あなたには悩んだ時に、ついやっている習慣はありませんか？
もし悪い習慣を身につけていたら、悩みをどんどん大きくしてしまっているのは、あなた自身かもしれません。
目次
悩みを大きくする3つの悪い習慣
つい、ひとつの事に頭を悩ませ、いつまでもその状態でグルグルと考え続けていませんか？悩みは時間が経つほどに解決が難しくなる傾向があります。問題点がひとつだったものが、悩んでいる状態そのものにも悩むようになり、どんどんと不快な気持ちは広がっていきます。
そうなると、本来は何に悩んでいたのかさえ思い出すことも難しくなってきます。
もし、悩んでいる時にこんな悪い習慣を持っていたら要注意です。悩みをさらに大きくし、解決を困難にさせるだけでなく、多大なストレスを与えてしまっています。
あなたはいくつ当てはまりますか？
１．原因をいつまでも探し続ける
私達は小さな頃から、問題が起きたらその原因をまずは調べなさいと教わってきました。その対処法で問題ない場合もあるんですが、ストレスそのものやすぐに解決できない悩みなどの場合には、原因を探す行為は大きな問題となります。
「このストレスの原因は、昨日やった～のせいかな？」のように、人はすぐに過去の経験に意識を向け、ストレスの原因を探そうとします。けれど、原因は特定できないことも多いし、特定してもストレスは軽減されません。すでにストレスとなって負荷を受けている状態ですから。そうなると、「やっぱりあれが原因？これかな？」とどんどん考えを広げてしまい、本当の原因に辿り着くことができなくなってしまいます。
また、いつまでも悩み続けている姿勢をとると、ストレスについて考える時間が増え、余計にストレスに晒されます。まさに悪循環ですね。
２．「自分のせいだ」と考える
ストレスや悩みの原因を、すぐに「自分のせいだ」と考える悪い習慣はありませんか？何でも自分のせいと考えるのは、よくありません。
原因が自分にあると考えると、いつまでも悩みから抜け出すことができず、堂々巡りの中に落ちて行ってしまいます。
例えば、食器を洗っている最中にお皿を一枚落として割ってしまったら、あなたは自分のせいだと考えますか？
この習慣が身についてしまっている人は、瞬間的に「自分のせい」と思い込んでしまいます。
けれど、よく考えてみてください。もしかしたら、原因は手袋が劣化していて、お皿を掴みにくくなっていたせいかもしれません。それならば、自分のせいではなく、手袋のせいではないでしょうか？
３．周りの目を気にしすぎている
周りの人達の目、ストレスを抱えている時や悩んでいる時は、特に気になりますよね。「こんな風に悩んでいる自分は、周りからどんな風に見られているのか？」や「悩んでいることを知られたら、周りからなんて言われるか」などと考えてしまいやすいです。
周りを気にしすぎている人は、周りの人達を『敵』として判断しています。悩んで弱っている自分の姿を見せたら、攻撃されてしまうのではないかと考え、余計に周りの人達が気になってしまいます。
気になるからこそ、悩んでいる姿を見せないように踏ん張って、悩んでいない自分を演じようとします。そんなことをすれば、疲れ果てて悩みを解決させるどころではなくなってしまいますよね。
悩みをシンプルに解決する方法は？
悩みを大きくしてしまう悪い習慣がわかりました。ここからは、そんな悩みをシンプルに解決する方法をご紹介します。
それは、相談する相手を変えることです。
悩みがある時に相談したい人はどんな人でしょうか？あなたが頼ろうとする人は、いつも決まった人達ではありませんか？そして、その人達は決してあなたを批判しないし、否定しない。だから、心が弱くなっている時に肯定してもらいたくて相談しています。
人は悩んでいる時ほど、承認欲求が高まります。心が弱っているからこそ、否定なんてされたら生きていけないほどのショックを受けるかもしれないと考えるからです。
けれど、相談する人達はあなたを否定も批判もしませんが、悩みが解決するということもないのでは？否定や批判が出ないということは、似た思考を持っているということです。つまり、あなたが悩みように、その人達も同じようなことで悩みます。
これでは、解決策を考えつくのも難しいものです。
そこで、シンプルな解決方法のひとつとしてご提案するのが、『あなたが苦手な人に相談する』です。
心が弱っている時に、わざわざ苦手な人に相談したくなんてありませんよね。その気持ち、わかります。何を言われるか、きっと否定される、怖いなどの感情が湧き上がって、相談しようという気持ちを折ろうとしますが、それでも相談してみてください。
あなたが苦手と思う人は、あなたとは違う価値観、違う視点を持っている人ということでもあります。苦手な人の中で、クヨクヨといつまでも悩みに囚われていない人に相談してみてください。厳しい指摘を受けるかもしれませんが、人格否定以外の言葉はあなたの悩みに対する問題点や改善点です。悩みに悩んでいる状態のあなたにとっては、「そんなことで解決するの？」と驚くような話が聞ける可能性が非常に高いです。
心を安らかにする時間も
悩みを解決するにしても、その解決の為に苦手な人に相談するにしても、どちらも大きなストレスがある行為です。普段からしていない事をするのは心身に大きな影響があります。
行動を起こし、悩みを解決する方へ向けることができたなら、その時は心を安らかにする時間を持ってください。
あなたを否定しない、批判しない人達。大切な人達。優しい人達と話したり、好きな場所に行ってゆっくりと時間を過ごしたり。あなたの心を穏やかにする時間は必ず持つようにしてください。そうでないと、頑張りすぎて息切れを起こしてしまうから。
もし、誰かに話しにくいこと、話を聴いてほしいけれど相手のタイミングが悪いなどの時は、オンラインカウンセリング話楽をご利用ください。
話楽での会話はどこにも公開されません。
メンタルケア心理士資格を持つ心理カウンセラーと一対一でお話できます。
話す順番はずっとあなただけ。好きなだけ話してください。
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