大成功じゃなくていい。小さなステップを重ねていけば自分を変えられる

自分を変えようとした時、今日明日や一週間で結果を出そうとしても、決して良い結果は得られませんよね。
本当に自分を変えようとするなら、地味なことを続けていく。それだけが成功に繋がる道です。

目次

 

理想の成功の落とし穴

雨の降る日の階段の写真

こうなりたい。という理想の自分像があって、それになる為にどうしたらいいか考えるところまでは、誰もが一度は想像してみますよね。その理想のイメージこそが、成功への落とし穴にもなってしまいます。

人は理想の自分を想像した瞬間に、そこへ至る道も想像しています。まるで映画のワンシーンのように、目まぐるしい日々が駆け抜けていくかのようなサクセスストーリーを誰もが想像します。けれど、実際には映画のように辛くて苦しい日々が駆け抜けていくなんてことはありません。

進んでいるのか戻っているのかもわからない毎日の中で、数々の失敗も繰り返し、成功が遠のくような絶望を感じ、その中でもがいて行動し続けなければなりません。自分を変えるということは、何度も「こんな事もうやめようか」という自問自答の繰り返しです。この毎日の繰り返しが辛く苦しい時期ですよね。

どうして行動するのが辛くなってしまうのか。それには二つの理由があります。
ひとつは、成功した自分の姿を想像した時点で満足してしまうと、行動する為に気持ちが湧いてこなくなってしまうんです。気持ちはすでに満たされているのに、自分を変える為の辛い時間だけが続き、それに耐えられなくなってしまいます。

もうひとつは、脳が変化を嫌がるからです。人の脳は極端に変化を拒みます。未来の自分の為になる行動であっても、今ある日常とは違う行動は、脳が嫌がるんです。それによって、より苦しさを感じてしまいます。

 

最初は小さなステップでいい

夕日とたんぽぽの写真

自分を変えるには、とってもとっても小さなステップから始めるのが一番です。いきなり大きく変化しようとしても、脳は変化を嫌がり、気持ちはすぐに息切れを起こしてしまいます。だから、「こんな事でいいの?」と思うほど、小さなステップを積み重ねてみてください。

例えば、夜型生活をしていた人がいきなり朝型の生活に馴染めるはずもありません。そういう時は、五分早く寝て、五分早く起きることから始めてみてください。
たった五分と思えば、脳や気持ちが拒否してくることはほとんどありません。その程度は変化とも感じないはずです。

けれど、実際に計画し、行動したことで得た結果は、確かな自信になります。必要なのは、『自分で計画して行動して、成功した体験』を増やしていくことなんです。

どんな人でも失敗ばかりが続けば心は折れてしまいます。自分を変えていく為に、試行錯誤した中でうまくいかないことは必ずあります。そんな中にひとつでも成功があれば、明日も頑張ろうという支えになってくれるんです。

 

小さな成功が次のステップになる

木漏れ日の写真

自分を変えるというのは、辛く苦しい修行のようなイメージがあるかもしれません。今の自分が理想から遠いほど、その道のりは困難になるんだろうなという想像をしてしまいます。
けれど、小さく小さくステップを積み重ねていけば、どうでしょうか?

辛く苦しいと感じる変化を、変化とも感じない程度の小さなステップに小分けにしていくことで、自分を変えていくのは辛くも苦しくもないかもしれません。

ほんの少し、いつもと違う日常になるだけ。
ほんの少し、理想に近い自分になるだけ。
そんな小さな成功を重ねていって、時間をかけて理想の自分になっていけばいいと思いませんか?

ダイエットや試験勉強など、期限が決められているものなら、一定期間内にやり切る努力は必要になります。けれど、自分を変えるということは、人生をつくっていくことと同じです。時間をかけて、ゆっくりと変えていけばいいじゃないですか。急ぐ必要はどこにもないんです。あなたの人生を、あなたの速度で歩んでいきましょう。

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