生きることに必死になっていると、ふと自分自身のことを忘れてしまいます。
何が好きか、何をしたいのか。心の中では、どう感じているのかなど。
迷いや辛さを感じる時ほど、自分自身を知る時間をつくってみませんか?
目次
人によって違う『幸せ』と思うもの
何をすると楽しいか。何が嫌いか、苦手か。それは人によって違いますね。
運動するのが好きな人もいれば、部屋でゆっくりお茶しているのが好きな人もいます。人それぞれ違うのに、求める幸せがみんな同じなわけがありません。
それなのに、世の中の情報を見ていると「これこそが真の幸せだ」と、たったひとつだけを指して断言していると思いませんか?
それが好みに合えばいいけれど、もし合わない人は、幸せと勘違いしたものを求め続けてしまいますね。
自分に合った自分好みの幸せが何か。それを知らなければ、ずっと他人の幸せと同じものを得ようと、間違った方向に頑張り続けてしまいます。
自分を知り、自分が幸せと感じられるものを知り、どうしたら幸せでいられるかを知って、やっと自分の幸せな環境を整えることができるようになります。
あなたは自分自身のことを、どこまで知っていますか?
下の三つの質問で、自分自身をもっとよく知ってみてください。そして、何が自分にとっての『幸せ』なのかを考えてみましょう。
1.好きなもの嫌いなもの
あなたは、自分の好きなもの嫌いなものを、はっきりと言えますか?
人は想像している以上に、はっきりと言い切れない部分を抱えています。
何が好きで何が嫌いか。
特に『嫌い』という感情は、口にしてはいけない悪い感情だと思っている人ほど、嫌いなものを思い浮かべることもしづらいかもしれません。
けれど、自分を知るには好き嫌いの線引きは重要です。
紙に好き嫌いを書き出し、そして好きなものと嫌いなものがどれだけ自分の周りにあるか確認してみてください。嫌いなものが多い場合、嫌いなものを捨てて好きなものを増やしていきましょう。
2.見栄を張ってない?
好きなものを明確にした時に、ここにはまだ余分なものが含まれている可能性があります。
それは、見栄の為のものです。
人に良く見られたい。という欲求は、自分が本当にやりたい事なのかという判断を狂わせます。判断する指針が、他人からの評価だからです。
例えば、羨望のまなざしで見られたくて高価な物ばかりを身に着けると、本当に自分が欲しい物は買えなくなります。買い物をする基準が『他人から見て羨ましがられるものかどうか』になるからです。
けれど、一時的に心は満たされるので、その本質に気が付きにくいのです。
本当に自分が欲している好きなものなのか、他人からの評価を良くしたい為のものなのか。今一度、好きなものを洗い出してみましょう。
3.世界が窮屈に感じる?
世界は広いようで狭いと感じていますか?
普段の生活を息苦しい思いをしていますか?
もしそうなら、今いる世界はあなたが幸せを感じられない場所かもしれません。
大人になってからの行動範囲は、人によって大きく異なりますが、多くの大人は仕事場と自宅との往復になりがちです。この二点の往復だけを長く続けていると、小さな世界だけで自分を認めてくれる・満たしてくれるものを探すようになります。ただ、小さな世界の中だけ自分を満たすのは、難しいものです。
今いる環境に居場所が無いと感じていたら、少し違う世界に飛び出してみましょう。
今の自分とは違う考えをする人がいて、今とは違う生活パターンがあって。それは大きな刺激になるはずです。引っ越しや転職、新たな趣味や少し長い旅行に出るのもいいですね。もしかしたら、そこに『あなたの好き』があるかもしれません。
今とは違う自分を探してみよう
大人になると、子供の頃からは想像もしていない大人になったという感じはありませんか?
思い通りにならないこともあれば、諦めてしまったり忘れてしまったりした夢もあるはずです。そういった思いを抱えて、変化しながら今を生きているのですよね。
けれど、少しだけ考えてみてください。
今のように生きていなかったら。
今とは違う道を、どこかで選んでいたら。
今は、どんな自分になっていたと思いますか?
幸せを感じられていないなら、今とは違う自分を探してみてください。そこに希望となる未来が見つかるかもしれません。
幸せになる為に、今の自分自身を知ってみませんか?
今とは違う自分になる道を探してみませんか?
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