心の疲れをケアしていますか？心の疲れにも程度があり、度合いに応じたケアが必要です。
あなたの心は、どれだけ疲れを溜め込んでいるでしょうか？
目次
心が疲れた時は無理をしてはいけない！
心の疲れは、見えない・自覚がしにくいからこそ無理をしてしまいやすいですよね。けれど、見えないし自覚もないからといって、そのまま無理をし続ければ遠くない未来に倒れてしまうでしょう。
あなたはそんな風に、自分に無理をさせ続けていませんか？
多くの人は、何となくでしか感じない心の疲れを無視して過ごしています。その結果、イライラしやすくなったり悩み事が増えたりと、さらに心に負担のかかる環境になってしまうとも知らずに。
心は疲れがあるとわかったら、できるだけすぐに疲れを取り払い、回復させる行動が必要です。毎日の中にたった1時間だけでも、自分の心と向き合って、その疲れ具合から癒す時間をとってもいいと思いませんか？
これからご紹介する三つのケアは、心の疲れ度合い別におすすめする方法です。重度の疲れに対するケアからご紹介していきますので、自分の心はどのケアを欲しているか、考えながら読んでみてください。
１．何も考えない時間を作る
心がひどく疲れている時は、もう何をする気力も湧きません。リビングのソファーから立ち上がってキッチンにお茶を取りに行くのも大変だと感じるようなレベルです。
そんな時は、何かをして心を回復させるよりも、『何もしない』方が回復に繋がります。
考えること、体を動かすこと、心を悩ませることを一切しない時間を作りましょう。
柔らかなソファーやベッドに横になって、気を張り続けている体から息を吐き出して、緊張をほぐします。
目は閉じてもいいし、開けていても構いません。ただ『何も考えないで』ください。
静かな部屋で行いましょう。雑音はない方が良いですが、森の中の音や川のせせらぎの音などの環境音はリラックス効果があるので、欲しい場合にはかけて構いません。
時間は、10〜15分を目安に始めてみてください。あまり短すぎると効果が薄く、長すぎると気持ちが緩みすぎてしまいます。
終了時間を気にしなくてもいいように、タイマーをかけておくと、時間を忘れてリラックスできますよ。
２．自然の中で心と体を癒す
疲れは溜まっているけれど、まだ動く元気があると感じられたら、自然の中に行きましょう。自然に触れることで得られるリラックス効果は、心に溜まったストレスを溶かしてくれます。
広大な森林公園や湖、山や海など、軽い散策ができるスペースのある場所がおすすめです。街中にはない広大な自然の中にいると、心や体の緊張が解されていくのを感じられます。
自然の中での過ごし方は人それぞれです。周囲を散歩したり、少しペースを上げてウォーキングしたり、デイキャンプでのんびり過ごすのもおすすめです。
ただし、あまり過度な運動にならないよう気を付けてくださいね。
３．適度に体を動かして活力を取り戻す
心の疲れは軽度。そんな時は、思いっきり体を動かしてアクティブに回復させましょう。
アクティブレストという考え方は、疲れている時にあえて体を動かして血流を促進させ、疲労物質を効率よく体外に排出させようというものです。
アクティブレストには様々ありますが、全身運動できるものが良いとされています。例えば、ジョギングや水泳などのハードな運動から、全身の筋肉を隅々まで伸ばすストレッチなどソフトなものまで。
自分に合った運動、その時の自分が望んでいる運動をすることでより効果が上がります。
疲労度合いに適したケアをしよう
心のケア方法はいくつもあります。人に合うからといって、必ずしも自分にも合うとは限らないので、様々な方法を試して、自分の中の『ケア方法』を見つけてみてください。
また、疲労の度合いによってもケア方法は変えるのがおすすめです。疲れがひどい時にハードな運動をするのは、辛いですよね。その時の自分の状態に適したケアは何か？行う前に自分を客観的に把握して、考えてみましょう。
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