心の疲労を軽減する3つの習慣で受けるストレスを減らそう

心が疲れると、言葉にも行動にも余裕がなくなってしまいます。その余裕のなさが、八つ当たりになってしまう場合も。

日常的な心のケアの一つとして、疲労そのものを軽減させませんか?
心の疲労を軽減する3つの習慣をご紹介します。

目次

 

心が感じるストレスとは?

雑踏のモンタージュ

心は日常の様々な出来事にストレスを感じ、発散できない分は常に溜め込んでいます。そんなストレスが積み重なった状態では、冷静な判断も大きな決断も納得する結果を得られませんよね。特に対人関係においては、修復不可能な亀裂を生んでしまう可能性もゼロではありません。

例えば、不安なことや悩んでいることは、考えたくなくても、ふとした時に頭をかすめ、何だかんだと考え込んでしまいます。頭ではどうにもならないと理解していても、心がそれを受け入れるのは簡単ではなく、考えようとしてしまうのです。
そうやって心は少しずつストレスを感じ、意識無意識に関わらず発散することでバランスをとっています。

この日常的なストレスから完全に解放されるのは困難ですが、軽減させることならば可能です。
ストレスが溜まってからのケアもありますが、日常における心の疲労を軽減する習慣も身につけてみませんか?受ける疲労が軽ければ、ストレス発散も楽になります。ぜひ試してみてください。

 

1.目標をあえて70%以下に抑える

完璧主義ほど、心を削ってしまう思考はありませんが、人は完璧を目指すてしまう生き物ですよね。
理想が高いほど、完璧に一歩でも近付こうと頑張りすぎてしまい、気がつけば完璧を目指しているなんてことは、よくあります。
高い目標を掲げるメリットもありますが、過剰ストレスになっては悪影響の方が強すぎます。

目標は最初からあえて70%の仕上がりを目指しましょう。場合によっては60%でも、ちょうど良いくらいです。

高すぎる目標は心にとっては大きな負担になりやすく、表面上は「頑張れる!出来る!」と自分を鼓舞しているようでも、無意識の心の中では強い不安が湧き上がっています。その不安はどんどん広がっていき、自分でも気が付かない内に感情的な行動に走らせてしまいます。些細なミスで自己否定したり、人に八つ当たりしたり。

最初から目標が高くなければ、そんな過剰なストレスを感じません。
結果が目標よりも上だったら、自信にも繋がり、良いこと尽くしです。

 

2.自分と人を比較しない

自分の容姿、スキル、性格などあらゆる全ての項目を人と比較するのは、非常に良くない行為です。その比較には、何のメリットもなく、ただ自分を下げてしまうか、人を下げてしまうかの結果を得るだけ。

比較した結果が人より優れていた場合は、その優れた部分が人に追い抜かされたくなくて、あえて人を下げる発言や行動をとってしまいます。
結果が人より劣っていた場合は、自分の不出来さを嘆き、自分の全てがダメなんだと思い込んでしまいます。
どちらにしても、悪い影響でしかありませんよね。

比較しないことはもちろんですが、ふと誰かと比較して落ち込んでしまった時は、「自分はあの人の〜なところに憧れているんだ」と言い換えてみてください。そうすると、理想に到達できないダメな自分ではなく、目標を見つけた自分になります。

言葉遊びのようですが、言葉を認識する脳はこのような言い換えをするだけで、受け取り方を簡単に変えるほど単純です。その単純さを利用しましょう。

 

3.物事の良い面を探す

「運が悪いな」や「最近悪いことばかり起こる」と思って過ごしていませんか?
その思いは現実のものとなってしまう恐ろしい言霊の力があります。

これは霊的な力ではなく、脳がそのように働きかけてしまうのです。
物事の悪い面や人の欠点など、マイナス方向へ意識が向いてしまうと、より悪いものを目に映しやすくなります。これは脳が意識したものを率先して見つけようとする作用があるために起こっています。
嫌なことがあると、つい悪いことばかりが起きると勘違いしてしまいますが、実際には悪いことばかりを意識して見ているだけなのです。

そこで、意識して物事の良い面を探してみてください。
人の小さな親切、天気が良い、風が心地良いなど、ちょっとした良いことを探すようになると、脳はそれと似たような場面を探し始めます。そうすると、意識していなくてもふと目に映るのは、何かの素敵な場面です。

悪いものを見ると心はストレスを感じます。だから、意識して素敵なものを目に映しましょう。

 

辛いことは溜め込まない習慣を

ピンクの薔薇の花の写真

どんなに工夫を凝らしても、ストレスの無い生活はありませんし、逆に何のストレスもなさすぎて無気力になってしまいます。
ある程度のストレスは、人が生きていく上でも必要なので、不要なストレスを軽減できるように3つの習慣を心がけてみてください。

  1. 目標は60〜70%に抑える
  2. 自分と人を比較しない
  3. 物事の良い面を探す

小さなことですが、習慣となるほど身につけば、その効果をひしひしと感じられます。
まずは今から、試してみませんか?
生きやすくする為に。
楽に生きる為に。
笑って生きる為に。

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