休めていますか?
普段から頑張りなれていると、自分が無理をしているのかどうかさえもわからなくなってしまいます。
定期的に、適度に。体と心を休めなければ、動きたい時に動けません。
こんな症状が出たら、休みどきです。
目次
疲れても頑張っていませんか?
頑張っている時の休みどきって、意外と自分ではわからないものですよね。「これが終わったら」や「キリがいいところまでやったら」と、つい休むことを先延ばしにして、結局休まず頑張り続けてしまっていませんか?
「頑張ることは良い事だから」という固定観念を持っていれば、頑張ることを簡単にはやめられません。自分の行動くらい、自分の意思で制御できていると思い込んでいるだけで、実際には固定観念や世間体などに振り回されて、自分の自由には決められていないことの方が多いのです。
明らかに疲れが出ているのに、それを無視して頑張り続けている人は、頑張ることを美化しすぎているか、頑張らなければならないと思い込んでいるかです。
どちらにしても、自分を追い詰める思考であることに変わりはありません。
あまり無理をしすぎると、体と心に悪い影響ばかりを与えてしまいます。
そうなる前に、休むことを考えてみませんか?
休むことは決して悪いことではありません。適度で定期的な休息は、体と心に余裕を与えます。その余裕が、瞬時の判断力や行動力となって発揮されます。
そう考えると、休むことは悪くありませんよね。
それでも休むタイミングがわからないという人は、次のような症状が現れたら「休みどきだ」と覚えておいてください。
下記の三つは、わかりやすい極端な症状です。こんな症状や自分が疲れているとわかった時には、ひと休みしましょう。
1.一日中穏やかな気持ちになれない
作業が一段落したのに、どうにも気持ちが落ち着かないこと、ありますか?
綺麗に晴れた空を見ても、一杯のコーヒーを飲んでも、穏やかな気持ちになれない時、あなたは相当疲れを溜めています。
そういう時は、姿勢にも現れているものです。下ばかりを向いていたり、視野が狭くなっていたり。周りに気を配る余裕もないほどに疲れると、気持ちは焦りと緊張で埋め尽くされます。
一日中、穏やかな気持ちになれていないと気がついたら、休みどきです。
考えること、行動することを止めて、体と心をゆっくりと落ち着かせましょう。
2.一つのことばかり考えている
疲れは思考にも大きな影響を与えます。普段なら悩みもしないような小さな出来事に、いつまでも執着していませんか?それは疲れのサインです。
過去に犯したミスを考え、自分を責めたり、うまくいかなかった出来事を思い出して「もっとこうすれば良かったのかのしれない」と起きていない失敗に後悔したり。
自分や周りを責めるような物事ばかりを考えていたら、休みどきです。
一つの悩みや問題に囚われるように、ぐるぐると同じことを考えていたら、心の余裕がなくなっています。
心に余裕がなければ、悩みや問題を捉える視点は狭まり、解決の道筋を見つけることは困難になってしまうでしょう。
何か一つに囚われている時、人は心も体も疲れています。
3.極端に考えている
物事は様々な視点から見ることができますね。自分の視点、人の視点、また別の視点など。それを極端に考えてしまう時、疲れが溜まっています。
物事を極端に考えてしまう性格の人もいますが、そういう人でも、いつもより過剰に極端に考えてしまいます。
その状態では、物事のネガティブな面を特に捉えやすく、怒りや悲しみなどの負の感情を強く抱いてしまい、自分からストレスを与えています。
たった一つのミスで、「もうこれで全部ダメだ」と思い込んでしまうなどが、よくある例です。
こういう時の極端さは、ポジティブな方へは向きません。とことんネガティブになり、自己否定へと突き進もうとしてしまいます。
休みどきは、物事を極端に考え、イライラしたり悲しんだり感情の振り幅が大きくなっていたら、休む時間をとってください。
疲れ、ストレスには早めの休息を
疲れやストレスには、早めの休息でその都度回復していくのが一番です。溜め込むだけ溜め込んでからでは、回復には時間がかかり、なかなか回復しない状況に焦りを感じてしまいます。
疲れにもストレスにも強い人になりたいと言う人もいますが、疲れやストレスに負けない人というのは、疲れても動けたり、ストレスを受けても跳ね返せるのではなく、それらをうまく受け流したり、ダメージをすぐに回復させることができる人のことです。
休める時に休むだけでは足りません。
自分の体と心の状態に意識を向け、おかしな症状があれば、すぐに休む行動をとりましょう。それが回復への近道になります。
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