『悩み』すぎるのが悩み…悩みすぎないようにするために出来ること!

悩みすぎて、頭も心も疲れ果てていませんか?そんな『悩みすぎ』を止めるのは、実はそんなに難しくはありません。

目次

『悩みすぎ』とはどういう状態?どうなるの?

膝を抱える人の写真

悩みに囚われて、悩みすぎてしまう状態は、心に良くありません。
「これ以上悪くならないために対策を考えている!」というならば話は違いますが、「どうしよう…」を繰り返すばかりの悩み方は、『悩みすぎ』です。
その状態は、必要以上に悩みを考えすぎていて、不安が増大し、心が疲れ果ててしまう状態になってしまいます。

『悩みすぎ』とはどういう状態か、次のような状態に当てはまることはありますか?

  1. 起こっていないことを想像して不安・心配になる
  2. 今すぐに答えが出ない・出せないことを考え続ける
  3. 最悪の結末になるのでは?と考える
  4. いつまでも同じことを考えている

人が不安を感じることは、世の中にたくさんあります。今の自分にはどうにもならないことを悩み続けていては、生きていくのが大変です。
かといって、「〜しようとしてはいけない」と考えると、逆に意識が強くなることを知っていますか?

悩みごとに執着してしまわないように、「悩むのを止めよう!」といくら考えていても、それを考えている時点で『悩み』は頭の中にしっかり存在していますよね。

「考えてはいけない」と思うほど、人は意識を強めてしまうものなのです。
なので、すぐに解決のしようがない悩みに囚われるのを防止するのに有効な方法は、考えないように意識するのではなく、『意識を別に向ける』ことです。

それには、頭と体の二つを使った方法があります。

1.頭の中を整理しよう

「悩みすぎないために考えないようにしよう!」では、頭の中はすでに悩みでいっぱいです。まずは頭の中を整理しましょう。

頭の中の整理には、視覚化できる状態に悩みを書き起こすのが一番効果的です。
A4サイズの紙やノートに、今の悩みを全部書き出してみてください。最初は言葉に詰まるところもあるかと思いますが、それは気持ちが渋滞しているからです。少しずつ言語化していくことで、徐々に自分が何に悩んでいるかを言葉で表現できるようになります。

言語化して見える化すると、不思議と「これだけのことに悩んでいたの?」や「こんなにたくさんの悩みを抱えていたの?」のがわかります。
何かに囚われてしまうと、視野も思考も狭まってしまうため、押し潰されそうな気持ちになりますよね。そういう時こそ、何に囚われているのか整理することをおすすめします。

2.別のことを考える

悩みを書き出して整理することができたら、次は悩みすぎの対策を実践してみましょう。
一つ目の対策は、『別のことを考える』です。

考える時間があることで、余計に悩みすぎてしまう環境を作り出してしまいます。悩みすぎているなと自覚したら、まずは考える余白を別のことで埋めていましょう。

例えば、手の込んだ料理を作るのはおすすめです。普段作っている料理だと、体が行動するパターンを覚えているため、料理をしながら考え事ができてしまいます。しかし、普段は作らない手の込んだ料理や新しい料理は、頭を使いますよね。

家にはどの食材があるか、買い足さなくてはならない食材は何か、買い物へ行くとしたら何時か、料理を始めるタイミングはなど、頭の中は料理のことでいっぱいです。

このように別のことを考えて、悩む隙間を埋めることで、どうしようもない悩みすぎから解放されます。

3.体を動かす

体を動かすのも、悩みを中断させる良い方法です。運動をすると、気分がスッキリしませんか?それは、体内のホルモンの働きが関係しています。

集中して体を動かすと、精神の安定や安心感を得られるセロトニン、痛みの緩和やリラックス効果を得られるエンドルフィンが分泌されます。
悩みすぎで溜まったストレスの解消にも、気分転換にもなる運動は、一石二鳥ですよ。

運動は、高負荷のものでなくても大丈夫です。運動していて心地よいと感じられる程度、集中できる程度の運動量と負荷で十分に効果が期待できます。

例えば、運動習慣がない人がいきなりフルマラソンは厳しいですよね。気分がスッキリするどころか、慣れない運動に体が悲鳴をあげてしまいます。その運動は心にとってもストレスです。

運動習慣がない人は散歩やウォーキングを、運動する習慣がある人はジョギングや筋トレなどをしてみてはいかがでしょうか?
運動メニューは何でも良いのです。悩みすぎを止めることが目的ですから、楽しく運動できるメニューの中から、心地よく体を動かせる程度を見極めて行うのがおすすめです。

心が疲れ果てるまで悩まなくていい

白い花の写真

悩みすぎると、心も体も疲れ果ててしまいます。気力体力が失われてしまうと、悩みから湧き出す不安に耐えきれません。

まずは、悩みを整理して、それが『今悩むべきことか』を考えてみてください。
落ち着いて、一歩引いて物事を見る癖が身に付けば、きっと悩みに囚われて苦しくなることは少なくなります。

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