命を絶つその前に、話にきてください。
苦しい中で生きようか、死んで楽になろうか迷ったら、話にきてください。

死を望む気持ちは、甘えではありません。
死を望むほど、頑張り疲れてしまっただけです。

あなたの頑張りを、あなたの悩みを、胸の内から吐き出してみてください。
ただそれだけで、あなたの中にあるストレスが少しだけ軽くなるかもしれないから。
ただそれだけで、あなたの悩みを解決する糸口が掴めるかもしれないから。

いつでも話にきてください。

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