意外と知られていない梅雨時期の心の不調。GWが無事に過ぎれば、五月病の不安はもうないと安心しきっていませんか?実は、心の不調を招く季節はまだこれからです。
目次
季節の変わり目!長雨で心は疲れやすくなる?
季節の変わり目は体調を崩しやすいですよね。体と同じように、心にも負担がかかっていることを感じていますか?
新しい生活が始まり、もう2ヶ月が終わりを迎えようとしていますね。その今だからこそ、心の緊張がピークに達することがあります。
4月から始まった新生活は、新しいことの連続で、慣れない日々に精一杯だったでしょう。思っていたよりも簡単だったこともあれば、思っていたよりも出来ないことの多さに愕然としたり。
そうこうしている内にGWに突入して、緊張が一気に抜けた人も多いのではありませんか?
しかし、中にはまだ緊張を保ち続けている人がいます。GWには五月病と呼ばれる緊張が抜ける時期特有の心の不調が起きやすいと知られているため、気を張っていた人も多いです。
けれど、人はいつまでも緊張したままでは辛いと感じます。適度にリフレッシュやリラックスができていなければ、そのツケは未来に先送りされてしまうだけなのです。
そうして迎えた梅雨の時期が、まさに心の不調が押し寄せる時期となることも。
梅雨の時期は、季節の変わり目でもあります。春から夏へと大きな気候の変化が訪れ、毎日続く雨に悩まされる人も多いでしょう。
そして、梅雨の時期は、次の三つの原因から心の調子を落としやすいと言われています。
- 高い湿度と雨で快適に過ごせないイライラ
- 気圧の変化で自律神経に影響を受ける
- 日照時間の減少に伴うセロトニンの減少
心の不調をあまり意識していなかった人でも、梅雨の時期には毎年イライラしやすくなっていたり、気分が落ち込みやすくなっていたりした経験があるでしょう。
軽度で済めば良いのですが、そのまま不調が長引くと、うつ病へのリスクが高まります。
本格的な梅雨入り前に、梅雨時期を乗り切る心のケア方法を知っておきましょう!
ぜひ、日頃の生活に役立ててください。
1.生活リズムを一定にしよう
生活リズムが乱れると、心も不安定な状態になります。できるだけ『いつもの調子』を崩さないよう、一定のリズムで淡々と日々を過ごしてみましょう。
気を付けるポイントは、次の三つです。
- 早寝早起き
- 栄養バランスのとれた食事
- 晴れた日の日光浴
就寝時間と起床時間を一定にすると、体の調子が崩れにくくなります。体の調子はそのまま心にも影響を及ぼすので、体を健康に保つことは心の健康にもひと役買っているのですよ。
栄養バランスのとれた食事と聞くと、意外とバランスの偏った食事になりやすいです。人によっては野菜ばかりで肉を避けたり、カロリーを減らすだけになったり、本当の意味でバランスの良い食事を選ぶのは意外と難しいですね。
炭水化物を程よい量に調整したり、野菜を増やしたりはすでに出来ている人が多いので、忘れやすいタンパク質をしっかり摂ることを意識してみましょう。まずは簡単なところだけやってみるのがコツです。
そして、晴れた日には日光浴をして、梅雨時期に不足しがちなセロトニンの分泌を助け、幸福度を高めましょう。
2.軽い運動でリフレッシュしよう
運動は気分転換にもなりますし、体と心の調子を整えるのにもひと役買っています。無理のない範囲で毎日行っても良いし、週に一回でも大丈夫です。始めてみることを大切にしましょう。
軽い運動は、自分の状態や体力に合った負荷を選ぶのがポイントです。無理をして、その時だけ頑張っても継続されなければ意味はありません。続けていける程度の負荷だから、体にも心にも無理なく続けられるのです。
例えば、一日20分の散歩やウォーキングは、リフレッシュにもなるのでおすすめですが、雨が降っているのに出かけるのは億劫ですよね。
そんな時は、ストレッチやヨガ、筋トレなどがおすすめです。短時間で血流を促す効果を発揮し、体にも心にも良い影響を与えてくれます。
運動の一番の目的は、気分をリフレッシュすることです。できるだけ毎日、または毎週行えるように自分に合わせた運動を選んでください。
3.湯船に浸かって体と心を温めよう
1日の疲労は、寝て回復するのが一番です。しかし、気候や気圧の変化を無意識に感じている心身は、なかなか緊張が解けないという人もいます。
そこでおすすめのケアが、湯船に浸かることです。
お風呂はシャワーだけで済ませるという人も、ぜひ湯船にじっくり浸かってみてください。温かなお湯に全身が包み込まれると、それだけで幸せを感じられます。
アロマオイルを入れたり、アロマキャンドルを焚いたりすれば、気分はラグジュアリーなエステサロンです。
体の芯まで温めることで、自然な眠気を誘い、睡眠の質を向上させることができます。入浴そのものでも心身の緊張をときほぐすことができますが、さらに睡眠の質を高めてリラックスする効果も併せ持っているのです。
『頑張りすぎない』を合言葉に!
気合いだけでは様々な外部刺激を乗り切るのは、ちょっと難しいと思いませんか?
乗り切るのはいつまでか?それを考えれば、ただがむしゃらに頑張るだけではどうにもならなくなってしまう未来が見えるでしょう。
頑張りすぎない。それを合言葉に、心と体をケアしながら日々を過ごしてみてください。
頑張りたい時に頑張れるように。休むべき時に休みましょう。
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