対人関係の問題を減らす3つのコツ。無理をしない人との付き合い方

対人関係の問題に悩んでいませんか?
その問題、生まれる前から減らすこともできますよ。

目次

 

対人関係の問題はどうして生まれるの?

海を泳ぐ魚の写真

対人関係の問題は、どうして生まれてくるのだと思いますか?自責思考、他責思考、それぞれの立場で色々な問題点が浮かんでくるでしょう。
アドラー心理学の観点から紐解けば、対人関係の問題は全て『自分の捉え方』にあるとされています。

全ての問題が?と驚かれますか?よくよく考えて、突き詰めてみれば、確かに自分の物事の捉え方によって対人関係上の問題はいくつも生まれてくるし、逆に捉え方を変えることで全く問題でもなくなってしまうのがわかります。

対人関係の問題解決に関する記事は、こちらで詳しくご紹介しています。ぜひご覧ください。
対人関係を良くする4つの『◯◯力』!あなたが変わると対人関係が楽になる
対人関係を悪くする?良くする?思考の単純な違い

今回は、対人関係の問題を減らす三つのコツをご紹介します。
捉え方は、見え方。ほんの少し意識をズラすことで、あなたの中の認識が変化し、対人関係を大きく変化させます。ぜひ試してみてください。

 

1.無理に友達作りをしない

どこかのコミュニティに所属した際、「友達を作らなきゃ」と無意識に活動的に話しかけていませんか?
その無意識の思考は、自分に無理をさせ続けてしまいますよ。

自分が所属したいと希望したコミュニティでも、自分の意思とは関係なく所属したコミュニティでも、そこで「友達を作らなきゃ」と無理をする必要は全くありません。
逆に無理をして友達を作る方が、自分を抑圧したり、相手を支配しようとしたりして、良好な関係を築くことが難しくなる傾向があります。

友達とは、付き合っていて楽しいと感じたり、好きだと感じたりすることのできる相手と築く関係性です。同じ地域に住んでいるからとか子供が同じ学校に行っているからなどの理由で友達になろうとすると、性質が全く合わないのに『友達』でいようとする矛盾に、自分がまたはお互いが苦しくなっていきます。

友達は、無理に作るものではなく、自然と引き寄せられて仲を深めていくものではありませんか?
子供の頃、「話してみたいな」と思う自分の直感に従って声をかけて、そこから関係がスタートしていくものでしたよね。その頃と同じように、「話してみたいな」と思った人とだけ関係を築いてみてください。

 

2.嫌なことは断った方がお互いの為

「ちょっとくらい嫌なことでも、引き受けないと嫌な人だと思われる」と、嫌なことを無理して引き受けていませんか?
これも、自分自身を追い詰め、対人関係で上下や優劣をつけてしまう危険な考えです。

自己犠牲は日本人が得意とする選択肢ですが、一度これを選ぶと、周囲は「この人には多少の無理を言っても聞いてくれる」と認識され、どんどんそのハードルは上がり続け、いつしか自分自身を壊してしまうでしょう。その時、周りの人たちは「無理なら言えばいいのに」と無責任な発言をしてくるものです。

嫌なことだと思ったなら、その場ですぐに断った方がいいでしょう。その場ですぐに嫌だと感じ取れない場合には、そうだと思った瞬間に相手に断りましょう。その方が、結果的にお互いの為になります。

「一度受け入れてしまったから」と、その時に我慢を選択するのも仕方がない時もあるでしょう。しかし、その無理は次回にも必ずやってきます。周りの人はあなたをそう認識しているからです。
そして、人は一度受け入れてしまったお願いに対して、次からはお願いへのハードルを下げてしまうのです。つまり、もっと引き受けたくないお願いでも聞いてしまうということ。

嫌なものは嫌だと、言えるようになりましょう。それが自分自身を守り、相手を暴君にしない方法でもあります。

 

3.どうにもならない時は逃げていい

人から逃げるなんていけないと考えていたら、その考えは思い直した方が良いですよ。なぜなら、どうしても合わない人は存在するものだからです。

誰とでも仲良くとまではいかなくても、誰とでも当たり障りなく付き合おうと考えていても、もしその人が自分の心を傷つけようとする人だったら、それでもあなたは逃げないで付き合うのでしょうか?
それは、ナイフを振りかざしてくる相手を前にして、回避行動を取らないと言っているのも同じです。

どうしようもなく相性が悪い人、何を言ってもこちらを対等に扱う気がない人はいます。そういう人達とも良好な関係を築こうと努力するのは良いことですが、ある程度頑張ってもどうしようもないとわかったら、その人達から逃げる道も、あなたには選べることを忘れないでください。

対人関係から逃げる。というと、反射的に「それはいけないことだ」と思ってしまいますが、よく考えてみれば、関係を持ち続けている方がお互いに嫌な気持ちになり続けるのです。
ならば、関係を絶った方がお互いの為になりますね。

 

人との関係は自分だけでは成り立たない

リスの写真

対人関係ですから、自分一人では成り立ちません。あなたの前に誰かがいて、その間に関係が育まれていくのです。
そして、関係を育むのはお互いの両端から。

あなただけが努力しても良好な関係にはならないし、相手だけが努力しても良好な関係にはなりません。
対人関係の基本は『対等』です。お互いが、お互いの為に考え行動して、信頼を積み重ねて本当に良い対人関係が築いていけるのです。

しかし、相手に無理強いはできません。「やりたくない」という人とは、早々に関係を絶ってしまうのもお互いの為になりますよ。

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