過度なストレスは体へも悪影響を及ぼしてしまいます。疲れが溜まっている時に現れる症状は、人によって様々ですが、決して無視してはいけないサインがあります。
それは、心が限界と訴えているサインです。
我慢しすぎていませんか?
心が限界のサイン、現れていませんか?
目次
心が限界のサイン
人付き合いで我慢ばかりしていたり、一人で抱えきれない仕事量に追われていたり、大きすぎるプレッシャーに耐えていたり、ストレスとなる出来事は日常の中にいくつも存在しています。その全てのストレスから逃げるのは、到底無理な話ですよね。
強すぎるストレスは、心にとって大きな負担になっています。
その状態が長引けば、心は負担をどうにかする為に、体中のあらゆる機能に訴えかけます。例えば、お腹の痛みや眠りづらくなるなど、症状は様々です。
そんな心からの限界サインを受け取ったなら、すぐに休息し、心と体をストレスから離すのが先決です。
しかし、現実にはすぐに休むことができない場合もありますよね。
そうやって休む時期をどんどん先送りにしてしまうと、一日休んだ程度では回復できないほどのダメージを負ってしまいかねません。
心から「もう限界です」とサインを送られたからには、それを無視してしまわないでください。あなたの心と体を守れるのは、あなたしかないのです。
限界サインは『味覚』に現れる
様々な症状がある中、人によって差がありますね。そんな症状の中でも特に注意してほしいのが、『味覚』に関する限界サインです。
味覚異常というわけではありません。味を感じることはできていても、「美味しい」と感じられない状態になっていませんか?
食事が美味しく感じない状態は、心が限界だというサインのひとつです。私が特にこのサインに注意してほしい理由は、気が付きやすさにあります。
睡眠状態や肉体的な疲労は、我慢を続けやすいのです。忙しいから眠る時間が短いのは当然、大変だから体が疲れているのは当然と思い込み、それを心が限界を迎えているサインだと気が付きません。
そんな我慢に慣れてしまうと、さらに正確な判断はできなくなってしまいます。そして、「まだ大丈夫」と言い続けて本当の限界を迎えるまで突き進んでしまうのです。
けれど、食事が美味しく感じられない症状は、ストレス源から離れている状態にある為、サインに気が付きやすいのです。
心がどれだけ「限界だから休んで」とサインを出し続けても、本人がそれに気付き、受け取らなければ休むことはできません。
気付きやすいサインだからこそ、食事時間を楽しめているかどうかを意識してみてください。
もし、食事をしていても楽しくない、ご飯が美味しく感じられないと思ったら、それは心が大きすぎるストレスに耐えきれなくなっている証拠です。
すぐに休む段取りをつけ、心と体をしっかりと休めてください。
ストレスと回復のバランス
心にとって、大きすぎるストレスは負担でしかありません。
けれど、ストレスそのものが悪いわけではないのです。適度なストレスは、人を成長させるハードルとして必要でもあります。
面倒だと感じることや出来ないことなどがあるから、人はそれを楽に出来るようになろうと試行錯誤します。その試行錯誤こそが、成長です。
大切なのは、ストレスのバランスです。
心が限界を超えるほどの無理はしないように、疲れる前に休み、心と体を回復させる期間をつくれば、ストレスはあなたの成長の助けとなってくれるでしょう。
心が限界のサインを無視しないで。
あなたを労われるのは、世界中であなたしかいないことを、忘れないでください。
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