嫌なものばかりを見つけてしまう理由は脳の情報処理機能にあった

今の世界には何ひとつ良いところはなくて、何もかもが悪いと、現状に絶望していませんか?
もし今に絶望して、世界中の全てが消えてなくなってほしいほど嫌いであるなら、それはあなたが自分で嫌な情報にあえて目を向けているだけかもしれません。

目次

 

情報は選択している

ビルの夜景の写真

人は無意識の内に目や耳から入る情報を選別しています。どんなに雑多なところにいても耳は情報を聞き取り、目が情報を捉えます。
その情報の選択は、何を基準に行われているのか知っていますか?

自分にとって必要か否かです。
意識することで情報の取捨選択の基準は変わります。

例えば、テレビや雑誌を見て、欲しいと思った商品が見つかりました。発売はすでにだいぶ前のものです。
外に出てみると、その欲しいと思った商品を持っている人達がたくさんいることに気が付きました。発売直後というわけでもなく、そして今がブームというわけでもありません。
なぜ今まで見えていなかったのでしょうか?
それは、今までは自分に必要のない情報だと脳が処理していたからです。欲しい商品と認識した瞬間、その商品は自分にとって必要な情報になりました。だから脳は商品を見つけると目を向けたり、耳を傾けたりするようになったんです。

 

意識で情報が変わる

ひまわりの花の写真

今はたくさんの情報に溢れています。外を歩いていても、お店の中にいても、家にいても、どこでもたくさんの情報が目に入り、耳に入ります。そんな中で、情報を意識で取捨選択できるようになれば、嫌な情報に一喜一憂せずにすみます。
脳は自分にとって必要な情報を取捨選択するものです。そこで、意識を変えましょう。良い情報を取得できるようにしていきます。

 

1.嫌いなものを意識から捨てる

もし、嫌なことをするような人と出会いたくない、見たくないと思っているなら、それを意識することをまずは止めます。意識するほどに、脳は重要な情報だと認識して、外に溢れる情報の中から嫌な人や嫌な行為を見つけてくるので、意識しないことが一番です。

 

2.見たいものを意識する・行動する

次は、逆のことに目を向けるようにしましょう。
あなたの周りには嫌な人もいるでしょうけれど、良い人もいるはずです。優しく接してくれる人、柔らかい笑顔を向けてくれる人、肯定的な言葉で話してくれる人など、そういう行動をする人達がいることを意識します。そして、あなた自身の行動も、そうあるように意識します。

自分が良い行動をすることで、脳が良い行動を意識します。すると、脳はあなたの行動や意識から重要な情報が、人の優しさや穏やかな情報であると認識し、そういう情報を見つけてくるようになります。

 

3.最初から上手くいかない

最初から上手くはいかないでしょう。一度意識した嫌なものは、なかなか意識から捨て去ることはできません。何度も意識に浮上してくる度に、本当に見つけたい情報(良いと思うもの)に上書きすることを繰り返します。何度も繰り返していく内に、脳がそれを覚え、嫌なものを見る機会は減っていくでしょう。
何度でも試してみてください。一度だけのチャレンジでできなくても、すぐに諦めてしまわないでください。何度もでも試してみましょう。

 

自分の世界を変える

水滴と波紋の写真

脳が取捨選択する情報は、あなたの意識ひとつで簡単に変えられます。少しの意識の変化が、あなたから見える世界を大きく変えます。これは凄いと思いませんか?昨日まで絶望しかなかった世界が、希望に溢れた世界に変わったように見えるんです。

世界には様々な情報で溢れています。その中には悪いものもあれば、もちろん良いものもあるでしょう。たくさん溢れている情報から、あえて悪いものだけをピックアップしなくても、あなたに害が及ぶことはほとんど無いはずです。だって、必要な情報であれば脳が見つけてきてくれるから。
ならば、あなたは意識して良いものに目を向けていきましょう。そうすれば、世界は絶望するほど悲しいものではなくなり、未来には希望を抱いてもいいと思えるようになるかもしれません。

世界が優しいものになるか、辛いものになるか。それはあなたの意識ひとつで変えられる問題なのではないでしょうか。

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