悪口も陰口も、できれば聞きたくないし、言われたくもないですよね。言ってくる人は、こちらに聞こえるようにわざと言ってきます。
それはどうしてだと思いますか?
悪口や陰口を言う人の心理を理解すれば、どう対処するのが最良か見えてきます。
目次
悪口・陰口を言われた時の対処法
周りの人から、理由もわからないままに悪口や陰口を言われる対象になってしまった時、どうしたらいいのか頭を悩ませますよね。そんな時ほど、気になって気になって仕方がありません。
悪口や陰口を言われた時、あなたはどう対応していますか?
多くの人が、気にしないようにしながらも、聞き耳を立てています。何を言われているのか、誰に言っているのか、それが自分に悪い影響を及ぼしてしまいそうで、気が気ではありません。
そんな時に、つい悪口や陰口を言う相手に立ち向かっていき、やめさせようと説得や反論をしてみたり、自分も相手の悪口や陰口を言うことで憂さを晴らしたり。そんな行動を選んでしまうと、まさに相手の思うつぼです。
悪口や陰口を言われた時の対処法として最良なのは、『きにしないこと』です。これに勝る対処法はないと断言できるほど、気にしてはいけません。
どうして『気にしない』のが最良なのか
悪口や陰口を言われて、「気にしない方がいいよ」と言われても、気にしないなんてことは簡単ではありませんよねえ。けれど、気にすること、つまり反応すること自体が相手の最大の望みなんだとしたら、『気にしない』という対処法は最良の方法だと思いませんか?
どうして悪口や陰口を言ってくるのか。相手の心理から読み取ってみましょう。
1.相手は構ってほしいから
まず、どうして悪口や陰口を言うのかという点ですが、これは単純に構ってほしいという気持ちの表れや、自分の方が凄いと認めてほしいという気持ちの表れです。どちらにしても、構ってちゃんであることに変わりはありません。
嫌いな人のことなんて、距離をとって接する機会を減らして、何の労力も割かないことが一番ですよね。けれど、それをしないであえて悪口や陰口を言ってまで、接する機会を増やそうとしてくるのは、そういう繋がりでしか、あなたと繋がれないと勘違いしているからです。
とにかくあなたに構ってほしい、振り向いてほしい、認めさせたいという気持ちに本人が振り回されています。
2.反応するとさらに燃え上がるから
悪口や陰口を言う人は、あなたの困った顔や嫌がる顔が大好きです。そういう顔をさせて、自分と向き合ってほしいという目的を叶えているんです。あなたが反応してくれること、嫌がっていたり困っていたりしても、反応してくれることが喜びになっています。
悪口や陰口に反論すると、ひどい口論になりますよね。それは、相手の思うつぼなんです。
相手は、あなたに反応を返してほしくて、徐々に過激になっていきます。反応すればするほど、「もっともっと」と喜んで悪口や陰口に精を出すでしょう。
悪口・陰口であなたの価値は下がらない
悪口や陰口を言われること自体、気分が悪いですよね。けれど、それよりも不安になるのは、その悪口や陰口によって自分の価値や評価、周りからの信頼を傷つけられてしまうんじゃないかということですよね。悪口や陰口を鵜呑みにされてしまい、自分の立場が悪くなってしまったらどうしようと。
安心してください。誰かがあなたのことを悪く言っていても、それであなたの価値や評価は下がることはありません。逆に、悪口や陰口を言う人の評価が下がっていくだけです。
あなたの価値は、あなたが決めるものだし、あなたの評価はあなたが信頼する人達それぞれが決めているものです。たとえ悪口や陰口の情報が入ってきたとしても、あなたをちゃんと見ていてくれる人達にとって、そんな情報は評価に関わりもしません。
悪口や陰口であなたへの評価を変える人達は、その程度の表面的な付き合いしかしない人達です。表面上の付き合い程度しかしない人達に、心を砕く必要もありませんよね。
あなたはあなたらしく居れば、それだけで正しく見てくれる人は見ていてくれます。
悪口や陰口は、気にしない。反応しない。そうしていれば、あなたの心の平穏は守られます。
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