セルフケアって意味あるの?セルフケアしないと心はどうなる?

体へのセルフケアは行っていても、心へのセルフケアを行っていますか?
セルフケアをしないとどうなるのか、おすすめのセルフケア方法と一緒にご紹介します。

目次

セルフケアをしないと心はどうなる?

葉の上の水滴の写真

ケガをすれば患部を消毒したり絆創膏を貼ったり、治療を施しますよね。ケガをしても放っておいたら、患部は化膿し、ひどい状態になってしまいます。
心も自分で行うセルフケアをするとしないとでは、大きな差が現れます。

心は、崖から落ちるような急な不調が現れることはありません。初期の症状は軽く、「何となくいつもと違う」や「何となく調子が悪い」と感じる程度です。その不調が長引いたりさらなるストレスに晒されたりすると、一気に症状を悪化させます。

体調や心の変化をいち早く感じ取るのは、自分自身です。自分で自発的にケアを行うことで、不調からの回復を促したり、悪化を防いだりすることができます。
深刻な状態に陥りにくくするには、普段からセルフケアを行うのが良いのです。

おすすめするセルフケアは、三つに分けられます。

ストレスを発散する。
気分転換をする。
調子を整える。

その時の自分の状態を観察して、自分に合うケアを行ってみましょう。

1.気持ちを吐き出す

心の中に気持ちを溜め込んでいると、色んな気持ちがごちゃ混ぜになって、不安やイライラを感じやすくなっていきます。
気持ちは溜め込まず、その場その場で発散していくか、吐き出しても問題ない場で発散するかです。

自分だけで行うなら、紙に気持ちを書き出すのが良いでしょう。一人で行えるし、誰にも気持ちを聞かれる心配がありません。安心して本音を吐き出せます。

紙に書くだけでは発散しきれない、うまく言葉にできない場合には、信頼できる人に話を聴いてもらうのがおすすめです。ただし、口外されない・話を最後まで聴いてもらえる・アドバイスされないというポイントを全部クリアできる相手でなければ、話してもスッキリしないでしょう。

そういう時は、カウンセリングを予約し、カウンセラー相手に話し尽くしてしまうのが一番です。上から目線のアドバイスも、話を遮られることもなく安心して心に溜めた気持ちを吐き出すことができますよ。

2.心と体を動かす

発散はできていても、それだけではスッキリしないことも多いですね。そんな時は、心と体を動かして気分転換するのがおすすめです。

体を動かすのは文字通り、運動です。ウォーキングやジョギング、登山や水泳などの体に負担のかかる運動は、運動中に集中でき、嫌な思いをスッキリ解消することができます。

心を動かす方法は、涙活です。感動の涙には、ストレス物質が含まれていることを知っていますか?物理的に体内のストレス物質を体外に排出できるので、泣いた後は心がスッキリしています。
悔し涙や悲しい涙ではなく、心が動かされるような感動の涙であると、心地よい爽快感を得られますよ。

その他にも、ウィンドーショッピングや街歩き、旅行やカラオケなども気分転換になるセルフケアです。

3.瞑想で心を整える

色々考え込んだり悩んだりしてしまう時のセルフケアでおすすめなのは、瞑想です。

目の前のことに集中できないと、イライラしてしまいますよね。そのイライラがますます集中力を乱す悪循環を取り除くには、一度その状態をリセットするのが良いのです。
瞑想は、乱れた思考や感情をリセットするのに適したセルフケアです。マインドフルネスとしても活用され、今では行う人が増えてきています。

静かな場所で背筋を伸ばして、椅子に深く腰掛けます。
体中の空気を吐き出しきるように、口から息を吐きます。
ゆっくりと鼻から空気を吸い込み、全身の隅々まで行き渡るように。
その深い呼吸を時間まで繰り返し続けます。

途中で考え事が浮かんだら、その考えは中断します。何度も浮かんだら、その度に中断して呼吸に意識を戻し、呼吸することだけに集中します。

セルフケアは心の健康法

緑の葉の写真

セルフケアは、心の平穏を保つための健康法です。体をケアしないとケガをしてしまうように、心も自分でできる範囲のケアをすることで、穏やかに暮らしていくことを可能にしています。

けれど、全ての心の状態がセルフケアで何とかなるわけではありません。時には専門家に頼り、適切な治療を受ける選択肢があることを覚えておいてください。

あなたの味方は、いつでもすぐ傍にいます。

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