本音で生きると実は楽!自分を偽る方が苦しくなっていく

自分を偽って生きるよりも、本音で生きた方が楽だと知っていましたか?
本音で生きるメリット、本音で生きた方が良い理由をご紹介します。

目次

 

本音で生きた方が実は楽だった!

蓮の葉の写真

世の中をうまく渡っていくために、いくつもの仮面を被って場面ごとに適した自分を演出していませんか?
その場に都合良く、相手にとって都合良く書き換えられた『自分』は、どこか本音を残しつつも、やはり無理をしていることに変わりはありません。
その無理はいつか自分に返り、八方塞がりの状況を自ら作り出してしまう結果となる可能性もあります。
そんな人生を生きることが、本当に幸せに繋がるでしょうか?

毎日のように自分を偽り続けると、それが習慣になり、常に矛盾を抱えた状態となります。
自分が理想とする自分、自分が周囲に見せる自分、それとは異なる本当の自分。それらが衝突し、イライラしたり感情的になったり、周囲に攻撃的になったりなどしてしまうのは避けられません。

この『矛盾した自分』を抱える状態は、とても辛いものなのです。
例えば、高い理想に追いつけなくて自己否定に走ったり、悪いとわかっているのにやってしまって罪悪感に駆られたり、不快感に悩まされることになります。
それが毎日のように続いたとしたら?とても気分の良いものではありませんよね。

しかし、ある程度の『仮面(自分の演出)』は必要でしょう。常に自分の本音を曲げずに生きていくことは、人と衝突するしか選べなくなってしまうからです。
それでも、大切な部分は自分を曲げずに『本音』で生きた方が、圧倒的に楽です。

本音で生きた方が楽になれる理由、本音で生きることのメリットをご紹介します。
今から、自分の本音を出して生きませんか?

 

1.気の合う人しかいなくなる

自分を偽っていると、『偽った自分』に対して好意を抱く人か、そんな自分を利用しようとする人達ばかりが周囲に集まってしまい、気の休まる場所が外に無くなってしまいます。
安息の場所は家だけでも構いませんが、外で一切気が抜けないのは、辛いですよね。

これが、本音で生きていた場合にどうなるか?
合わない人は離れていき、気の合う人だけが結果的にあなたの周りにいる状態になります。

『自分がどういう価値観を持つ人間なのか』を周囲に表現しておくことで、周囲の人は本来のあなたを知ることができ、各々が合う・合わないを選択することができます。もちろん、選択権はあなたにもあります。
そうやって無理をしなくても対等で信頼の土台を築ける関係だけが、あなたの周りで育まれていくのです。

どうしても、という場合を除けば、気の合わない人と無理に接したくはありませんよね。特にプライベートにも関わる関係性ならば、気の合う人とだけ関係を築きたいものです。

本音で生きていれば、自分を偽って周囲に合わせた自分を演出していた時よりも、ずっと気の合う人を見つけ安く、そして相手からも見つけてもらいやすくなります。

 

2.孤独は『自由気まま』

本音で生きると、誰からも相手にされなくなる。という恐怖心を抱く人もいますが、独りになることは本当に『寂しく辛い孤独』なのでしょうか?

私が実体験で感じた『寂しく辛い孤独』は、コミュニティの中にいるのに誰にも理解されず、受け入れられないと知った瞬間に、強い孤独を感じ、同程度のストレスの重みを実感しました。
本当の孤独とは、独りになる・独りで過ごすことではなく、周りに誰かいるのに誰からも受け入れられてもらえない状況なのではないでしょうか。

コミュニティを離れて、独りの時間を過ごす。
これは孤独ではありませんよね。

人は、誰かと一緒にいたいと思う時もあれば、独りになりたいと思うものです。それは自然な考えで、当たり前のこと。無理に人と一緒にいて、疲れてしまう方が良くありません。

独りになりたい時には、気ままに独りで過ごし、心を十分休めることができたら、再び誰かと接して喜びや楽しさを共有する。そんな適度な距離感のある対人関係は素敵だと思いませんか?

 

3.ストレス疲れしにくくなる

人といることで安心感を得られますが、同時に人といるからこそ気疲れします。人と接している時間は、相手のことに気を配り、なおかつ自分の心にも気を配っている状態です。そんな緊張状態が長続きするはずもなく、数時間も持てば十分でしょう。

けれど、相手が楽しそうにしていると、自分が疲れていても無理して合わせていませんか?
そのストレスが、次に相手に会うのを躊躇させる原因になっていませんか?

本音で生きると、自分に無理を押し付けない生き方となります。無理をしなければ、余計なストレスで疲れることはなく、無理をしないから心の回復も早いです。
いつでも心に余裕があり、適度なストレスを心地よく感じ、しっかりと休養も取れる。そんな生活ができたら、楽しそうですよね。

 

自分を偽らない生き方をしてみよう

百合の写真

自分を偽るのは簡単です。けれど、その小さな一歩を踏み出してしまうと、だんだんと偽りを重ね始め、止められなくなってしまいます。そうなってからでは、自分を偽ることで作り出した状況なのに、あまりの息苦しさから、なぜそうなってしまったのか分からなくなってしまうかもしれません。

自分を偽り、いつでも仮面を被り続けることは、自分を追い詰め、苦しめる行為です。
どこへ行っても息がつけず、自分が本当に何をしたいのかも見失ってしまう前に、あなたの『本音』を取り戻しませんか?

本音で生きるのは、大変そうに見えるかもしれません。
けれど、本音で生きてみれば、自分を偽るよりも楽なことに気がつけるはずです。

今この瞬間の問題回避のために自分を偽るよりも、人生という長い時間の中で自分が生きやすくなるために、あなたの本音を大切にしてみてください。

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