自分自身をすり減らしてまで頑張らなくていいと思いませんか?
心が辛く苦しいと訴えているなら、休んでもいいと思いませんか?
休むことは、『逃げる』とは違うから。安心して休みましょう。
目次
休むことは悪?休めない人の心理
しんどくても、辛くても、苦しい思いをしてまでも。でもまだ休むなんてできない…
そう考えてしまう人は、この日本にたくさんいます。
どうして思い詰めてしまうほど頑張って、それでもまだ休もうとしないのだと思いますか?
体や心が限界ギリギリまで頑張っている状態でも、まだ休もうとしない人は、こんな思いを抱えています。
休むのは悪いこと。(サボることと同じ)
頑張らないと、自分には価値がない。
休むのは、甘え・逃げ。
辛く苦しい思いをしないと幸せになれない。
休んだらダメ人間になる。
こんな風に自分を追い詰める思考を持っていたら、休むことに罪悪感を抱くし、休みたくても素直に休みたいと言えなくなってしまうのも頷けますよね。
けれど、これらの思考は特別なものではありません。よくある光景の一つです。
粉骨砕身という言葉があるように、日本では昔から身を粉にして働くことが美徳とされてきました。本来は、疲れる前に体と心を休めて回復を促し、元気な状態でいられる時間を伸ばした方がパフォーマンスは向上するとわかっているのに、無理をしてでも頑張り続けなければ成功しない、幸せになれない、人としてダメになるなどの思い込みが蔓延っています。
それらの思い込みに支配されていると、自然と休むことは悪いことだと思い込んでしまいますよね。
頑張ることが幸せなのでしょうか?
幸せになるために頑張っているのではないでしょうか?
楽しいも嬉しいも、心と体が元気でないと感じにくくなってしまいます。そんな辛い人生のために、あなたは生きているわけではないはずです。
心も体も、健康が一番です。健康だからこそ、どこにでも行けるし、新しいことに挑戦しようと思えるのです。
あなたの心と体の健康を取り戻しましょう。
そのために、休むべき時に休みましょう。
1.積極的に休んだ方が良い症状
まずは、休むべき時に休めるよう、こんな症状が現れていないかチェックしてみましょう。
- 気力が湧かない
- 原因のない体調不良(頭痛・腹痛・めまいなど)
- 眠れにくい
- なかなか起きられない
- 考えがまとまらない
- 物覚えが悪くなった
- 食べ過ぎる・ほとんど食べられない
- 日常動作(入浴・歯磨きなど)が面倒
これらの症状は、心と体が限界まで頑張って疲れてしまった時に現れます。
人の体力には個々の差があるように、連続して頑張り続けられる長さや疲労の溜まり具合は人それぞれです。周りの人と同じタイミングまで我慢するのではなく、自分の心と体の状態を把握して、適切なタイミングで休めるようにしていきましょう。
まずは、限界ギリギリの症状を知ってください。これらの症状が現れたら、すぐに休みましょう。
次は、これらの症状が現れる前に、回復する時間が持てるように意識して行動してみましょう。
そうやって自分のことを把握できるようになると、今よりも動くのが楽しめるようになります。
2.リラックスタイムで緊張をほぐす
疲労が溜まりに溜まっている時は、まずは心と体の緊張をほぐして、リラックスさせることを優先しましょう。
お風呂に入ったり、リラックス効果のあるアロマを焚いてみたり、何も考えない時間を持つことも効果的です。気持ちの向くままに、のんびりと過ごして心身をリラックスさせてください。
眠りたければ、思う存分寝てみましょう。ただし、朝はしっかりいつもの時間に目覚めるようにだけ気をつけてください。起床時間が遅くなってしまうと、体のリズムが乱れてしまいます。そうなると、余計に疲れが溜まりやすくなります。
あなたのリラックスタイムは、どんな過ごし方ですか?
3.血流を促してリフレッシュさせる
緊張をほぐすことができたら、エネルギーをチャージする必要があります。それには血流を促してリフレッシュさせるのが効果的です。
おすすめは、登山や水泳など、自然の中で楽しめるアクティビティです。自然には、人の心を癒す力があります。自然の中に身を置いて過ごすだけで、ストレスが緩和されるのは凄いですよね。
人工物のない山の中や森の中をハイキングするのも、非日常的で楽しいですよ。最近は、風光明媚な観光地でレンタルサイクリングも流行しています。1日自転車を借りて、好きな場所を散策するのも良い運動とリフレッシュです。
回復のサイクルを知ろう
頑張る時に頑張れるのは、心と体が元気でエネルギーが十分に溜まっている状態を維持できているからです。
人は、生きているだけでもエネルギーを消耗します。仕事をしたり、負担のかかる何かがあれば、エネルギーの消耗はより激しくなるのは当然です。
エネルギーが減って、疲労が溜まってきたら、いさぎよく休んで回復に専念しましょう。
そうすればもっと元気でいられる時間を長くすることができます。
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