蒸し暑いこの時期に、心と体のバランスを崩していませんか?
症状が悪くなる前に、セルフケアを行なって調子を取り戻しましょう。
目次
季節の変化が心に及ぼす影響とは?
だんだんと夏らしい気候へと移り変わってきましたが、いつもながら急激な変化の毎日ですね。体や心のバランスを崩されていませんか?
四季がある日本では、気温や湿度、日照時間などが一年を通して大きく変化します。そのため、季節の変化が心身に与える影響は大きく、季節性のうつ病もあるほどです。
【心の安定は体の健康から!季節の変わり目に体調を崩さないために!】の記事でもご紹介した季節性感情障害は夏には夏季うつ、冬には冬季うつと呼ばれ、毎年たくさんの人が心身のバランスを崩しています。
今の時期はまさに季節が変化する真っ最中です。冷たい雨が続いたかと思えば、急に蒸し暑くなり、真夏のような晴れの日が続いたかと思えば、急激な雷雨がやってくるなど、天気さえもアンバランスですね。
今の時期、心と体が同時にダメージを受けていませんか?
日差しがかげると心は暗くなりやすく、蒸し暑さを感じ始めると食欲や意欲など様々なものが減退します。バランスが崩れるのは仕方がないことですが、あまりに大きな落差は心身に及ぼす影響が心配です。
これから本格的に暑くなってきます。冷房で冷えすぎないように、外気の暑さと室内の涼しさの落差で心身を壊さないように、自分にできるセルフケアを行なっていきましょう。
セルフケアのポイントは三つ。できそうなところから、ぜひ試してみてください。
1.空腹を刺激しよう!
蒸し暑い時期は冷たい飲み物が美味しく感じられますよね。さっぱりとした清涼感や、口の中も体の中も冷やしてくれる冷たさが何杯でもおかわりしたくなる美味しさです。
けれど、冷たいものばかり飲んでいると、胃がもたれやすくなったり、空腹が感じにくくなったりしませんか?
冷たい飲み物ばかりを飲むと、体が内側から冷え、胃液が薄まり、食べ物を消化する力が弱ってしまいます。胃が弱ってしまうと食べる量や回数が減り、必要な栄養を摂取することが難しくなるのです。
そこで、蒸し暑いこの時期でもちゃんとお腹が空くように、刺激してあげましょう。
体を温めるスパイスを食事に摂り入れることもできますが、スパイスが苦手な人もいるので、今回おすすめするのは運動です。
暑い時期は冷房の効いた室内にいる時間が自然と増えます。仕事中や就寝時間などは常に冷房の効いた室内にいるため、体が冷え切ってしまいかねません。そして、運動不足に拍車をかけてしまいますよね。
自分の体調や体力・筋力に合わせたレベルで、適度な負荷を心がけることが大切です。無理をしても、ストレスになるだけなので『適度』が大事ですよ。
散歩やウォーキングなどの有酸素運動は、心地よい疲労感と空腹感を与えてくれます。負荷の調節もしやすいので、あまり運動をしたことがない人でも最初のハードルがとても低く、達成感も十分得られます。
運動が習慣化されれば、慢性的な運動不足の解消にもなり、リフレッシュにもなります。ぜひ試してみてください。
2.頭を空っぽにしよう!
蒸し暑さにイライラしたり、降り続く雨や暑い日差しに意欲の低下を感じることも多い時期です。こんな時期には、心のケアも大切にしましょう。
イライラやモヤモヤが続くと、気持ちはネガティブモードばかりになってしまいます。かといって、無理やりポジティブに物事を捉えようとすることもストレスの要因になるため、おすすめしません。
こんな時は、頭の中を空っぽにしてリセットするのがおすすめです。
嫌な出来事、不快感に囚われ続けている状態は、イライラを強くします。そうした感覚を中断し、頭の中を空っぽにすることで思考と感情をリセットしましょう。
おすすめは、瞑想です。自宅でも構いませんが、自然が与えてくれるリラックス効果も利用できれば最高です。近くの公園や涼やかな空気の避暑地などで行うのも良いですよ。
ゆっくりと呼吸し、呼吸することだけに集中する時間は、全ての悩みや考え事から解放される瞬間です。
その時間は何にも囚われず、心を落ち着けることができます。
人は、自分が思っているよりも考え事をしている時間が非常に長いです。ふと気が付くと、何か考えているのではありませんか?考え事自体は悪いことではありませんが、考えすぎてリラックスもできないのは辛いですよね。
頭を空っぽにして、ストレスから解放されましょう。
3.心と体を労わろう!
唐突ですが、頑張りすぎていませんか?
気温がぐんぐん上昇する夏は、暑さに苛立ちながらも行動するエネルギー源が無尽蔵にあるような気持ちにさせられます。
しかし、エネルギーは有限で、心も体も休まないとどんどん疲れを蓄積させていきます。
意識しにくい夏の疲れは、意識して定期的に休養をとることで対処しましょう。
疲れを自覚したら、少しの疲れでもしっかり回復させるように早めに休んだり、食事メニューを変えたりしてみると良いですよ。
暑いからと、シャワーを浴びるだけで入浴を済ませてしまわずに、ゆっくり湯船に浸かってみれば、体から疲労感が抜けていくでしょう。
自覚できない疲れはあるものと考え、定期的な休養も欠かせません。
十分な睡眠やアロマなどの香りを使った癒したり、思いっきり遊んで心を解放するのも休養の一つです。
自分を労る方法は、人それぞれ違います。自分が何をしたいか、自分の心に聞いてみてください。
セルフケアで心を整えよう
季節が変わる時期は、心と体のバランスが乱れやすい時期です。いつも通りに出来ないことが何度も起きると、イライラしてしまいますよね。
けれど、それはあなたのせいではありません。季節の変化に影響を受けているだけです。
セルフケアで、心と体を整えてみてください。どれだけの変化を得られるかは人それぞれ違いますが、不調には早めの対処ほど効果を発揮します。
無理をせず、頑張りすぎず、心と体を休めてください。
SNSやってます!
ほぼ毎日更新のSNSアカウントです。心を軽くする情報などをお届けしていますので、よろしければフォローをお願いします!