何がしたいかわからない。
不満らしい不満はないけれど、満足している気はしない。
そんな気持ちを感じていませんか?
その気持ち、本当にしたい事がわからなくなっているせいではないでしょうか。
あなたが本当にしてみたい事を、見つけてみませんか?
目次
自分を知る為の『何もしない』時間
休日は嬉しいですよね。ゆっくりできるし、自分の好きに時間を使えます。やらないといけない家事や雑事なんかも、気が向いた時でいいやと思えれば、全てが本当に自由です。
けれど、そんな休日が楽しいと思えるのは、働かなければならない不自由さを感じているから。不自由がなければ、人は自由を感じられないのです。
例えば、家族と一緒の暮らしをしていた人が、一人暮らしをした時に感じるのは、誰もいない自分だけの空間があるという解放感です。
家に帰れば、常に家族の誰かがいる生活は、ちょっとした息苦しさを感じませんか?一人暮らしなら、家にいるのは自分だけ。誰かに気を遣うこともなく、静かに自分のペースだけで暮らすことができます。
それは自由ですが、誰かと暮らしていた不自由さの経験がなければ、感じられなかった自由ですよね。
今、あなたの周りにはたくさんの情報や物が溢れています。自分の周りにたくさんの物があるという環境は、ある意味では幸せですよね。不足したら、すぐに手に入るということなのですから。
けれど、その環境では、あなたが本当にしたい事を見つけづらくなってもいます。
本当にしてみたい事ではなくても、他のことで満たされてしまえば、とりあえず心は満足します。お腹が空いている時に、本当に食べたい物ではなくても、お腹が満たされるのと同じ。
でも、心は本当には満たされていません。心のどこかで空虚さや面白くない人生だと感じ、人生に投げやりになってしまう人もいます。
そんな人達に共通するのは、『本当にしたい事がわからない』ということです。
自分が本当にしてみたい事を見つける前に、他の刺激で満たされてしまえば、自分の中にある欲求を見つけるのは難しくなります。
飢えている、不足しているからこそ、それを満たしてやろうと強く求めるのです。それが一時的にでも簡単に満たせる代用品があれば、永遠に本当にしてみたい事を見つけられないかもしれません。
『してみたい』は退屈から見つかる
では、どうしたら本当にしてみたい事を見つけることができると思いますか?
本当にしてみたいと感じている心は、表層からは見えづらいところにあります。自分の内側に意識を向けて、自分の本音に耳を傾けることができなければ、気付けない部分です。
それを知るには、「~をしてみたい」と感じる環境に身を置いてみるのが一番です。
ただひたすらにぼんやりしてみてください。
空を見て、海を見て、森を見て。見たいだけ大自然に包まれてください。外に出るのが面倒なら、家で十分です。何もせず、ただぼんやり過ごしてみましょう。
そうしていると、だんだんと飽きてきます。
ゆっくりすることに、のんびりすることに楽しさではなく、退屈を感じてきます。そうなった時がチャンスです。
してみたい事を探してみてください。
その瞬間に思い浮かんだ事は何ですか?
どんな小さな思いでも、気になった事をまずは始めてみましょう。
何がしたい?見つける為に休んでみよう
やってみるのは面倒。
やってもどうせ続かない。
他で満たせるし。
そんな思いがあると、本当にやってみたい事からどんどん遠ざかってしまいます。自分自身に屁理屈をこねていると、言い訳ばかりが上達してしまい、自分の本音を見失ってしまいます。
そして、簡単に満たせるもので溢れかえってしまってもまた、自分が本当にしたい事が見えづらくなってしまいますね。
してみたい事。それを探す為に、自分に『何もしない』時間を与えてみてください。
その時間は、自分のことだけを考え、見つめ直す時間です。
人は、自分が思っているよりも自分自身のことを理解していません。
あなた本音を探す為に、いつもと違った何もない時間を過ごして、普段は見えない本音を探してみましょう。
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