「休んでいい」休む自分を許してあげよう

2021/09/01

辛い時、無理をしてまで頑張るのは、自分を痛めつけるのと同じです。
辛い時は休んでいい。
休む自分を許してあげませんか？

「休めない」は誰が決めたこと？

学校、仕事、家事。休むに休めないと、無理をして頑張っていませんか？
周りからの「休んではいけない」という圧力がかけられて、自分自身も「周りに迷惑をかけてしまうから休めない」と決めつけていませんか？
そんな無理を通していると、体も心もあっという間に壊れてしまいます。壊れた体や心を元に戻す方が、もっと時間がかかってしまうのに。

体や心の調子によって、学校や仕事などを休むか休まないかを決められるのは、自分自身です。乳幼児であれば、親が見極めることもありますが、ある程度の年齢になれば、誰だって自分で判断し、決めていいことです。

いくら周りから「迷惑をかけちゃダメ」や「休むなんてありえない」と言われても、その言葉に従う必要なんてないんです。
熱が出たら静養するのは当たり前のことで、熱が出ているのに普段通りに生活してみせるなんて、何十年も前の根性論。心や体のどこかに辛い苦しいのサインが現れたら、いつだって自分の判断で休みを選びましょう。

あなたが無理をして、そこで誰が喜ぶでしょうか？
もし、あなたが無理をすることで喜ぶ誰かがいるとしたら、その人の為にあなたは体や心を壊してもいいと考えている人です。そんな人は、あなたの人生に必要ではありません。
もし、あなたが誰かの言うとおりに無理をして、心や体を壊してしまえば、本当にあなたを大切に思う人が悲しみます。

あなた自身も、そしてあなたを大切に思う人達も、辛く苦しい思いをしてまで、あなたは無理を通すべきだと思いますか？

辛い？苦しい？ひと休みのサイン

自分のことは自分自身で決めるとはいえ、その為の判断を下すことができなければ、結局は無理をしてしまいますよね。
例えば、次のような症状が出ていたら、それは休みのサインです。あなたの心や体が、辛い苦しいと叫んでいます。

笑えない
食べ物を美味しいと思えない
感情が固まる
寝付けない・眠り続けてしまう
人と一緒にいるのが苦痛
音や光などの刺激に過敏
日常的に強い不安を感じる
涙が出る
喉や胸が詰まる

ひとつ、もしくは複数当てはまる人もいるでしょう。当てはまる数が多いほど、現状の何かに強い苦痛を感じていて、心の底では助けてほしいと叫んでいる状態です。
その苦痛を解決することは必要かもしれませんが、その前にちゃんと判断できる自分を取り戻す為、心と体を休ませましょう。

無理に動くことはないし、無理にポジティブに考えることもありません。心と体が望むままに眠ってもいいし、散歩してもいい。ただ好きなことに時間を使って、全身をほぐすようにリラックスさせてください。
そうして体がリラックスできれば、心も徐々にほぐれていきます。心と体がほぐれれば、休んだ先を考え、判断する力が戻ってきます。

辛い時、苦しい時の無理はしてはいけない。それを忘れないでください。
いつだって自分に一番厳しいのは自分で、そんな自分を癒せるのも自分しかいません。あなたの心と体が訴えてくれた思いを、無視してしまわないでください。

頼れる人に頼っていこう

辛い時、苦しい時、とにかく休んでリラックスすることが大切です。疲弊した脳では、悪い想像しかできず、最悪のケースばかりを考えてしまうから、判断も鈍ってしまいます。
まずは休み、それから考えてみても大丈夫。行動するのに遅いということはありません。

ひとりで考えても煮詰まってしまう
考えがまとまらない
どう考えればいいかわからない
そう感じていたら、あなたが信頼する人に「助けて」と言ってください。
もし、言える人が傍にいなければ、カウンセラーを頼ってください。

カウンセラーは心の専門家です。特に『話を聴くこと』に特化しています。
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そんな気持ちは、吐き出して楽になるのが一番です。

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