どんな思考を持って物事を判断しているか。
その重要性を知っていますか?
あなたの思考で、対人関係は良くも悪くもなります。対人関係の良し悪しを決めているのは、あなたの思考なのです。
目次
人付き合いは苦手?
あなたは、人付き合いが苦手ですか?
その苦手の原因は、なんだと思いますか?
人付き合いが苦手と感じている人の多くは、『相手に合わせよう』としすぎています。
飲み物ひとつ選ぶにも、相手の意見を尊重しなければと無意識に考え、それを実行しています。自分では気が付かない内に、自然と相手優先の他人軸な思考で生きているのです。
他人軸な思考が生き辛さを生むお話は、別の記事でもご紹介した通りです。
他人軸な思考の生き辛さの詳しい内容は、こちらの記事をご覧ください。
【生き辛さを作り出す他人軸の思考。実は『自分が何よりも大切』な思考】
ひと言で『他人軸』と言っても、具体的にどんな思考がそれに該当するのか、意外とわからない人もいるのではないでしょうか?
まさか自分の何気ない行動が『他人軸』だったとしたら、今からその思考を変えてみませんか?
生き辛さや人との接し方が変わるかもしれません。
1.対人関係を悪くする思考
まずは、あなたの持っている思考が他人軸になっていないか、確認してみましょう。
次の思考は、他人軸や固定観念によって対人関係を悪くさせてしまう思考です。当てはまる数が多いほど、人とうまく関係を築けなかったり、信頼関係を結びづらかったりなどの悩みを抱えやすいと言えます。
いくつ当てはまりますか?
- 人から好かれたい
- 人に嫌われたくない
- 相手優先で判断する
- 気を遣いすぎる
- 相手の反応をネガティブに受け止める
- 素直になれない
- 自信がない
- 全員と平等に接しなければならないと考えている
- 相手の反応を数値化する
- 期待に応えたいと強く思う
- 自虐をよく口にする
- どちらが上かをはっきりさせたい
- 自分の方が優れた存在でいたい
- 思ったことは言わないと気が済まない
- 自分のことを1番に考えて行動してほしいと思っている
- 「〜すべき」や「〜でないといけない」常識・ルールがあると思っている
- 人の間違いを指摘できない
- 言いにくいことを遠回りに伝えようとする
よくある思考の中で、上記のようなものは対人関係を悪くさせてしまう他にも、自分自身を否定し、自信を喪失させてしまいやすい思考です。
思考は自らの思い、発する言葉、行動によって身についていきます。
今のままの行動と思考を維持していけば、将来はあなたの周りに誰もいなくなってしまうかもしれません。
2.対人関係を良くする思考
悪いものがあれば、必ず良いものもあります。対人関係を悪くする思考があれば、もちろん良くする思考も存在していますよ。
次の思考を意識して、自らの思いや行動を変えるキッカケとしてみませんか?
- 自分の軸(信念、生き方)を持っている
- 相手の立場になって物事を考える
- 人から嫌われても仕方ない
- 自分の言動に自信がある
- 相手と自分は対等と考える
- 物事を優劣で判断しない
- 勝ち負けではなく、両者が勝つ方法を考える
- お互い様の精神がある
対人関係を良くしようと考える根底には、「自分も相手も心地良いと思える関係にするには、何をすればいいのか?」と能動的に考えを巡らし、それを実行に移せることが大切です。
相手の立場に立って物事を考えられるか、物事を判断する時に自分の価値観を信じられているかなど、自分という軸があってこそ、鏡写しになった相手に対等に向かい合えます。
『自分』を出せれば対人関係は上手くいく
「相手のことを考えればこそ、自分が引かなくては」と考えていたら、いつまでも相手優先の他人軸から抜け出せません。
本当に相手を思うなら、自分という軸を打ち立てて、相手の立場に立って物事を考える視点を養いましょう。
その視点を得るにも、自分軸を打ち立てるにも大切なのは、自分という存在を深く観察し、ありのままの状態を認めて受け入れることが、最初の一歩となります。
ダメな部分があって人。
だから、ダメな部分を克服すると考えるだけでは息苦しくなってしまいます。
良しも悪しもどちらもあって『自分』なのだと認めれば、向かい合った相手にも余裕を持って接することができるようになります。
自分らしくいましょう。
脚色しない自分らしさを出していけば、自然と人との距離感を調整し、お互いに心地良い関係を築くことができます。
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