執着・所有欲が強いと不幸になる。何にも縛られずに生きよう

物や場所や人間関係に執着していませんか?
何かを手に入れた瞬間、人はそれを手放すまいと必死になって、それに縛られてしまいます。そして、手に入れたものが増えるほど、自由を失い、不幸だと感じ始めます。

あなたは今、幸せを感じられていますか?

目次

 

執着・所有欲が不幸のもと

ガチャガチャの写真

一片の曇りもなく「自分は幸せ」と言えたら、どんなに喜ばしいことかと思います。けれど、生きていれば楽しいこともあれば、楽しくないこともあるものです。
幸せも不幸もある人生ですが、より不幸を強く感じる人がいます。その原因となっているものは、執着や所有欲です。

人は何かを手に入れると、それを失うまいと必死になります。せっかく手に入れたものは、どんなものでも手放したら損をすると思い込んでしまえば、何一つ手放すことはできず、どんどん抱え込んでいってしまいますよね。
けれど、抱え込むものが増えるほど、人は不幸を感じるようになってしまうんです。

例えば、買い物で好きな物を買えたとしても、喜びや幸福感はその一時しか得られません。すぐにまた別の何かを欲し、それが手に入らない状況を不幸だと、満たされないと感じてしまいます。
周りの人達が持っているのに、自分だけが持っていない状況ともなれば、さらに強く不幸を感じるでしょう。

物への執着や所有欲は、不幸への入り口ともいわれています。その理由は、執着や所有欲には際限がなく、もっともっとと欲求を加速させていくからです。特に、見栄から生じた執着や所有欲は幸せだと感じられる時間が短く、周りよりも優位に立てないとすぐに不幸だと感じてしまうんです。

どれだけお金を持っていても、物に満たされていても、不幸だと口にする人は、本当に持つべきものに気が付いていません。たとえ手元にあったとしても、それが自分にとって大切なものなんだという認識が欠けてしまっています。それは、不要なもので溢れてしまっているからにほかなりません。

本当に大切にするべきものを持っていれば、不幸だとは思いませんよね。
本当に大切にするもの、持っておくべきものとは何か?それは人によって違います。あなたの大切にするもの、持っておくべきものは何かを考えてみませんか?

 

1.本当に大切にしたいものは?

あなたの中の本当に大切にしたいものを見つけられるように、じっくりと自分の内面と向き合って考えてみてください。

例えば、家族や友達。一緒にいれば楽しい時間を共有できて、気持ちを分かり合え、支え合える人達です。気持ちを理解し合える人は、得難い存在ですよね。だからこそ、出会えたなら心から大切にしたい存在ではないでしょうか。

他には、あなたが心から楽しめる趣味や宝物などもそうです。物欲のすべてが不幸のもとではありません。それがあることで心から満たされ、幸せを感じられるものなら大切にすべきものです。

あなたの大切なものを探してみましょう。

 

2.あなたを縛り付けているものは?

あなたは「こうじゃないといけない」という考えに縛られている部分はありませんか?『~しなければいけない』という思考は、自由を奪うだけではなく、苦痛まで与えます。

この年齢になったら、社会的地位が高くないといけない。
適齢期で結婚しないといけない。
持家があって車があって家族がいて、子供は●人以上じゃないと幸せとはいえない。

こんな古い固定観念こそ、執着と所有欲の権化です。古い時代の幸せのモデルは、今では当てはまらないものが多いのに、時代の変化をまるで考えず、古い幸せのモデルにしがみ付いてしまうと、不幸にはまり込んでしまいます。
こんな考えこそ、あなたを縛り付けているものです。

『~しなければいけない』と考えているものがあれば、それを考え直してみましょう。本当に守らなければいけないものなのか、そうと教えられてきただけの考えなのか。

 

縛られずに生きよう

青空と雲の写真

本当は持ちたくもない物を、持ち続けてしまっていることに多くの人が気が付いていません。「何かあった時の為に」や「人に羨ましがられたい」と手元にどんどん荷物を増やしてしまえば、身動きがとりづらくなってしまいます。それに気が付くのは、大切なものを失うかもしれない瞬間です。

物でも人でも場所でも、何かに執着すると、それがなければいけないという考えになり、それに縛られて生きてしまうことになります。
いくつもある本当は不要なもの。それに埋もれてしまった本当は大切なもの。そんな人生は、果たして楽しいでしょうか?

執着や過度な所有欲を捨てたら、本当に大切なものだけがあなたの周りに残されます。そうなった時はじめて、大切なものを大切にする時間がつくれます。
何でも過度に欲しがるのを止め、本当に必要なもの大切なものだけに目を向ければ、あなたは十分に満たされていて、幸せなんだと感じられるはずです。

物のあるなしに振り回されるのではなく、あなたが必要としているか、大切にしたいのかどうかを考えてみてください。

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