やらない後悔を減らす為に本当にやりたい事を考えてみよう

こう思った経験はありますか?
「ああしておけば良かったかな」
「あの時にやっておけばよかった」
こういったことを考えるのは後悔している時ですね。行動しない選択をした時は、それが良いと思っていたはずなのに、人はどうして後悔してしまのでしょうか?

目次

 

後悔を選ぶタイミング

砂利道の山道に映る影の写真

何かを選択する時、その時点から予想されるメリット・デメリットを考えます。そして、どちらを選ぶ方がより良い結果に繋がるのかを想像します。
この時、人は『やる後悔』よりも『やらずに損しない』という選択をしてしまいやすいんです。なぜなら、『やらない』を選べば、今行動する労力もいらないし、『今より損はしない』という状況を選べると考えるからです。つまり、楽して損しない方ですね。

けれど、この選択が必ずしも良い結果に繋がるといえば、そうではないですよね。誰でも一度は経験があるかと思います。「あの時にやっていたら、今はこんなはずじゃなかった」という後悔を抱いた経験が。

行動しないと選択した時は、何の労力も使わず、損をしない。つまりは自分の持っている物や体力を消費しないことが優先した状態です。この状態であれば、今より不幸になることはないと考えているから、行動しないことを選択しています。
けれど、実際にはどうでしょうか?
行動しなかった結果、その後に得たかもしれないものには、達成感や新しいスキル、経験など、行動しない選択をした場合には手に入らないものがあります。特に、自分は行動するという選択をせず、他の誰かが同じ選択の時に行動を選び、様々なものを得ていたと知った時ほど、人は「やっていればよかった」と後悔しますね。

 

後悔を感じる瞬間

草の生い茂る階段の写真

後悔を感じるタイミングは人それぞれあるように思えますが、実はほぼ決まった瞬間に起きています。
あなたが感じる後悔のタイミングは、どこでしょうか?

  • 誰かが自分とは違う選択で結果を出した時
  • 加齢を感じた時
  • 体の不健康・不自由を感じた時
  • 死に近づいたと感じた時

これらの瞬間に、人は『あの時、やっていればよかった』という後悔を強く感じます。もっと自分らしく生きればよかった。もっと好きな人と過ごせばよかった。もっと好きな働き方をすればよかったなど、現在の状態からの変化を拒んだ結果、その先に後悔が待っていることが多いですよね。

逆に、やって後悔したことというのは、想像する以上に感じません。失敗した時や間違った時には、その瞬間にこそ「やらなければよかった」と思いますが、後々まで長く引きずることは少ないようです。
それは、『やるだけやったから』という思いがあるからです。行動した結果に失敗や間違いがあったとしても、行動する為に考えに考えた時間があるので、長く引きずるような後悔にまではならないようですね。

 

後悔を減らす為にする事

青空と林道の写真

人生の中で後悔を減らすには、死ぬ瞬間から逆算して考えることで、後悔する回数を減らすことができます。
なぜ死ぬ瞬間から逆算するのか。それは、人は必ず死ぬ生き物だからです。生まれた瞬間から死ぬ向かっていきます。死にたくないから、死ぬのは怖いから、だから考えたくないという人も一度は考えてみてください。今この瞬間から、あと何年、何時間、生きられるのかを。

現代の日本人の平均寿命は、約84歳です。
今の歳から84年を差し引くと、あと何年の寿命になるでしょうか?
それをさらに日数に変換すると、何日生きられるでしょうか?
さらに、自由に動き回れる健康な体でいられるのは?
そして、一日は24時間という上限があります。

20歳ならば、84歳まで残り64年=23,360日=560,640時間。
30歳ならば、84歳まで残り54年=19,710日=473,040時間。
40歳ならば、84歳まで残り44年=16,060日=385,440時間。
50歳ならば、84歳まで残り34年=12,410日=297,840時間。
60歳ならば、84歳まで残り24年=8,760日=210,240時間。

こうして年を日にし、それを時間にして目にすると、想像していたよりも短いと感じませんか?
生きるということだけなら、まだまだ長い時間があるようにも思えます。けれど、やりたい事をやる為に費やせる時間と考えると、どうでしょうか?長いですか?短いですか?

人は食事や移動、睡眠など、やりたい事に費やす以外にも時間を使っています。それこそ仕事とかですね。それらの時間も含めて、やりたい事をやる時間はどれくらいとれるでしょうか?
もう一度、考えてみてください。あなたがやりた事をやる時間は、残りどれくらいありますか?
寿命の前に事故や病気になってしまうかもしれません。そうしたら、健康な体ではいられなくなってしまうかもしれません。仕事が忙しくなってきたら、やりたい事をやる時間は減ってしまうかもしれません。その逆に、給与が増えれば、やりたい事にもっとお金を注げるかもしれません。

考えてみましょう。計画してみましょう。何歳までに何をしたいか。何歳までやっておきたい事はあるかを。
時間は有限です。生きている時間、起きている時間、活動できる時間はさらに限られてきます。その限られた時間の中で、あなたは後悔せずにやりたい事をやっていますか?

 

本当にやりたい事を探す時間

青空と道の写真

やりたい事をやる時間も必要ですが、あなたが心から本当にやりたい事を探す時間も必要ですよね。
今、熱中しているものがあればそれを。熱中しているものがなければ、興味を持ったり、「あれは面白いのかな?」と意識が向いたものをやってみてください。どんなものもやってみなければ面白さはわかりません。見聞きした情報だけでは、本当にやってみたいのかわかりません。実際にやってみたら、違ったと感じることも多いものですから。

例えば、読んでみたい本、歩いてみたい土地、行ってみたい場所、見てみたい景色、会ってみたい人などを考えてみましょう。そうすると、やりたいかもしれない事が思い浮かんできませんか?

例えば、青々とした広い海が見たい。写真で見るような透明な青い海が見たいと思ったら、透明度の高い海を検索してみましょう。ネットならば、写真や地図付きで解説されたページがたくさんあります。
そこから、行ってみたいところをピックアップしましょう。交通費を抑える為に近場がいいとか利口に考えるのではなく、心から行きたいと思ったところをピックアップしましょう。
そして、行き方を調べましょう。電車、バス、車、飛行機など、どうやって行けばいいのか、どれに乗っていきたいか。

あとは、そこへ行く為の日程を決めましょう。「いつか行けたら」は確実に達成できない目標になります。『いつか』というのは、『やれる時がきたら』という意味を含んでいます。自分から動き出さないのに、やれる時なんて来ません。行動を選ばないのに、行動できる時なんてありません。
次の土日、それとも大型連休にしましょうか?はっきりと日程を決めて、それに向かって行動を選択しましょう。

 

今が一番若くて力がある

黄色のモッコウバラの写真

長く生きていると、もう残された時間は少ないと感じるかもしれません。けれど、こうも考えてみてください。
残された人生の時間の中で、『今が一番若くて、やる気に満ち溢れている瞬間だ』と。
人生にやり残した事があるという後悔を感じているということは、それをやってみたいと思っているはずです。ならば、やってみませんか?あなたの心の内で燻っているその熱意は、きっと行動を起こす力になってくれます。

誰の人生でも、後悔のない人生を送ることは難しいでしょう。多かれ少なかれ後悔をして、もう二度とそんな思いをしなくてもいいように、後悔しない選択をして生きています。
一番若くて力がある今この時に、後悔しない選択をしてみませんか?

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