誰かのちょっとした行動にイライラしたり、思い通りにいかない現状にイライラしたりしていませんか?
もしかしたら、気持ちを吐き出せずにストレスを抱えすぎているのかもしれません。気持ちを吐き出して、心をデトックスすれば、その不快感やイライラを解消できますよ。
目次
ストレスを溜め込みやすい人の特徴
ストレス社会と言われ始めてから、もう何年も経ちました。今やストレスは、生きることとセットです。
そんなストレスばかりの世の中で、ストレスを受け止めるだけ受け止めようとしてしまう人達がいます。その人達は、意識的にもしくは無意識に、流れてくるストレスを両手でがっしりと受け止めて、適当なところで手放すこともせず、持てるだけ持ち続けようとします。
ストレスを抱えきれなくなった時、どうなってしまうかは容易に想像できますよね。
ストレスを溜め込みやすい人には、こんな特徴があります。あなたには当てはまる項目はありますか?
- 競争心が強い
- 自分の意見を言えない
- 人の顔色を窺ってしまう
- 言われる前に察して動く
- 自責感が強い
- 愛想笑いが得意
- 不安や心配事が多い
- 我慢が得意
- 完璧に少しでも近づきたい
- 曲げられない自分ルールがある
あなたはいくつ当てはまったでしょうか。当てはまる項目が多いほど、ストレスを溜め込めるだけ溜め込んでしまいやすいといえます。普段の自分を振り返ってみて、定期的にストレスを発散できているか確認してみましょう。
もし、ストレスを上手く発散できていなければ、いつか大爆発してしまう危険があるということです。そんな時こそ、意識してストレスを吐き出すこと、つまり抱えすぎた気持ちを吐き出すことをしてみる時です。
気持ちを嘘偽りなく吐き出すと楽になれる
抱えている不安、心配事、我慢してきた鬱憤などを、嘘偽りなく吐き出すと、心も体も、ふっと楽になりませんか?まるで重りを外してもらえたかのように、軽さを感じられますよね。
それは、我慢に我慢を重ねて、抑え込んできた気持ちを丸ごと受け止めてもらえたことによる安堵を感じられるからです。
例えば、自分だけが我慢をすればいいという考えは、間違いですよね。どんな場合でも、周りの人達と助け合った方が、作業は進むし、誰か一人が無理をしなくても済むはずです。けれど、「助けて」それが言えない。だから、無理をして一人で我慢することを続けてしまいます。
家族や組織全体の為に人柱のように、粉骨砕身の思いで働いて、けれど誰にも見向きもされない、感謝のひと言すらもない状況に、憤る思いが胸の中に芽生えても、それをワガママだと思って言いだせない。だから、無理をし続けてしまいます。
このような我慢を続けている内に、胸の中に毒が溜まります。
「どうして自分ばかり」
「なぜ誰も助けてくれないのか」
「見たらわかるのに、無視されている」
「結局、自分が我慢するしかない」
こんな思いが積み重なって、誰にも吐き出せずに毒となり、その毒は、最早なにが原因だったかもわからなくさせてしまいます。
そんな時、気持ちを否定されず、行動を評価されず、ただ黙って頷いて聴いてくれる人がいたら。ごちゃ混ぜになった自分の気持ちを、片っ端から吐き出すことができたら。胸の中の毒は、安堵に変わります。
言えなかった気持ちが言える状況に喜びと安堵を感じて、溜め込んだ重りが軽くなる瞬間に涙を流す人もいます。
問題を解決することが先決と言いますが、物事には順番があります。まずは、絡まってしまった気持ちの糸をほぐしてあげることが先です。そうでないと、気持ちを置き去りにしたまま問題が解決してしまったら、その毒となった気持ちの行き場が失われてしまうからです。
そうなってしまうと、ますます自分の内側に押し込んで、誰にも見つからないように、自分自身にも見つからないように気持ちに蓋をしようとしてしまいます。ただ隠すだけでは、いつかとんでもないところで破裂するのは目に見えていますよね。
カウンセリングで気持ちをデトックス
心から信頼できる人なら、気持ちを吐き出して心のデトックスを定期的に行うのが一番です。たまに会う友達と、グチを言い合ってスッキリするというのは、実はとても大切なストレス発散の行為となることも多いんですよ。少々やり方を間違えて、グチ大会が悪質な陰口大会になってしまってはいけませんが。
近しい人だと、自分の吐き出した気持ちを否定されたり、行動を不当に評価されてしまうことがあります。相手は、あなたの為を思って、より良くなってほしいという思いからアドバイスしている場合もあるんですが、気持ちを吐き出して楽になりたい身としては、アドバイスも否定も評価も今は必要としていないですよね。
ただ聴いてほしい。そう前置きしても、近しい人ほど、あなたの為を思ってつい口を出してしまいやすいです。
誰かに言いたいけれど話せない。その気持ちが湧くのは、そういった経験があるからではないですか?
そんな時は、カウンセリングを活用しましょう。
カウンセリングでは、利用者さんのお話を純粋にお聴きします。吐き出した気持ちを否定なんてしません。あなたのとった行動を評価もしません。吐き出したい、ただその気持ちに寄り添って、あなたが前に進むために必要なデトックスの時間を提供します。
前に進む、その為に心に溜め込んだストレスや嫌な気持ちという重りを、吐き出して軽くなってしまいましょう。重い荷物を抱えたまま前に進むのは、まるで厳しい修行僧です。あえて厳しい道に突き進まなくても、楽な道を楽しく進んだっていいんです。
あなたの人生を楽にする一歩。その一歩を踏み出す為のデトックス時間を、つくってみませんか?
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